《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ポジション》アウトサイドに関する考察 【大きく動くためにポジションとして捉えることも】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Priscilla Du Preezが撮影した写真

 

スタンダードにはいくつかのポジションがあります。

 

クローズドポジション、プロムナードポジション…

 

その中でアウトサイドで踊る場面はどうしていますか?

 

アウトサイドの時はOPと書きますが

これはアウトサイドパートナー(Outside Partner)の略で

Pはポジションではありません。

 

今日はこのアウトサイドをどう踊るかを

僕なりにお話しします。

 

基本的にはクローズドポジション


Unsplash
Tomas Sobekが撮影した写真

 

まず基本的にアウトサイドパートナーの時は

ポジションはクローズドポジションです。

 

アウトサイドというポジションは存在しません。

 

そのためボディのコンタクトはお互いの右ボディの前面が

コンタクトしている状態のまま外側にステップします。

 

つまりアウトサイドで前進する時は

つぎのふたつの進み方になります。

 

(1)左斜め前に進む

ホールドの向きを変えない場合は、前進する人が

左斜め前の方向に進みます。

 

これは横に進む動作(シャッセなど)から前進に変わるときに

急激に向きは変わらないので斜め前を経由していくからです。

 

横→斜め前→前

 

みたいな感じです。

 

そのため回転がない時はアウトサイドが発生します。

 

(2)ホールドが斜めになる

つぎは進行方向は変わらないですが、

回転等でホールドが斜めになる時です。

 

スローのフェザーステップなどがその例です。

 

足はまっすぐに出ていきますが、ホールドに対して斜め前に進む感じになるので

アウトサイドが発生します。

 

 

このように進行方向とホールドの向きの関係によって

アウトサイドになることがあります。

 

このときボディのコンタクト自体はクローズドポジション

つまりインラインと同じです。

 

そのためアウトサイドに進む時は

インラインより多少進みにくくはなります。

 

そのため歩幅はある程度小さくなるということです。

 

 

アウトサイドでも大きく進みたい!


Unsplash
Marc Sendra Martorellが撮影した写真

 

とはいえ小さく進みたくはないという人もいるでしょう。

 

僕もそうです。

 

ただ何の工夫もなく大きく進んでしまうと

脚同士がぶつかりボディが離れてしまいます。

 

これを解決するためには

アウトサイドにおけるポジションを作る必要があります。

 

通常クローズドポジションでは

右ボディの前面同士がコンタクトします。

 

アウトサイドのときは右ディの側面同士がコンタクトするように

体をずらしてみましょう。

 

腰ではなくウエストから上くらいの高い位置がおすすめです。

 

こうすることで脚はしっかりと前進することができます。

 

ただホールドつまり腕は斜めにならなければ

右肩が歪んでしまいます。

 

そのためボディはまっすぐ進行方向に向いていますが、

腕は斜めに向けるようにします。

 

みぞおちくらいの位置を捻るように回転させるので

わりと負担は大きくなります。

 

ただもしそこが解決できれば

インラインと同じ感じで自由に大きく進むことができます。

 

最近は割とこの方法を採用しているカップルが多いように感じます。

 

とくに競技ダンスでは大きく動くことは有利に働くので

覚える価値はあると思います。

 

どちらがいいということはない


Unsplash
Hanneke Laaningが撮影した写真

 

とはいえどちら方法がいいかは

何ともいえません。

 

基本のやり方はボディがずれないので綺麗に踊れます。

 

ただ歩幅は小さくなります。

 

ずれて新しいポジションを作る方法は

脚がぶつからないので進む方向を変える必要がなく

シンプルに大きく進めます。

 

ただポジションを維持するのに体の負担が大きく

技術レベルによってはできない人もいます。

 

またライズしている場面ではそもそも大きく進まないので

ずれることにあまりメリットはないかもしれません。

 

このあたりを考えてどこで使うかを決めるといいと思います。

 

スイングの1歩目やタンゴなど低い位置で大きく進みたい時は

有効な方法だと思います。

 

〜まとめ〜『アウトサイドのポジションを作るのもあり』

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