こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスを初心者さんや未経験者さんでもわかるように
ざっくりと解説するシリーズ。
今回はダンスの種類解説の８回目です。
社交ダンスというのは特定のダンスを指すのではなく
いくつかの種類があります。
その１０数種類をまとめて「社交ダンス」と呼ぶので
社交ダンスの中にも音楽の種類がいくつかあるということです。
前半５回は主にボールルームあるいはスタンダードと呼ばれる
グループのダンスについてお話ししました。
今回もラテン、ラテンアメリカンと呼ばれるダンスについて
お話ししていきます。
今日はルンバというダンスについて
わかりやすくお話ししていきます。
ルンバの起源は？
ルンバはキューバに移り住んだアフリカ系の人々によって
作られた音楽、ダンスです。
音楽も速さによっていくつかの種類に分かれていましたが
ある程度ゆっくりなものは男女の恋の駆け引きや
求愛などをモチーフとして演奏、また踊られてきた経緯があるそうです。
元々キューバではソンと呼ばれていたが
欧米に入っていった時にルンバと紹介されたので
それ以来ルンバと呼ばれるようになったようです。
こうしてヨーロッパに渡ったルンバの音楽が
社交ダンスに取り入れられていきました。
ルンバの音楽は？
ルンバの音楽は４拍子で
１２３４とリズムを刻みます。
哀愁漂うすこし大人の雰囲気の音楽で
雰囲気はチャチャチャとだいぶ違います。
演奏される時も音の数は少なめで
チャチャチャやサンバのようにリズムの隙間が少ないものよりも
空白が多くなります。
ルンバの踊り方は？
ルンバには大きく２つの種類があります。
ひとつは社交ダンスに取り入れられた時の最初のスタイルのスクエアルンバ。
もうひとつは元々踊られていたスタイルに近い形の
キューバンルンバです。
スクエアルンバはスタンダードのようにホールドをして踊ります。
ステップはシャッセを基本として踊ります。
右足に立った状態で１で左足を横に出します。
２で右足を閉じる、３でまた左足を横に出して
４で右足を左足に添えます。
最後の４では体重の乗換はしません。
次の１で右足を横に出し、２で左足を閉じる。
３で右足を横に出して、４で左足を右足の添えます。
この時も左足には乗り換えないようにしてください。
横移動してちょんと寄せる、これを繰り返します。
実際はふたりで向かい合って踊りますので
向かい合ったもう一人は左足に乗ってスタートすることになります。
説明で言うと後半の踊り方が最初になると言うことです。
スクエアルンバはほとんどが両手を繋いだ状態で踊ります。
これに対してキューバンルンバは音楽の取り方が違います。
１はステップしないでそのまま待ちます。
２で横に出て、３で足を閉じる。
４でまた横にステップして次の１で足を寄せる。
この取り方になります。
正確な理由はわかりませんが、
慣れてくるとこの方がちょっとためがあっていい感じに感じるかもしれません。
スクエアルンバと同じように両手を繋いで踊る場面もありますが、
片手だけを繋いだり、手を持ち替えたり
あるいは両手を離して回ったりと自由度が高いダンスです。
ちなみにスクエアルンバでもキューバんルンバと同じ音楽の取り方を
する時もあります。
ルンバの特徴は？
ルンバ、特にキューバンルンバは音楽の取り方に
とても特徴があります。
１は何もしないで、２、３、４でステップする。
この取り方が最初は少し難しいかもしれません。
でもこの最初の１で動かないところが
哀愁を漂わせるキーポイントになると思います。
演歌などでも歌い出しをすこし遅らせたりすることがあると思います。
あのタメに近い感覚だと思います。
先ほど「１は何もしないで」と書きましたが
実はそこでステップはないけどないをするかが
面白いダンスなのかもしれません。
〜まとめ〜『ルンバは引き算のダンス。』
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