《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《フィガー解説》ダブルリバーススピンできれいに回転するコツ 男女別解説 【ちょっと難しいけど決まればかっこいいフィガー】

_____________________________________________________

おしらせ

 

南郷スクール水曜サークルでは初めてのウィンナーワルツ講座を開催します。

 

_____________________________________________________

 

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

UnsplashViktor Talashukが撮影した写真

ワルツのベーシックフィガーに

ダブルリバーススピンというものがあります。

 

スローやクイックでも同じように使えますし

最近はタンゴでも使っている人は多い印象があります。

 

足型としては割とシンプルですが

踊ると結構難しく苦戦している人も多いでしょう。

 

今日はダブルリバーススピンで80点を取るためのコツ3選を

僕なりにお話しします。

 

女性編|後半にコツがある

UnsplashPossessed Photographyが撮影した写真



まずは女性編です。

 

女性のダブルリバーススピンは

次のような足の動きで構成されます。

 

カウント1 右足が後退する

カウント2 左足を引き寄せながら、右足を軸にヒールターンする

カウント& 右足を横に出しながらさらに回転

カウント3 左足を右足の前に爪先をちょっと外向きにしながらかける

 

教科書とは書き方が違い、正確でない言い方もありますが、

概ねこんな感じです。

 

カウントもいろんな取り方ができます

 

12&3が一般的かと思いますが、123&や1&23もできるでしょう。

 

また後半にピボットがついたりすると

またカウントが変わることがあります。

 

女性のコツは後半の足をかけるところです。

 

よくあるミスが男性の向こう側に進もうとして

前進の動きで踊ってしまうことです。

 

こうすると結果的に回転ができないため

その後が遅れてしまいます

 

ヒールターンが終わったら右足は前に振り出します。

 

しかしそこから回転に伴って

横そして気持ち的には後ろ、つまり後退の気分になるのです。

 

実際に教科書には3歩目の右足は「横少し後ろ」と書いてあります。

 

ちょっと心配なので教科書見て来よう…

 

 

うん…確かに「横少し後ろ Side and slightly back」だった

 

これは横に出すけど、後退の気分があるよ〜ってことです。

 

後退ということは男性から離れる方向に動くということでもあります。

 

つまりヒールターンが終わったら、男性の向こう側に行き

少し離れるような気持ちで踊るとうまくいくと思います。

 

男性編|ぐいっと上がる

UnsplashNASAが撮影した写真

続いて男性編です。

 

男性のステップは2歩しかありません。

 

カウント1 左足が前進する

カウント2〜3 右足が横に出てその上でライズして左足を引き寄せながら右足を軸にして回転して左足は右足と揃えるけど体重は右足のまま立っていて最後に右足の上にロア

 

です。

 

なんか2歩目のところがモリモリです。

 

これがダブルリバーススピンの男性が難しい原因でしょう。

 

右足が横に出るだけなのですが

やることがすごく多いのです。

 

女性のステップは4歩あるのですが

その2〜4歩目の動きを全て男性は右足の1歩で

リードしなければいけないからです。

 

特に難しいのは後半で女性が足をかけるところをリードする場面でしょう。

 

ここは男性の右足が軸になります。

 

この軸がブレるため左足に乗ってしまったり

倒れたりして失敗することが多くあるのでしょう。

 

片足で立つ時にバランスが悪くなるのは普通のことです。

 

理論的には重心が足の上にあれば立てるのですが、

そうはいかないのが現状です。

 

そこで軸を安定させるためには

上がる(ライズ)か下がる(ロア)をするのが

いい方法です。

 

上下どちらかに動いていると

なぜか軸は安定しやすくなります。

 

この場面では当然ライズになるでしょう。

 

男性の2歩目はすでにライズをしていますが、

そこからさらにライズをしていくように上がり続けます。

 

こうすると男性は左足が引き寄せやすく、女性も軸がはっきりするので

回転がしやすくなるでしょう。

 

男性としては2歩目を着した時点でライズはしています。

 

しかしこの時少し余力を残しておくことがポイントです。

 

僕は60〜70%くらいのライズにしておいて

そのあと女性が足をかけるところまででのこりをライズするようにしています。

 

滑らかにつながってはいますが、2回に分けてライスしている感じです。

 

こうすると右足の上で立っている時に

バランスが安定して立つことができると思います。

 

 

その後の展開も楽に

UnsplashJason Hoganが撮影した写真

ダブルリバーススピンからはコントラチェックや

ピボットを繋げるなどバリエーションは意外と多彩です。

 

しかしいままで難しいからと避けていた人も少なくないでしょう。

 

たしかに少し難易度は高いですが、

うまく回れた時の快感はダンスのフィガーの中でも

ベスト3にはいると思います。

 

とくに男性は。(n=1)

 

回転も優雅で綺麗なのでぜひ試してみてください。

 

〜まとめ〜『ダブルリバーススピンはかっこいい(決まれば)』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング