こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスに限りませんが、
何事も練習が上達の唯一の道です。
練習は多くやれややるほど
身につき上達する可能性が高まります。
今日は僕が今まで練習してきた中で感じたことや
気をつけてきたことをお話しします。
良くも悪くも身に付く
練習はすればしただけ身につきます。
これは上達とは限りません。
正しく動けば正しい動作が身に付きますが、
間違った動作を練習すれば間違ったものが身につきます。
つまり練習したものが身につくということです。
なので練習は可能な限り正しく行う必要があります。
僕は小学生の頃に剣道を習っていました。
そこでは練習の最初に黙想してから
かならず素振りをやらされました。
小学生の僕としてはすぐに防具をつけて
試合をしたかったですが、かならず基本練習をしてから
応用の練習に入っていました。
でも今思えばこれはとても大切なことだったと思います。
それでなくても打ち方などが身に付いていない状態で
我流の打ち方が身に付いてしまったら上達できません。
なので毎回基本の素振りをすることで
すこしでも基本の動作が身につくように教えてくれていたのだと思います。
バレエなどでもどんな上手な人も
かならず基本のバーレッスンをしてから練習するそうです。
これも基本の動作を正しく行うことを繰り返していくことで
体に正しい動作を刻んでいくということなのだと思います。
最初はゆっくりでOK
社交ダンスも同じです。
音楽に泡あせて踊りたいところですが、
まずはゆっくりと考えながら正しく踊りましょう。
うまくいかないところはとくにゆっくり踊って大丈夫です。
焦って動くと焦る動作が身に付いてしまい、
気持ちが焦っていなくても動作が早くなってしまいます
そうなるとそれを治すのはとても難しく
時間がかかると思います。
まずゆっくりでいいので正しい動作や
動きのながれを身につけるのが一番早道だと思います。
それから徐々に音楽に合わせていけば
すぐに踊れるようになると思います。
踊り込みは下手になる
ここでいう踊り込みは競技会やデモに向けて
通し練習をすることと捉えてください。
まず結論から言うと踊り込みは下手になります。
これは必ずなります。
なぜかといえば多少問題があっても
無理矢理通して踊るからです。
正確でなくてもそのまま踊り続けるので
結果的にその無理な動きが多少なりとも身につきます。
ですが、じゃあ踊り込みが必要ないかと言われれば
それは間違っています。
ダンスは音楽に合わせて踊るのが最終目的です。
とくに競技会やデモンストレーションでは
ちょっと間違ったり不都合があっても
踊り通さなければなりません。
この「踊り通す」というのもひとつのテクニックなのです。
ダンスの技術としては下手になるかもしれないけど
踊り通すという技術を身につけるためには
気合いで踊り続ける練習もまた大切と言うことです。
たまに踊りまくればうまくなるといった根性論を
いまだに信じている人がいますが、
昭和ではないのでもうそんなことではうまくなりません。
かといって細かい練習ばかりでゴニョゴニョしていて
一向に動かないのも全く意味がありません。
大切なのはバランスです。
部分練習をする時は正確に、
通して踊る時は必ず踊り通すと
目的をはっきりとさせることが大事です。
競技会やデモの後はリセット練習する
普段は細かい練習や反復練習を多めにしていても
本番が近くなってきたら踊り通す練習が多くなります。
そして本番が終わったら
かならずリセット練習をしましょう。
これは本番は一番ダンスに無理がかかっている状態になるので
悪いものが身についています。
これは本番の踊りの出来とは違います。
踊りのできが良くてもやはり無理はあると思います。
なので基本の動作を中心に体重移動や
あしの使い方をリセットし正しいところに
戻すと言う作業が大切です。
こうすることでまた次の目標に向けて
スムーズに練習を再開することができると思います。
〜まとめ〜『本番は無理矢理でも踊るけど、常に正しい位置に戻す。』
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