《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《あしの使い方》足首を使うとはなにか?最初の3STEP 【足首の動作は「曲げる」「伸ばす」あとひとつはなんだ?】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Alex Wareが撮影した写真

 

社交ダンスはあしを使って踊っていくことが多いです。

 

移動、回転そしてスウェーをするにも

まずはあしが働くことが大切だということです。

 

とくにあしにある4つの関節を

どのように使うかがすごく重要です。

 

あしにある関節は

 

股関節、ひざ、足首、指の付け根

 

の4つです。

 

指にもそれぞれ関節がありますが、

踊る上では足の指の付け根というひとまとまりでいいと思います。

 

この中で比較的わかりにくいのが足首でしょう。

 

「足首をよく使って」と言われることは多いですが、

内容は意外とわからないこともあるでしょう。

 

今日は足首を使う場面で覚えておくといい3つを

僕なりにお話しします。

 

 

その1 足首を曲げる


Unsplash
Victoire Joncherayが撮影した写真

 

まずは足首を曲げる動作です。

 

通常足首は何もしていない時は、ほぼ90度(直角)になっています。

 

この角度をより鋭角に、つまりすねと足の甲が近づく方向に動くことが

足首が曲がるということになります。

 

この動作が必要な場面は、足の上でひざを曲げる時です。

 

ロアする時だけでなく、ラインフィガーでより深く使いたい時も

足首が曲がります。

 

ひざも曲げますが、ひざだけ曲がると体は後ろに倒れてしまいます。

 

 

もちろん足首だけ曲がると前に倒れますが、

そういう人は少なく、ミスする時のほとんどは

ひざが多く曲がり後ろに倒れる傾向があります。

 

これを防ぎ大きく下に降りるためには

足首が曲がることが大切です。

 

うまく曲がらない人は、すねを前に倒すように意識するといいでしょう。

 

すねが前に倒れると、足首の前側の皮膚にシワがよります。

 

足首の前面を中に押し込むように意識すると

曲がりやすいと思います。

 

 

その2 足首を伸ばす


Unsplash
Nihal Demirci Erenayが撮影した写真

 

続いて足首を伸ばす動作です。

 

これはすねと足が同じ直線上に来るように動かすことです。

 

ライズをする時や、ラインフィガーであしのラインを綺麗に出したいときに

脚から足の先まで一続きの曲線、あるいは直線になるようにします。

 

足首が伸びないとライズで安定しなかったり、

ラインがきれいにつながらないでしょう。

 

 

ライズをする時はボールに体重をかけます。

 

しかし足首はもともとかかとについているので

ただかかとをあげても体重を支えることができません。

 

このとき足首を伸ばしていくと

足の甲やくるぶしが上から前に動くため

ボールの上にくるでしょう。

 

こうすることでかかとを上げて

ボールに体重をかけることができるのです。

 

この足首を伸ばす動作はふくらはぎの筋肉で行います。

 

ふくらはぎに力を入れると筋肉は縮みます。

 

この筋肉はアキレス腱を通してかかとにくっついています。

 

つまりふくらはぎが縮むとかかとを引き上げるように動くということです。

 

これが足首を伸ばす動作となります。

 

間違えやすいのは、指先やももの前側に力が入ってしまう状態です。

 

これだと力んでいるだけで、うまく足首が働きません。

 

そのためバランスが悪くなったりして踊れなくなるのだと思います。

 

その3 足首を固める


Unsplash
Pollyが撮影した写真

 

最後は足首を固めるです。

 

いやいや関節を固めてはいけないでしょう。

 

そんな声も聞こえてきます。

 

しかし足首を固めることによるメリットもあります。

 

それはクイックステップのバリエーションを踊る時のように

細かく跳ねる動作の時です。

 

この動作は縄跳びのように細かいジャンプを繰り返すため

筋肉の動作でやろうと思うと間に合わないことが多いです。

 

そのかわりに足首を固める、つまりふくらはぎの筋肉を

縮めて固めることでアキレス腱だけが伸び縮みする状態にします。

 

この状態をたもってジャンプから着地すると

アキレス腱だけが一瞬伸びます。

 

アキレス腱は硬いバネのようなので、

ほとんど伸びないですぐに縮み元の長さに戻ろうとするでしょう。

 

そのため小さいながらも速く次のジャンプをすることができます。

 

これがクイックステップのシャッセやランなどで

リズミカルに踊るコツになるでしょう。

 

他にも使える場面はありますが、

起こし回転というちょっと難しい話になるので

まずはクイックから試してみてください。

 

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

足首はすごいパワーを秘めている


Unsplash
Hal Gatewoodが撮影した写真

 

足首には思った以上の大きな力があります。

 

どうしてもひざや股関節に注目が行きやすいですが、

足首は結構重要です。

 

どう使うかが難しいですが、

きっといろんな動作に役立ってくるはずです。

 

まずはこの3つの動作をやってみて

他にも応用していければいいと思います。

 

〜まとめ〜『足首は地味だけど、なかなかやる』

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