《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》新しい言葉を知る「起こし回転」 【偶然知ったこの言葉 ダンスに使える気がする】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Ildar Garifullinが撮影した写真

 

先日Youtubeをを眺めていたら

バレーボールの指導動画が出てきました。

youtu.be

僕は中学の時にバレーボールをしていたため

たまに見てしまうことがあります。

 

多分その影響でおすすめされたのだと思います。

 

たいして何も思わずに見てしまったのですが、

そこでとても面白い動作がありました。

 

今日はダンスにも使えると思う

動作について僕なりにお話しします。

 

 

「起こし回転」って知ってる?


Unsplash
Victor Rodriguezが撮影した写真

 

その動作の名前は「起こし回転」です。

 

検索するといろいろ引っかかってくる

結構メジャーな言葉のようです。

 

おもにバレーボールやバスケットボール

そして一番多かったのが走高跳の解説です。

 

共通点は助走から上にジャンプするということです。

 

僕もバレーボールをしていたのでわかりますが、

助走の勢いをジャンプに変えるのは意外と難しいです。

 

これを理論的に説明したのが「起こし回転」ということです。

 

 

「起こし回転」とは?


Unsplash
Jonathan Cosens Photographyが撮影した写真

 

ではこの起こし回転について

簡単に説明します。

 

僕も今勉強中なので間違っている部分もあるかもしれません。

 

みなさんと一緒に勉強するつもりで書いていますので

よろしくお願いします。

 

起こし回転とは水平に動いているものが

急に止まることで回転動作を起こしながら

上に上がるような動きです。

 

たとえば木のようなある程度硬い棒を用意します。

 

これを滑りにくい地面(ゴムの板など)にぶつけると

上に跳ね上がってくると思います。

 

この時垂直な状態で下にぶつけると

上に跳ね上がってくるのはわかりやすいと思います。

 

つぎに棒を斜めにして水平に動かすときに

うまく地面にぶつけると勢いよく上に飛び上がります。

 

動画があるので見た方が早いかもしれません。

youtu.be

この動画は北海道のパーソナルトレーナーの森脇先生のものです。

 

僕も数回講義(?)を受けたことがありますが、

体の使い方やトレーニングなどをすごくわかりやすく教えてくれます。

 

ただ筋トレを習った時はびっくりするくらい筋肉痛になりました。

 

それはさておき、森脇先生の解説を見るとわかりやすいと思いますが、

このように水平な動きを垂直な動きに変えることが

お越し回転ということもできると思います。

 

しかも棒という筋肉や関節がなくてもこのように動くということが

すごいところです。

 

僕はこれを見てダンスにも使えるというか

上手な人は必ず使っていると思います。

 

意識的か無意識かはわかりませんが…

 

どのあたりでそう思ったかを

お話ししていきましょう。

 

 

ダンスに役立つ「起こし回転」


Unsplash
Usman Yousafが撮影した写真

 

まず一番思ったことは

ライズです。

 

ワルツのナチュラルターンなどでは

カウント1で水平に前進後退し

カウント2でライズに変わります。

 

このときカウント2の脚はしっかりと伸ばして

遠くに着きます。

 

僕は学生時代に佐藤伴幸先生、優子先生に習いましたが、

最初からカウント2の脚は振り出して遠くにつけ。

 

斜めになるようにつけと何回も言われました。

 

その時は訳もわからず大きく進むことが大切なのかと思っていましたが、

今になるとこの「起こし回転」とつながるような気がします。

 

佐藤先生がそう思っていたかどうかはわかりませんが。

 

カウント1で進んでいく勢いを

カウント2の脚を斜めにつくことでブレーキをかけます。

 

するとその勢いで脚が回転するように上に上がっていくため

そんなに力を入れなくてもライズができると思います。

 

さらに斜めに脚をつく時に体も出したカウント2の脚と同じように斜めになっていれば

カウント2の足から頭までが一本の棒になるため

体全体が起き上がるようにライズしていけると思います。

 

これをうまく使えばスイングからくるライズは

結構簡単にできるのではと思います。

 

クイックステップのステップホップもいける?


Unsplash
Anthony Fominが撮影した写真

 

クイックステップのバリエーションでステップホップがあります。

 

みなさんの中でもつかっているひとは多いと思います。

 

PPから出る時や、クローズドポジションでも前進から入る時に

フットワークってどうしていますか?

 

僕は理由はわかりませんが、つま先から出ていました。

 

ただその前の足でロアをするので

ヒールから出るのがセオリーな気がしていましたが

ただ実際に踊ろうと思うとトーになるという状態で

ず〜っと踊っていました。

 

どこかで質問すればよかったのですが、

なんとなく機会もなくここまできてしまった感じです。

 

ただこの起こし回転の考え方を利用すると

なぜ自分がつま先から出るのかも

わかりました。

 

通常ロアをしてから前進する時は

ヒールから出ます。

 

ただステップホップでは1歩目の最後に

上に軽く跳ねる動作をします。

 

これはまさに起こし回転とそっくりです。

 

一般的には1歩目は前進後退で2歩目に上がりますが、

ステップホップはこれが1歩の中で起きているため

ちょっと感覚が違うのでしょう。

 

ロアした足で体を前に送り出し勢いをつけた状態で

あえてつま先でつくと急ブレーキがかかります。

 

この時の角度や脚の硬さをうまく設定すると

力を入れなくても上にポンと飛ぶことができます。

 

いや〜本当にスッキリしました。

 

正しいかどうかはわからないけど

なんかこういう考えを使うのもいいと思います。

 

飛ばなくても上に行く時は使える


Unsplash
Spencer Davisが撮影した写真

 

このため勢いを調整すれば

ジャンプをしなくても上に上がる時は使えそうです。

 

先ほど起こし回転ではこんなスポーツがあると言いましたが

ひとつ忘れていたのが棒高跳びです。

 

これって「跳び」って付きますが、

飛ばないですよね。

 

棒で押して上がっています。

 

これまさにワルツなどのスイングダンスの

ライズに似ていると思いませんか?

 

どれくらいライズしたいのか?

 

どんな感じでライズするのか?

 

などを考えて使いこなせれば

結構大きな武器になる気がします。

 

また逆に上がりたくない時(タンゴやスローのフェザーステップなど)は

起こし回転が起きないように、あるいはあまり起きないようにすることで

低い状態で水平に進み続けることができるかもしれません。

 

あ〜体の使い方ってまだまだおもしろいんですね。

 

これは今後の研究課題なので

また書いてみたいと思います。

 

〜まとめ〜『”起こし回転”という単語を知った。』

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