こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスはかかっている音楽に対して
自由に踊ることができます。
ステップの順番とか動く方向とか。
決して決まった通りにしか踊れないわけではありません。
バレエやミュージカルなどは
音楽と振り付けがセットになっていると
聞いたことがあります。
踊る人によって多少の変化はあると思いますが、
いきなり違う曲をかけたら
踊れなくなるということです。
そこが社交ダンスの面白い＆難しいところです。
これは社交ダンスだけでなく
そうなのではないかと思います。
このような決まった振り付けのないダンスでは
リードとフォローという考えがあります。
フォローという言葉には賛否があると思いますが、
リードに対する反応という意味で
今回はフォローという言葉を使います。
今日は僕が考えるリードのあれこれを
お話しします。
僕の中での「リード」とは？
今からお話しすることは
あくまでも僕の考えです。
他の方の考えを否定するものでもないですし
これが正しいとかおすすめとかいうものでもないです。
僕はリードというものを「お願い」と
考えています。
女性に対して
「ナチュラルターンしていただけませんか？」
「左足前進していただけませんか？」
「右を向いていただけませんか？」
こんな感じです。
お願いなので聞いていくれるかどうかは
女性次第です。
もちろん聞いていただけるように
リードや普段の行いに気をつけるのは
自分のことですが。
相手に動きを強いるようなリードは
あまりいいとは思いません。
よく「女性を動かす」とかいう人がいますが、
その時点で僕的にはアウトです。
条件を整えてお願いするというのが
ぼくの考えの基本にあります。
「リード」の種類は３種類
僕の中でリードは３種類あります。
（１）やって欲しいことを伝える
次に前に進んで欲しい、回転して欲しいなど
つぎにして欲しいことを伝えます。
伝え方はいろいろですが、
前進して欲しければ自分が後退するのが一番大事でしょう。
回転するときも
自分がまず回転することで
女性も回転してくれると思います。
（２）やって欲しいこと以外の道を塞ぐ
たとえば前進している女性の前で
自分が止まれば女性はとまります。
つまり前進できないようにすることで
止まることを促します。
またこのときに少し斜めに構えて
前進から斜め前に動くように
方向を変えることもできます。
このリードをする時に
僕は女性を川の流れのようにイメージします。
川の流れを堰止めれば水が溜まります。
斜めに堤防を作って川の流れを変えることもできます。
急激な変化は難しいですが、
流れを滑らかに変える時は
動ける道以外を塞ぐことで
女性自身が流れていってくれることを期待します。
こうすると女性はあまりリードされている感じがしないで
踊ってくれると思います。
（３）騙す
これはちょっと変わったイメージです。
使う場面はコントラチェックやドラグ
ランジなどです。
例えばコントラチェックなら
僕が「前進するから後退してね。」とリードし
女性が後退したらいきなり止まる感じです。
そうすると女性は急に止まれないので
そのまま後退して結果的にトップが広くなる感じです。
ランジなら横に動くよって言いながら
いきなり止まる。
ドラグなら右（女性の左）にいくよって言っといて
自分は左（女性の右）にいく感じです。
騙すためには最初は一緒に動く雰囲気を出しておいて
いきなり逆に動くことです。
まさに詐欺のようです。
お金を騙し取ったりするのはいけません（当たり前）ですが、
ダンスにおいて騙すことはリードのひとつだと思います。
「リード」は自分の気持ちを伝えること
リードにおいて一番大事なことは
自分の気持ちを伝えることです。
気持ちとは感情だけでなく
どんなフィガーをどんな方向にどんなスピードで
どんな感じに踊りたいかということです。
伝えなければ相手も分かりません。
これは男女関係なくよく言われる言葉ですが、
「言わなくてもわかると思っていた。」
という言葉は間違いです。
すくなくとも僕には分かりません。
どんな方法で伝えるかはいろいろですが、
相手に自分の言葉を伝えないのは
伝える人の責任だと思います。
「言わなくてもわかると思っていた。」
ということを言われると察するほうが
悪いみたいですが、絶対にそんなことはありません。
言わなくても相手がわかってくれることはあるかもしれませんが、
それは相手がたまたま優秀だっただけで
伝えなくてもいいということではありません。
思っているだけではなくはっきりと伝えて
あとは相手がそうしてくれるかどうかは待つしかありません。
そう僕は思っています。
〜まとめ〜『リードは自分の意思を伝えること。答えてくれるかは相手次第。』
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