こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのMohamed Nohassiが撮影した写真
アマチュアだけでなくプロの方でも
レッスンを受けて上達を目指している人は多いと思います。
レッスンを受けてもなかなか理解できなかったり
話が噛み合わない時もあると思います。
もちろん自分にとってはあたらしい世界の話なので
最初理解できないのは当然です。
ただなかなか理解できない時は内容以外の部分が
原因になっていることもあります。
今日はレッスン内容ではなく
教えている構造について
僕なりにお話しします。
これは習う時だけでなく、教える時も役立つと思います。
レッスンには構造がある
UnsplashのPablo Heimplatzが撮影した写真
レッスンで習うと言っても
実はいくつかの構造があります。
現在教えてもらっていることが
どの構造に沿って教えられているのかを間違えると
内容は正しく理解してもうまく踊れない時があります。
レッスンの構造は次の3つです。
(1)いままでの状態にプラスして、新しいことをやる
(2)今までのものの一部を取り除き、新しいことをやる
(3)今までのものと並行して、新しいことをやる
(4)今までのものを完全に壊して、新しく構築する
順番に見ていきましょう。
その1|+NEW
まずは「(1)いままでの状態にプラスして、新しいことをやる」です。
これはレッスンの初期に一番多くあるパターンだと思います。
当たり前ですが、最初は何もありません。
そこにレッスンのたびに新しいステップや、種目が
プラスされていく感じです。
レッスンに行くたびに新しいことを継ぎ足していくので
今までの状態にさらに新しい知識が積み重なっていきます。
多くの人が習うという時に
多い浮かべるスタイルで、一番割合としても多いかもしれません。
その2|+CHANGE
次は今までの知識の一部を取り去り、新しいものに置き換えることです。
よくあるのは間違っている部分を修正する時です。
取り除かれる部分は忘れて新しい内容と
置き換える必要があります。
今までやっていた部分は癖として体に強く残ることが多いです。
そのため新しい部分をやろうとするだけでは
今までの癖に邪魔されていつまでもできないこともあります。
どこをやらないようにして、代わりに何をするべきなのかを
しっかりと整理して臨むと理解が速くなると思います。
この場合は取り除く知識と、新しい知識が相反することが多いため
前のものがなくならないと頭で分かっていてもできないことが多いです。
そのため(1)のようにプラスしてやろうとすると
いつまでも会計つできないで、より癖が強くなると思います。
その3|+MIX
最後は(1)と(2)の合わせ技のような場合です。
今までの知識の一部の精度をさらに上げるときや
何かのアクションを挟むような感じでプラスする時に使います。
これは前のものと新しいことをうまく自分の中で融合していく作業が
大切になります。
割と理解は難しいですが、
上級にちかづいてくるとこのようなパターンが多くなる気がします
カウントがより細かくなったり、
作業が増えることで考えることも増えますが、
より密度の濃いダンスになるために避けることはできません。
これと(2)を間違えるとレッスンが戻ってしまい
混乱することになるので注意が必要です。
その4|+RESTRACTURE
最後はこちらです。
これが一番難しく、一番大切なものです。
とくにある程度ベテランになってくると
今までやってきた経験が邪魔をして
新しいことを覚えられない時があります。
その際に今までの知識を一旦ぶっ壊して
新しい知識を入れていく作業が必要になるということです。
これはとても勇気とエネルギーが必要で
経験が豊かになればなるほど難しくなります。
これは壊す部分が大きくなるため
サンクコストが大きく感じるからだと思います
しかしダンスは時代とともに変化していくため
ベテランになるほどこの必要に迫られることが多くなります。
ダンスに限らず基本の知識が大切です。
ただ経験が豊かで長年やっている方は
このベース自体が古くなっていることも少なくありません。
そのためベースからもう一同構築し直す必要が
あることも珍しくないでしょう。
そうでなくてもベース自体の学習が不十分なまま
進んできたため基礎がその上部の技術に耐えられないため
基礎の再構築が不可避な場合もあるでしょう。
こうなると無駄に工数が多くなるため
挫折してしまい砂上の楼閣となってしまう危険性を秘めています。
どんなにしっかりとレッスンを受け練習していても
再構築|RESTRUCTUREが必要になってしまうことは
一度や2度ではないでしょう。
確かに大きなリスクはありますが、
勇気を持って再構築することが大切です。
そうでなければその時点で停滞するしかありません。
信頼できるコーチャーを作れるか
この各構造とくに(4)の再構築ををする上では
信頼できるコーチャーがいると
非常にやりやすいと思います。
僕はこのコーチャーについていこうと思える人に出会えたため
迷うことはありませんでした。
信頼できるコーチャーはダンスの技術だけでなく
熱意や人間関係の深さや長さなどいろんな要素が絡みます。
誰にとっても信頼できるというのは不可能で
これはコーチャーの責任ではなく習う人の責任で
自分のために信頼できるコーチャーを作る必要があります。
またもし自分が誰かに信用されるコーチャーとして役割を与えられたら
全力で付き合う義務があるでしょう。
そんな関係が構築できたら
ダンス以外の面でも大きく成長できるのではないかと思います。
〜まとめ〜『自分のダンスを〜ぶっこわ〜す!』
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