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おしらせ
南郷スクール水曜サークルでは初めてのウィンナーワルツ講座を開催します。
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こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのDavid Clodeが撮影した写真
ダンスに限らずそうですが、
何か新しいことを覚えるためには
ある程度時間がかかります。
これは理解することと、記憶すること、そして記憶の読み出しに
時間差があるからです
今日はこの理解、記憶、記憶の読み出しについて
僕なりにお話しします。
大学受験の場合
UnsplashのAntoine Dautryが撮影した写真
僕は大学を受験して、進学しました。
受験で合格するためには、勉強ができることが大事だともうかもしれません。
これは半分正解ですが半分不正解です。
土台として高校の勉強は理解しておく必要があるでしょう。
大学によっては高校の範囲を超える知識が
必要な場合もあるかもしれません。
それが理解できても受験で合格できるかはまた別問題です。
理解したことを、しっかりと覚えておかなければなりません。
一部の試験を除いて、受験では教科書などの持ち込みは
禁止されています。
つまり理解していて、かつ記憶しおかないと当日の試験問題を
解くことはできないでしょう。
さらに試験には時間制限があります。
大学によっては時間に対して明らかに問題が多かったり
難易度が高い場合もあります。
この時に記憶を読み出す時間が長いと
溶ける問題も解けないで終わってしまいます。
問題を見てパッと解答の方法を思い出せるか
ここも重要なポイントになるでしょう。
受験の必勝法は?
UnsplashのNguyen Dang Hoang Nhuが撮影した写真
では受験において定番の必勝法はどう言うものでしょうか。
現在は違うかもしれませんが、
僕が受験した当時は過去問をひたすら繰り返し解くことでした。
過去5年分くらいの問題が載っている赤本を買ってきて
その問題を繰り返し解くことです。
時間を計って解くことで
正確さとスピードの両方を鍛えていきます。
繰り返すことで問題の傾向やどこから解くかなどが
身についていきます。
5年分しかないので回答を覚えてきてしまうかもしれませんが、
それは関係ありません。
それでも繰り返し解くことで
意識しなくても鉛筆が動くようになるまで
練習するのです。
多分今でも割と主流な勉強方法ではないかと思います。
ダンスの場合
ではダンスの場合は、どうなるでしょうか。
まずある程度踊るフィガーや体の使い方を
覚える必要があるでしょう。
さすがに知らない動きはできません。
しかしひとおり理解できたら
音楽で踊れるかはまた別物です。
音楽は待ってくれないので
考えながら踊っていては間に合わないこともあります。
かといって考えないで踊っていては
なにも動けないでしょう。
ここも記憶の読み出しが、音楽の速さに間に合うことが
大事だと言うことです。
よく考えないでできるようになれと言う人もいます。
感覚的には正しいですが、本当に考えないで踊ることは
できないと思います。
記憶の読み出しが十分速くなれば
考えている感覚がなくても音楽に合わせたり
急に変化する時にも余裕を持って対応できると言うことでしょう。
考えないで踊れるようになるには?
UnsplashのAndre Hunterが撮影した写真
では考えないで踊れるようになるためには
どうすればいいでしょうか。
これは受験と同じく
何度も繰り返して正しく踊ることが一番いいと思います。
最初は考えながら、正しく繰り返します。
そして同じことを何度も繰り返していくうちに
だんだん考える度合いが少ない感覚になっても
同じ質で踊れるようになるでしょう。
次に音楽に合わせて繰り返し、
向きを変えてフロアの反対から繰り返しと
条件を変えながら体に染み込ませていきます。
こうすると考えている感覚がなくても
体が勝手に動くような感じになるでしょう。
大事なことは「正しく繰り返す」ことです。
正しくないことを繰り返しても
間違ったダンスが身につくだけです。
また毎回踊りの質ややり方が変わっていると
それは繰り返していることにならず
違うことを1回ずつやっているに過ぎません。
同じ質で同じように何回もやることを
繰り返すと言うのだと思っています。
剣道の先生も言ってた
UnsplashのARTHUR YAOが撮影した写真
僕は小学校の時に
ちょっとだけ剣道を習っていました。
その時のおじいいちゃん先生が
こんなことをいつも言っていました。
「鍛は千回、錬は万回」
鍛錬、つまり鍛え練るためにはこれだけの回数が必要だと言うことでしょう。
ダンスも同じです。
踊りを鍛えるためには何千回も
そして練っていくためには何万回も同じことを繰り返すことで
すこしずつ体に入り自分のものになるのだと思います。
〜まとめ〜『正しく繰り返す』
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