こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
ダンスを理解する上で
擬音はとても有効です。
びゅ〜ん、とかしゃっとかです。
ただ便利な分危険な面もあります。
今日は擬音を使ったレッスンや
理解のメリット、デメリットを
僕なりにご紹介します。
擬音は海外でも使う
擬音は日本人だけでなく
海外の人も使います。
音は違いますが、いろんな場面で使うことが多いです。
英国留学中に一番効いたのは「woosh」です。
これにはぶ〜んとかシューシューとか言う意味があるそうです。
社交ダンス的にはスイングをかける時に
床を押してびゅ〜んと進んでいく感じを表現する時に
使われることが多いと思います。
発音としては「ウゥゥゥ〜ッシュッ!」みたいな感じです。
これを言われながら踊ると
あら不思議!
とてもいい感じでスイングがかかります。
英語でも擬音は音から来るので
わかりやすくていいと思います。
擬音は解釈の幅が広い
しかしながら擬音はイメージなので
人によって解釈が違ってきやすいです。
なので教える立場の人や
パートナーなどに伝える時は
少し注意が必要です。
よくカップルで練習している時に
擬音で自分のイメージを伝えようとして
うまくいかない人を見かけます。
これは当然そうなります。
びゅ〜んという言葉でも
人によってどう感じるかはかなり違います。
カウント2で右足前進して体重をボールにかけるとかとは
明らかに違います。
なのでコミュニケーションの中で
擬音を多用することは避けた方がスムーズにいくと思います。
擬音が多い人は理解が足りないかも?
どうしても説明する時に擬音が多くなってしまう人は
その動作やタイミングなどに対する理解が
足りない可能性があるかもしれません。
擬音で説明してくれてもわかりやすいコーチャーは
詳しく細かく理解していて説明できるのです。
ただ僕がそれを理解できるかは別なので
わかりやすく伝えるために祇園を使っているのだと思います。
だから僕がその擬音が示す動きができてない時も
適切に修正できるのです。
もし伝える側の人も擬音でしか理解していなければ
それを理解してもらうことはかなり難しい思います。
確実に理解した上で擬音を利用することで
よりしっかりとしたイメージをつくり
踊ることができると思います。
全ての動きは言葉で説明できる
社交ダンスは体を使って音楽に乗って動くことなので
全ての動作を言葉で確実に説明できます。
もちろん踊る時にその言葉を一つ一つ考えながら
踊っているわけではありません。
でも今何をしているかを説明できるくらい理解していることで
考えなくてもスムーズに踊っていくことができると思います。
なるべく擬音を少なくしていくことは
自分のダンスへの理解をきっと深めてくれると思います。
いつ体のどこをどのように使うか。
これを全ての瞬間において明らかになれば
ダンス自体もきっと変わってくると思います。
「めんどくせ〜」
て思う気持ちはわかります。
全ての擬音を否定するつもりはありません。
でもいま10個使っているならまず9個にしてみてはどうでしょうか?
9個から8個、7個と少しずつ減らしていくことで
理解が少しずつ深まって踊りも変わると思います。
その中であえて擬音を使うことで
わかりやすく、また伝わらない時も修正しやすくなると思います。
ぜひ挑戦してみてください。
ただひとつ注意があります。
ひとに伝えるときや教える時に
あまりにもしっかりと言葉で確実に伝えると
ちょっとめんどくさいと思われることがあるので
そこは注意してください。
僕は…そう言われたことがあります。
〜まとめ〜『擬音は便利だけど、曖昧になる危険性もあることを覚えておく。』
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