《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ポジション》PPが苦手でなくなるポイント3選 【得意でなくてもいいけど苦手でない方がいい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Linda Gerbecが撮影した写真

 

スタンダードを踊る時はポジションと言って

お互いの立ち位置の関係がいくつかあります。

 

これはラテンでもあるのですが、

スタンダードではボディがくっつくので

わりとよく出てくると思います。

 

最初に習うのは向かい合って立つ基本のポジション

クローズドポジションでしょう。

 

次に習うことが多いのは

プロムナードポジション、つまりPPです。

 

このPPというのはなかなか曲者で

上手く踊れない方もいるかもしれません。

 

今日はPPについて覚えておく最初のポイント3選を

僕なりにお話しします。

 

 

|POINT1|ふたりとも前進 


Unsplash
Priscilla Du Preez 🇨🇦が撮影した写真

 

まず最初にプロムナードポジションの目的について

考えてみましょう。

 

スタンダードは向かい合って踊るので

ひとりが前進のとき、相手は必ず後退になります。

 

ダンスでは後退もたくさんあるので

前進と共にできないといけません。

 

が…

 

どっちが得意ですがと言われれば

やはり前進の方が圧倒的に動きやすいと思います。

 

進行方向は見えるし、普段歩く方向の93.7%(2023年世界平均)は前進です。

 

数字は冗談です。

 

また体の構造も前進することが得意になるように

進化してきていることもあります。

 

そのためダンスにおいてもふたりで前進した方が

当然パワーも出しやすいはずです。

 

そんな希望から生まれてきたのがPPだと思います。

 

ホールドの形を崩さないとか、ボディが離れないとか

いろいろ注意ポイントがあるのも事実です。

 

ただふたりとも前進するということが

一番のポイントになると思います。

 

 

|POINT2|縦並びで動く 


Unsplash
Akshay Nanavatiが撮影した写真

 

つぎに立ち位置です。

 

スタンダードは向かい合って踊っているので

お互いが相手の前にいます。

 

そのまま男性役は左に、女性役は右に向いて

前進すると横に並んで歩いているようになりそうです。

 

が…

 

基本のクローズドポジションでは

真正面に立っているわけではありません。

 

お互いに相手が右に、自分が左にずれて立っています。

 

このまま先ほどのように横に向くと

男性役が前に、女性役が後ろに位置する状態になります。

 

完全に縦一列ではないですが、

縦に並んでいる感覚もあるということです。

 

正確にいうと男性役の右斜め後ろに女性役

女性役から見れば左斜め前に男性役という状態です。

 

この前後関係もあるということを意識すると

動きやすくなると思います。

 

横並びの意識だけで踊ると

男性役の右足と女性役の左足がでるときに

ぶつかってトラブルになりやすいと思います。

 

体のずれは頭から足まで全部ずれています。

 

つまり男性役の右足の後ろに女性役の左足が位置しているということです。

 

ここの前後関係を意識すると

足がぶつからないで大きく動くことができます。

 

|POINT3|男性が前に進む 


Unsplash
Andy Bealesが撮影した写真

 

最後は男性が前に進むです。

 

そりゃそうだという声が聞こえてきますが、

意外と大事です。

 

まずは男性役の目線です。

 

男性役は女性役を連れていこうと思い

右腕で相手を引っ張ってしまうことが多いように思います。

 

とくにPPから左回転のフィガーなどでは

このミスは起きやすく形や位置関係、バランスを崩す原因になっています。

 

女性役の目線からしても男性から離れないようにと思うあまり

男性の横や前に出てしまう傾向があります。

 

男性役と女性役が前後になって

ふたりとも前に進むのがPPです。

 

ということは男性役が前に進まないことには

女性役も前に進めないということです。

 

男性役は女性に前に進んできてもらうためには

自分が前に進むことが大事です。

 

これは左回転でも全く同じです。

 

PPで進んだあとから回転するので

まずは自分が進むようにしましょう。

 

女性役はついていこうとして男性役を引っ張ってしまうことがあります。

 

遅れたらまずいと思うのはとてもわかります。

 

でも先ほど言ったように男性役が進まないことには

自分も進むことができません。

 

そのため自分のためにまず男性役が進めるようにすることが大事です。

ホールドは少し前に出しておくようにして

男性だけが進んでいくような気持ちで動きます。

 

そうすると自分の前にスペースができるので

そこに自分が出ていく感じです。

 

実際にボディが離れてはもちろんダメですが、

練習の時はちょっと離れるくらいでやってみるといいでしょう。

 

それからすこしずつ離れいないように調整してくのが

いいと思います。

 

PPは勢いがつきやすい


Unsplash
Victor Rodriguezが撮影した写真

 

PPはふたりで前進するので

移動の勢いがつきます。

 

それ自体も魅力的ですが、

それからの移動距離は大きくなるし

回転するにもその勢いは利用できます。

 

ただPPはホールドが崩れやすく

位置関係や足の位置も乱れることが多いポジションです。

 

少し気をつけて踊ることでPPも

皆さんのダンスの見方になると思います。

 

〜まとめ〜『PPは中級への第一歩』

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