こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスの魅力はたくさんありますが、
自分が観客として見ているときの
楽しみなところは大きく分けてふたつあります。
・びっくり感
・だよね〜感
今日は僕が感じる
ダンスを見る時の魅力について
お話しします。
やっぱり意外性は大きな魅力!『びっくり感』
社交ダンスは自然な体の使い方を中心に
踊るような構造になっています。
もちろん競技ダンスやプロフェッショナルの人は
それなりに体を鍛えていると思いますが、
基本の構造としては社交ダンスなので
特殊な能力は必要ありません。
しかし上手な人を見ると
びっくりするような動きをする人がいます。
急に動いたり、急に止まったり。
いきなり回転が逆になったり、男女の位置が入れ替わったり。
すごい複雑なステップを素早くこなしたり。
こういうところを見ると
「おー!すげ〜」ってなります。
一瞬何が起こったかわからないような感覚。
まるでマジックを見ているようです。
こういう意外性があるダンスは
見ていてとても面白いです。
しかも社交ダンスは基本が自然な動きなので
その意外性を体力だけでなく
アイディアでつくることができるのです。
意外性のあるダンスにも
正しいテクニックに基づいた
基本の動きがあると思います。
そこに今までにない組み合わせなど
アイディをちょっとプラスすることで
まるで魔法のようなダンスを作ることができると思います。
日本人は特に好き?『だよね〜感』
もうひとつの魅力は
「だよね〜」という感覚です。
例えばデモンストレーションで
音楽が盛り上がってきてテレマークからテレスピンして
ジャーンでオーバースウェーが決まったら
「キターっ!」
ってなります。
この感覚です。
初めて見るダンサーでも
ここで決めポーズくるかも?って思うことないですか?
しかもそこで予想通りビシッと決めてくれると
やったーってなると思います。
先程の意外性とは真逆ですが、
これも社交ダンスの魅力のひとつだと思います。
ラテンでもそうですが、スタンダードでは
ある程度フィガーの構成などに決まり事があります。
なのでうまくその流れに乗ってきて
予想通りに決まるとすごく魅力的に見える時があります。
これは不思議ですが、共感してくれる人も
いるのではないでしょうか。
海外の人はわかりませんが、
日本人なら水戸黄門や遠山の金さん
など毎回同じ話の流れになるものが多くあるように感じます。
このいい意味で安心の流れが
社交ダンスにもあるのではと想像します。
なのでこの共感を得るイメージの構成も
僕は結構好きです。
全体としての魅力はそのバランス
このびっくり感とだよね〜感のバランスが
そのダンスの魅力を決めていると思います。
ここ10年でスタンダードは特に大きく変わりました。
以前に比べてびっくり感の表現方法が
格段に増えたように感じます。
それがラテンに匹敵する表現の幅に
つながっているのだと思います。
ただ競技などをしている方は
気をつけないとこのびっくり感に
頼ってしまいがちです。
確かに協議に出ていると目立つことは大事なので
びっくり感の利用はとても有効です。
でもびっくり感に頼りすぎると
構成の大部分がびっくり感になり
結果的に意外性がなくなるという
訳のわからない結論になることがあります。
この辺りの意率は難しいところがありますが、
だよね〜感もびっくり感と同じくらいの魅力があると思えると
びっくり感とのバランスも良くなって
ダンスがより魅力的なると思います。
〜まとめ〜『予想通りの展開も、悪くないだろう。』
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