《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《テクニック》教科書にある前進後退に関して 【最後に驚愕の事実が。やはり教科書は偉大なり】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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スタンダードでもラテンでも

ダンスには教科書があります。

 

その中には足をどこに出すかが

全部書かれています。

(ベーシックフィガーだけですが)

 

今日はこの教科書に載っている

足の出し方に関して

僕の思うところをお話しします。

 

足の出し方は8種類が基本

 

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教科書に載っている足の出し方は

 

・前進

 

・後退

 

・斜め前

 

・斜め後ろ

 

・横少し前

 

・横少し後ろ

 

・前少し横

 

・後ろ少し横

 

です。

 

これにCBMPやPP、OP、サイドリード…など

さらに細かい指定がくっつくことがあります。

 

少し前とか少し横の「少し」という言葉は

ほんのちょっとと言う意味ではありません。

 

横少し前は斜め前と横の中間という意味です。

 

後ろ少し横は後退と斜め後ろの中間です。

 

ここが少しわかりにくいので

気をつけてください。

 

ここですこし疑問…?

 

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ここまで読んできて初めて聞いた方は

「そうなんだ〜。」と思っただけだと思います。

 

「あれっ?」と思った方は相当キレものだと思います。

 

「それは知っているよ。」と思っている方でも

気づいた方は少ないと思います。

 

そのポイントは「前進」と「後退」です。

 

教科書においてはこの記載がある部分を

「足の位置」といいます。

 

「横へ」なら横に足を置きます。

 

「斜め前へ」なら斜め前に足を出します。

 

でもなぜか前に出す時は「前進」、

後ろに出す時は「後退」と書かれています。

 

ここは大事なところです。

 

本来なら「前へ」、「後ろへ」と書かれると思います。

 

英語の教科書(オリジナル)を見ると

 

Left Foot Forward(LF Fwd)のように書かれています。

 

翻訳すれば「左足 前へ」となると思います。

 

しかし翻訳する段階でなぜか「前進」と

書かれてしまったのでしょう。

 

しかし前進と書いてあると

足を出すより前に進むことの方が意識として強くなり

結果として前に突っ込んでしまう原因になっていると思います。

 

これは後退に関しても同じです。

 

当時翻訳した人にはその苦労に敬意を表します。

 

読む方としてはそこを理解しながら

読み解いていく必要があると思います。

 

 


 

左足前進と左足前へは違う

 

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左足前進と言われると

1歩目の動作は左足に完全に乗るところまで

行うように感じます。

 

 

実際にそうする人も多いように感じます。

 

しかし完全に体重が乗るということは

右足(送り出した足)は左足の横に

引き寄せられているはずなのです。

 

しかし左足を出した時と乗るのが同時になると

右足位はまだ後ろにあると思います。

 

そのため体重を乗せるためには

体を前傾する必要があり

そのことが前に突っ込んだと言われる状態を生むのだと思います。

 

「左足前へ」と言われれば

左足を自分の前に置くことを意味するように感じます。

 

こうすると脚を開いて前に置くのでまだ体重は前に乗り切っていません。

 

もし大きく脚を開いたら体重は両足の間にあるとおもいます。

 

そこから後ろの足(右足)を引き寄せることで重心がさらに進み

足が引き寄せられた時と体重が左足に乗るタイミングが

一緒になると思います。

 

ここにきて驚愕の事実発覚

 

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ここまで書いてきて

 

「そもそも『左足前進』っておかしくないか?」と

思いました。

 

足が前進って滑ってるじゃんwww

 

スケートじゃないんだから。

 

 

 

 

でも体重が乗る前は左足が前に進んでいる…?

 

あ〜っ!!

 

前進していました。

 

記事を書いていてここまで気づくのは

正直初めてでした。

 

わかりました。

 

左足前進は「左足が前進する」ということなのです。

 

通常前進するというと体が前に進むと

勝手に理解している自分がいます。

 

これがダンスを踊る上で

不都合を生んでいることが今わかりました。

 

左足前進は「左足だけを前に進める」というように

読み解くのが正しいのでしょう。

 

当然姿勢は保ったままなので

左足を前に進めると脚も開いていきます。

 

床からは脚を持ち上げないので

右脚(体重を支えている脚)も後ろに開くことで

体は両足の真ん中に置かれることになるのだと思います。

 

やっぱり教科書ってすごいな〜。

 

あと日本語訳した先生の凄さを

改めて実感しました。

 

やはり教科書は偉大です。

 

〜まとめ〜『前進と後退の言葉の意味を書こうと思ったら、自分が間違ってた。』

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