こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスを初心者さんや未経験者さんでもわかるように
ざっくりと解説するシリーズ。
今回はダンスの種類解説の２回目です。
社交ダンスというのは特定のダンスを指すのではなく
いくつかの種類があります。
その１０数種類をまとめて「社交ダンス」と呼ぶので
社交ダンスの中にも音楽の種類がいくつかあるということです。
ではタンゴについて
わかりやすくお話ししていきます。
タンゴの起源は？
社交ダンスのタンゴはアルゼンチンタンゴが起源になっています。
つまりラテンアメリカ発祥のダンスということです。
社交ダンスでは１０数種類あるダンスを
大きく２つのグループに分けています。
ひとつはボールルームあるいはスタンダード
また以前はモダンと言ったりしましたが
ふたりで腕を組んだまま踊るダンス。
なんとなく舞踏会のイメージと言ったらこちらです。
もうひとつはラテン、あるいはラテンアメリカンといい
手は繋ぐけど体は離れていることが多いダンス。
藤井創太さんたちが踊っているダンスは
主にこちらです。
タンゴはラテンアメリカ発祥のダンスですが、
踊り方が比較的腕を組んだまま踊るので
ボールルームのグループに入れられています。
これはラテンでもラテンアメリカ発祥でないダンスもあるので
社交ダンスあるあるだと思ってスルーしてください。
タンゴの音楽は？
先ほども言いましたが社交ダンスのタンゴは
アルゼンチンタンゴを起源としています。
社交ダンスでかかる時もあります。
一応歴史的にはアルゼンチンタンゴの音楽がヨーロッパに伝わり
そこでバンドネオンだけでなくいろんな楽器で演奏されることで
コンチネンタルタンゴというものができました。
よりリズムがはっきりとしてキレのある感じが
強調されてきたのもこの時です。
これに合わせて踊ったのが社交ダンスのタンゴです。
音楽は一応２拍子ということになっていますが、
僕たちが踊る上では４拍子と思ってもらって大丈夫です。
１２３４ １２３４とキレのあるリズムを刻んでいるので
比較的捉えやすい種目だと思います。
タンゴの踊り方は？
タンゴは前のと後ろに歩く動作と
横に素早くステップする動きが主な動作となります。
前後に動く時はウォークと言ってゆっくりとした動作で歩きます。
みなさんもアルゼンチンタンゴをテレビなどでちらっと見たことがあると思います。
僕もちらっと観る程度の知識で話していますが、
なんとなく静かに歩いているところがあるのを想像できると思います。
そんな感じです。
音楽の取り方は１２ あるいは３４と２つの拍で１歩歩きます。
かなりゆっくりです。
この歩き方はアニマルウォークと言ったりして
虎などの獣が獲物に近づく時のようなイメージです。
つぎに横にステップする時は
小さめで素早くシュッと動きます。
ここは獲物に飛び掛かる瞬間のようです。
この時は音楽の１や２など１拍で１歩ステップします。
ちょっと速くなる感じです。
このゆっくりな歩きと速いステップを組み合わせて
緩急がはっきりしているのがタンゴの特徴です。
タンゴの特徴は？
タンゴは水平に滑るように動くことが基本です。
ワルツの時にすこし背伸びをすることがあると言いましたが
タンゴは背伸びをせずに踊ります。
そういみではステップをしていけばおどれるので
ある意味踊りに取り掛かりやすいダンスだと思います。
聞いた話ですが、ある国では初心者が最初に覚えるダンスが
タンゴらしいです。
行ったことないので知らんけど。
でもそれはすごくいいなと思っています。
日本ではなんとなくワルツから教える風習があります。
僕も大学生の時にクラブではワルツから習いました。
もちろん競技会に出る人は大会で使う種目を練習しないといけないので
そうなることが多いと思います。
ただとりあえずダンスを習いたいという人は
べつに何から習ってもいいのでタンゴから習うのもいいと思います。
ワルツももちろん悪くないですが、タンゴやクイックステップから習うのも
いいと思います。
というか習いたい種目から習うのが一番いいと思いますよ。
〜まとめ〜『タンゴはゆっくり歩いてシャッっとするでOK！』
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