こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
ダンスを踊る時はいいバランスで
安定して踊りたい人がほとんどだと思います。
ただこの安定という状態が意外と曲者で
自分の努力と裏腹にうまくいかないことがあります。
今日は安定して踊ることについて
僕なりにお話しします。
安定のイメージは？
安定していると聞いてイメージするものはなんですか？
・正方形
・水平
・たいら
・ピラミッド
などさまざまなものがあると思います。
ここでは四角い箱を想像してください。
段ボールの箱でOKです。
これが安定している時は
一番広い面が地面についている時です。
２番目は中くらいの大きさの面が、
３番目は一番小さい面が地面についてる時です。
これが一番不安定でしょうか？
それよりも辺、つまり面と面の境目の線で立っている時が
さらに不安定です。
一番不安定なのは？
そうです。
角の点で立っている時になります。
このように同じ箱でも地面についている部分により
安定の度合いが違うことがわかると思います。
これは箱だけでなく人間でも同じです。
床に触れている面積が大きい方が安定し
面積が小さくなるほど不安定になります。
安定の種類は？
いま話してきた安定は全ての場合において
成り立つわけではありません。
いまは「物体が静止している状態で」安定している順番でした。
物体はいつも静止しているわけではありません。
特にダンスをする時は、私たちの体は移動していることが多いと思います。
つまり移動する物体において
安定してるかどうかはまた別問題ということです。
先ほどの箱を考えてみましょう。
一番安定していた状態で回してみると
箱の底がずりずりと地面と擦れるので
回しにくいと思います。
一番回しやすいのは角の点で立てている時でしょう。
つまり運動している時に一番安定している形は
静止している時に一番不安定な形だということです。
これはダンスにおいても同じことが言えます。
ダンスの姿勢でもいくつか種類がありますが、
静止している時に安定してる形と
運動している時に安定してる形は別だということを
覚えておきましょう。
安定してる状態は？
安定している状態には大きく２つあります。
ひとつは静止している時、もうひとつは運動しているときです。
静止中の安定を「A」、運動中の安定を「B」としましょう。
Aは一般的に言われているような安定感だとおもいます。
重心は低く、底面はひろい。
高さは低くなっていることがいいと思います。
運動中の安定はどうでしょう。
同じではなかなか動きにくいと思います。
むしろ重心が高く底面は小さい。
高さも高い方が運動自体は安定すると思います。
まさにピラミッドとコマの関係に似ていると思います。
ピラミッドはどっしりとしていて
ちょっとやそっとでは動きません。
反対にコマはそのままでは立ちませんが
まわすことでとても安定して立つことができます。
ダンスにおいてもこの２種類の状態を使い分けることで
いつもバランスが安定して踊ることができると思います。
StabilityとFlexibility
Satbilityとは安定です。
揺るがない感じで、ダンスではピクチャーポーズを中心に使われます。
脚を開き重心を下げて踊ることで
安定した状態で踊ることができます。
それに対してFlexibilityは柔軟性です。
ダンスにおいてはふらふらしている状態です。
ふらふらしていいの？
そう思う方もいると思います。
しかし自転車のタイヤを思い出してください。
もし四角かったら安定しますが、転がってはいきません。
丸いからこそ転がっていく時に安定するのです。
ダンスにおいてはボールに体重をかけることで
地面との接地面積を減らし
わざとある意味不安定にします。
でもだからこそ運動する時に安定するのです。
バランスが悪いと思っている方は
静止している時と運動している時をわけて
考えてみるといいかもしれません。
〜まとめ〜『StabilityとFlexibility』
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