こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードではしっかりとした
体幹がとても大事です。
ラテンとは違い基本的には
形を変えることはありません。
もちろんラテンの体幹が弱いわけではなく
スタンダードの体幹も全く動かないわけではありません。
しかし基本的にはろっ骨のあたりと
骨盤のあたりはしっかりと繋がっているのが理想です。
今日はなぜボディがつながっているのかについて
僕なりのお話しします。
ホールドの形が決まっている
まず技術的にはスタンダードのホールド、つまり腕の形が
決まっているということがあると思います。
そのため相手に自分の動きを伝える時に
腕だけを動かすのではなく
体全体を動かしていく必要があります。
脚の動きを骨盤を通して肩まで伝え
それが腕に伝わり手を通して
相手に伝わります。
もし腰とろっ骨の間がふわふわと動いてしまうと
そこで動きの量やタイミングに誤差が生じてしまいます。
なるべく遊びがない状態で伝えたいので
ボディは動かない方がいいと思います。
そもそも動けない服を着ていた
もうひとつは歴史的な理由です。
みなさんは社交ダンスとくにスタンダードを
最初に踊っていた人はどんな人か知っていますか?
それは貴族と呼ばれる人たちだと思います。
くわしい時代はgoogle先生に聞いてください。(僕は地理選択)
その頃の服装はいわゆるディズニーのお姫様のような感じです。
大きなスカートでオフショルダー
そして大事なのがボディです。
どうなっているかわかりますか?
そうコルセットをしています。
コルセットは腰痛用のコルセットと同じく
硬く曲がらないようにできています。
もちろん目的は違いますが、
硬い筒のようなもので体を包んでいるところは同じです。
これをした状態で踊るということは
とうぜん脇腹は動かないで固定されているということです。
確かに現代はボディも柔軟に使って踊りますが、
もともと動かない状態で踊られていたという歴史を
しっかりと認識する必要があります。
ろっ骨と骨盤を離せ!
ろっ骨と骨盤の間は背骨の一部以外の骨がありません。
そのためここを固定するためには
二つの方法しかありません。
(1)コルセットを巻く
(2)筋力で維持する
コルセットを巻いてもいいですが、
できれば筋力で維持したいところです。
そのためにはろっ骨と骨盤を離しておくイメージが
いいと思います。
ろっ骨と骨盤をともに床と平行に保ち
まっすぐに上下に引っ張ります。
背骨だけ繋がっているので
ただ引っ張ると前側(お腹側)が開いてしまいます。
腹筋にある程度緊張感を持ちながら
骨盤と肋骨が平行なまま上下に開くようにしましょう。
僕のイメージは茶筒です。
茶筒ってまっすぐ引かないと
開かないですよね。
あんなイメージでスゥ〜っと引くことで
うまくボディが伸びると思います。
これでボディの上半分と下半分が繋がり
一体感のある動きができると思います。
〜まとめ〜『スタンダードのボディはコルセットを巻いて踊る感じ。』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら