_____________________________________________________
おしらせ
南郷スクール水曜サークルでは初めてのウィンナーワルツ講座を開催しています。
途中からの参加も大歓迎ですので
お気軽にお越し下さい!

_____________________________________________________
こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのAziz Acharkiが撮影した写真

バリエーションのフィガーにロンデウィングと呼ばれるものがあります。
人によって呼び方はいろいろあると思いますが
男性が左足でロンデアクションをして
女性がその周りを回る動きです。
説明してもわかりにくいので
まずは見てみましょう。
こちらは2022年スーパージャパンの廣島・石渡組です。
PPから入りダブルリバースでクルクルっと回った後に
男性がロンデをしながら女性がふわっと回転する部分です。
これは主にワルツで使われることが多いですが、
他の種目でも踊ることはできます。
今日はこのロンデウィングを踊るときのコツ3選x2を
僕なりにお話しします。
男性役のコツ3選
UnsplashのElizeu Diasが撮影した写真

まずは男性役のコツです。
男性役はリードをすることに加えて
回転の軸になる部分に注目します。
(1)1歩目の右足の上に降り強く踏み込む
まずは最初のステップです。
男性は右足後退から入りますが、
このときに一気に下に降りて強く床に踏み込むように踊ります。
先ほどの動画で踊っていた廣島選手は
その前のダブルリバーススピン+ピボットの最終歩である左足でロアをしないで
次の右足の上でロアするようにしているように見えます。
通常はダブルリバーススピン+ピボットは1&2&3など1小節で踊るため
男性役はピボットする左足でロアします。
ただ繋がり的に次で強く降りるために
あえて最後にロアをしないようにしているのでしょう。
もちろん通常通りロアしたところから
さらに踏み込むように使うこともできます。
この踏み込みのイメージはルドルフロンデをリードする時に似ています。
ライズしているわけではないですが、
カウント1(最初の1歩)でさらに降りるような感覚で
強く床を踏みリードします。
移動はそこまで大きくないので
前のフィガーのロアを少なめにしておくのが
いいかも知れません。
(2)女性役の進路をまたぐようにステップする
ロンデウィングは最終的に女性が自分の左サイドに来る感じになります。
現在は普通のクローズドポジションなので自分の右側にいますが、
これが自分の左側まで移動してくるということです。
そのため1歩目の右足後退(さっき踏み込むと言った足)の位置を
少し調整する必要があります。
もしまっすぐ後退してしまうと
女性の左足が自分の右足の外にステップしてしまうため
ウィングの位置に移動しにくくなります。
このため女性役をまっすぐに進めながら
自分は女性が進む線の右側にステップしましょう。
進む方向は変えないですが、コースだけ変える感じです。
例えば陸上のトラックをイメージしてください。
男性から見て左から1コース、2コース、3コースとあったとしましょう。
今男性は1コース、女性は2コースにいて、
3コースは誰もいません。
女性はずっと2コースを進んできますが、
男性は1コースから一気に3コースに飛び移りながら
進んでいくのです。
こうすることで移動する方向は変わりませんが、
女性の通る道を開けることができます。
廣島選手もそのように踊っています。
(意識的にやっているかはわかりませんが…)
(3)女性を左腕の下のスペースにリード
最後は女性が進む方向です。
ウィングをするように踊るので
女性を回転させるイメージはありません。
自分の左腕の下の空間に
女性を前進させ続けるようにリードします。
自分が回転しているので
結果的に女性もカーブして進むのです。
これが外から見たときに、回転として認識されるということです。
これはテレスピンのリードに似ていると思います。
リードする位置がわからない人は
ちょっとテレスピンをイメージしてみるといいかも知れません。
女性役のコツ3選
UnsplashのJens Lindnerが撮影した写真

続いて女性役です。
女性役は自分が進む方向と最後のピボットが
大事なところになるでしょう。
(1)まっすぐ進む
まず最初のステップからです。
男性が踏み込んで軸を作り回転していくので
つい女性も回転を起こしやすいです。
しかしこのフィガーでは女性は前進することを
強く意識しましょう。
最初の1歩左足前進から2、3歩目まで
まっすぐに前進する気持ちです。
とくに最初の左足前進でミスをしやすいのは
つぎの3つです。
その1|回転しようとして左側にカーブしてしまう
その2|男性の前に行こうとして左足が右の方に出てしまう
その3|まっすぐステップしているけど足の向きが外に向いてガニ股についてしまう
多少は大丈夫ですが、
イメージとしては進行方向にまっすぐステップし、
靴の向きも同様に進行方向に向けて着地するようにしましょう。
(2)右サイドをスイングする
先ほどの前進の勢いから、右サイドを前にスイングします。
男性のリードによってスウェーがかかるので
それに合わせて右サイド、つまり右のボディと右腕を
前方に振り上げるように動かします。
イメージは昇竜拳のようです。
こうすると自然に体が左に周り始めるでしょう。
ただ進む方向はなるべくまっすぐ前に保つことで
男性の体の前を走り抜けて、ウィングポジションに近づくことができます。
ここで少し注意点です。
ボディの関係では男性の左サイドまで進みますが、
足は意外と男性の右足のそばにいます。
これは何に注目するかで矛盾してしまうのですが、
女性役としてボディは大きくまっすぐ進む感覚が必要です。
ただ実際に男性の右足を軸としてその周りを回っているとも言えるからです。
もしまっすぐ進んで体が離れたり、引っ張られてしまうような問題が起きる時は
男性の右足の周りを回るような感覚を持つといいでしょう。
理想としては結果的に男性の右足の周りを回るのがいいでしょう。
しかし最初はうまくいかないこともあるので
頭の隅に置いておくといいかも知れません。
(3)最後のピボットは向きを変えるだけでOK
ロンデウィングの最後は少しピボットがあります。
不ァーラウェーリバースの後のピボットなどと同様
リバースピボットは軸を保つのが難しく苦手な人も多いでしょう。
しかしそんな方に朗報です!
このピボットは通常より簡単なのです。
難しい理由は外回り内回りがあるからです。
これによりふたりの体が右にずれやすいのです。
かと言って外回りの人が大きく進むと言っても
ピボットアクションをしなければならないため
大きくも進めません。
どうしようとなるのです
ところが今は完全ではないとしても
ウィングポジション、つまり左ボディ同士が触れているような状態です。
そのため右にずれてもそれはノーマルのクローズドポジションに
戻っているだけです。
これは男性役にも言えますが、
最後のピボットはお互いにその場で
内回りのように回転すれば自然にクローズドポジションになることができます。
ラッキ〜
ちょっと難しいけどカッコイイ
UnsplashのAndrew Riceが撮影した写真

ロンデウィングは少し難易度は高いフィガーです。
ただ男性のロンデアクションもかっこいいし
女性の浮遊感も非常に魅力的です。
もし興味がある方は多少難しくても
挑戦してみる価値はあるでしょう。
さきほどの廣島・石渡組のように
ダブルリバーススピン+ピボット→ロンデウィング→スローアウェーorレフトウィスク
のような流れが一般的です。
ただこんな感じでさらにロンデを足して
華やかに踊ることもできます。
僕はこれに一度挑戦したことがありますが、
かなり難しかったです。(というかできなかった)
おすすめはしませんが、こんなこともできるよという
アイディアのヒントにはなるかも知れません。
今年は華やかなバリエーションで
楽しく踊ってください!
〜まとめ〜『ロンデウィングはかっこいい』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら
