《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《テクニック》滞空時間がある人は何が違うのか 【特別なテクニックではなく、教科書通りのダンス】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



ワルツやスローが上手な人を見ると

ライズしたときにふわっと浮いているように見えると思います。

 

PPから出る時とか、フェザーフィニッシュなどは

とくによく見えます。

 

そこで自分のダンスを見ると

ライズをしているんだけどこのふわっと感がない。

 

そう思う人もいると思います。

 

今日はこのふわっと感は何かということを

僕なりにお話しします。

anchor.fm

 

ふわっと感の正体はライズ



結論からいえばそれはライズです。

 

みなさんはいつライズをしますか?

 

ワルツを例にとって考えてみましょう。

 

多くの基本のステップやバリエーションで

いつライズをしていますか?

 

正直言うとこの聞き方はちょっと正解が出にくいように聞いているので

意地悪ではあります。

 

大体回答はこんな感じです。

 

カウント1 10%

カウント2 70%

カウント3 10%

その他   10%

 

といった感じです。

僕もレッスンを受けたときに聞かれたことがあり

意気揚々と「2!」と答えました。

 

ちなみにどれもある意味正解だと思います。

 

カウント2と答えるのは、まさに見たまんまです。

 

そのイメージを実現するためにどうするかが問題です。

 

カウント1といった人は多分教科書を

勉強したことがあるのではないでしょうか。

 

ワルツの一般的なライズは「1の終わりでライズを始める」

と書いてあります。

 

このイメージがあると1と答えるかもしれません。

 

またカウント3と答える人はやはり勉強している人か

なんとなく真に迫っている人かもしれません。

 

教科書には2、3ライズ継続と書いてあります。

 

なのである意味3でライズというのも

正しいと思います。

 

ただ多くの人がカウントに合わせてライズをしているのが

実はふわっと感が出ない原因だったりします。

 

「いつライズする?」の答え



通常一般的なワルツ(3歩のフィガー)のライズは

 

1の終わりでライズを始める

 

2、3でライズを継続

 

3の終わりでロア

 

となります。

 

この1、2、3はなんでしょう?

 

カウントでしょ〜www

 

僕はずっとそう思っていました。

 

これが違うのです。

 

この1、2、3はステップつまり歩数なのです。

 

ワルツの3歩のフィガーの場合は

 

1歩目をカウント1で、2歩目をカウント2で

そして3歩目をカウント3で踊るため

ごっちゃになるのだと思います。

 

その結果悪い意味で音楽にだけ合わせてライズやロアをするので

音楽の2が聞こえたら上がって、3が聞こえたら降りてしまいます。

 

そのためドスンと落ちてしまい、

ふわっと感が出にくいのだと思います。

 

正確には3歩目をつく時までライズをしてるということを

教科書は教えてくれています。

 

先ほどのライズの説明をもう少し噛み砕くと

 

1歩目に乗ったら少し上がろうね。

 

2歩目は少しずつ上がりますよ。

 

3歩目を床につける時までは上がり続けてね。

 

3歩目のつま先に体重が乗ってからヒールを床に下ろしましょう。

 

となります。

 

この3歩目のステップをして

足が床に着くまでは上がり続けるというのが

ふわっと感なのです。

 

じつはちゃんと教科書に書いてあったのよ。シクシク…

 

ふわっと感の作り方



さてふわっと感を理解できたところで

実際に踊るときにこんなに細かく考えられません。

 

では踊るときにどのように注意するのがいいでしょうか。

 

僕はロアする前にもう一度小さな山を作る感覚で踊っています。

 

とくにカウント3でもうひとつステップがあるフィガーです。

 

ワルツのナチュラルターンやリバースターンなど

両足を閉じて降りるフィガーは割と上手くできると思います。

 

ただスピンターンやウィーブ、あるいはスローのフィガーでは

ライズがあった後にもう一歩ステップしてからロアなので

ここにふわっと感を出すチャンスと難しさがあります。

 

このステップするときに今いる場所からもう一つ上がるイメージを持つと

ふわっと進むことができ、ロアもスムーズに踊れると思います。

 

足首やふくらはぎを使ってもう一回上がることで

滞空時間を作りましょう。

 

〜まとめ〜『ふわっと感は正しい踊り方からきている。』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング