こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
ダンスは短くても1分くらいは踊ります。
デモンストレーションなど1曲踊る時は
3分くらいあるかもしれません。
これくらいの長さで体を動かす時は
息を止めてやり切ることは難しいと思います。
そのため一般的にダンスを踊る時は
呼吸も大事な要素となります。
今日は踊る時の呼吸について
僕なりにお話しします。
呼吸とは?
まず呼吸はふたつの動作の組み合わせで
行われます。
・吸う
・吐く
です。
当たり前だと思うかもしれませんが、
結構大事なことです。
人によって吸うのはできるけど吐くのは苦手な人。
あるいは吐くのはできるけど、うまく吸えない人。
またある人は吐くまで飲んでしまう人…は関係なです。
大体どちらかがうまくいかないため
呼吸が苦しくなって踊りにくくなる傾向があります。
呼吸の基本は鼻から吸って口から吐きます。
口から吸ってもいいですが、
一気に吸う時以外は呼吸が浅くなる原因になります。
鼻から頭の中を通ってお腹の底まで吸い込みます。
吐く時は口から細く長く吐くようにするのが
基本の呼吸となります。
力を出す時は息を吐く
ダンスを踊る時は強い力を出す時と
あまり力を入れない時があります。
大きな力を出す時は
息を吐きます。
たとえば空手などでは
瓦を割るときなどに掛け声をかけるのを
見たことがあると思います。
声を出すのは息を吐くのと同じ効果があるので
力を出しやすいのだと思います。
僕も昔剣道をやっていましたが
打つ時に大きな声を出しなさいと言われました。
当時は声を出したら打つのがバレるじゃんと思っていましたが
呼吸という面から考えると
じつはとても科学的な行為だったということです。
リラックスしたい時は息を吸う
逆に力を抜きたい時は
息を吸います。
実際に力を抜くのは
それ単体で行うことは少ないと思います。
しかし次に力を出す時の準備として
力を抜くことは多いと思います。
大きく動く前とか、素早い回転の前とかです。
そこでしっかりと息を吸い筋肉をリラックスさせると
次に大きな力を発揮して目的の動作をすることができます。
呼吸は意識的に行う
ダンスでは通常の呼吸のスピードとは違うタイミングで
吸ったり吐いたりすると思います。
これはダンスは音楽に合わせるので
必ずしも個人のタイミングだけでは決まらないからです。
そのため吸うのも吐くのも
意識をして行うことが重要です。
またふたりで踊るため
相手と呼吸が合っていることもポイントです。
呼吸が浅いと相手もその呼吸を感じにくくなります。
格闘技などは相手に呼吸を読まれると
よくないのでできるだけバレないようにおこないます。
これは吸っている時には体が動きにくいため
吸うタイミングで攻撃されないようにするためです。
ダンスの場合はむしろ相手に呼吸を感じてもらうことで
つぎに大きく動くタイミングをお知らせすることができます。
まさに息のあったダンス。
そのまんまです。
とくに息を吸う時は準備なので
相手と一緒に大きく息を吸うことで
次の動きもあってくると思います。
動作のスピードは呼吸のスピード
呼吸は吸うと吐くだけでなく
そのスピードや深さも大切です。
素早く呼吸すれば準備や動作波は速くなります。
深く吸い込めば、大きな動作を
浅く吸い込めば細かい動作を準備することができます。
また息を吸ってから一瞬止めることで
タンゴのような突然動くタイプの動作を
よりキレ良く表現することもできます。
自分の踊りたい動きを想像し
呼吸をそこに乗せていくと
体はいつもより少し自然に踊れるかもしれません。
いまいち思い通りに動けない場所は
呼吸をチェックしてみるのもいいと思います。
〜まとめ〜『呼吸が変われば、動きも変わる。鬼退治も可能。』
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