《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《競技ダンス》大きく動くとは?

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

今週末は毎日杯です。

 

2020年最初の北海道選手権で

みなさんも気合が入っていることともいます。

 

と書き出す予定だったのですが、

大会は中止になってしまいました

 

現在の状況ではしょうがないです。

 

いまダンサーは自分の実力を

上げていくしかないと思ます。

 

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さて今日のテーマは大きく動くです。

 

ダンスにおいて

大きく動くダンスは魅力的です。

 

でも必ず必要かといわれれば、

そうではないと思います。

 

でも競技ダンスにおいては

大きく動くことは必須です。

 

今日は競技ダンスにおいて、

大きく動くとはなにか。

 

そして大きく動くためには

何が必要かを一緒に考えていきましょう。

 

(1)大きく動くとは何か?

競技ダンスで大きく動くとは

何ですかとみんなに聞いてみると

いろんな答えが返ってきます。

 

・筋肉を最大限に使って踊る。

 

・エネルギーを発散して踊る。

 

・全力で踊る。

 

などです。

 

みんな正解だと思います。

 

僕もいろいろ考えて

踊ってきました。

 

でも競技ダンスにおいて

大きく動くとは

 

 

『移動量を大きくする。』

 

 

これにつきます。

 

これ以外の要素は

移動量が大きくなってからで

良いと思います。

 

これにはふたつの

理由があります。

 

1.競技のシステム

通常の競技会では複数のカップルが

同時にひとつのフロアで踊り、

複数の審査員がそれを審査します。

 

なのでセグエのような

デモ競技では

当てはまらないときもあります。

 

一般の競技会では6組から

10数組が同時に踊ります。

 

なので移動量がないと

全部の審査員の前で

踊ることが出来ません。

 

審査員は近くばかりを

見ているわけではないですが、

移動してこない人は

目に入りにくいと思います。

 

なので、最低でも1回ずつ

目の前を通過すれば、

できれば2回以上審査員の前を

通過するように踊れるように

動いていくことが大事です。

 

種目にもよりますが、

何度も審査員の前を通過すれば

それだけチェックされるチャンスが

増えるということです。

 

2.移動が大きい→基本の動作が出来ていると判断

つぎに移動が大きく動けるということは、

ある程度基本的な動きが

出来ていると判断されます。

 

もちろん、ホールドや姿勢も

ある程度きれいに保っている前提です。

 

とくにスタンダートでは

コンタクトして踊るので

脚の使い方や、リード&フォローが

うまくいっていないカップルは

移動していくことが困難です。

 

止まってしまったり、

男性が女性を

引っ張りまわしていたりします。

 

どちらにしろ、

大きく動き続けるのは困難でしょう。

 

なので大きく動くことが出来るカップルは

ある程度その辺が出来ていると思います。

 

次のラウンドでは

その中でまた大きく動いていける

カップルが選ばれるでしょう。

 

そのため大きく動けることは

競技において、とても有利に働きます。

 

 

(2)どうすれば大きく動けるか。

実際に大きく動くためには

どうすればいいでしょうか。

 

ポイントは大きく分けてふたつです。

 

1.腰は低い位置を保つこと

通常脚は上がると閉じて、

降りると開きます。

 

いちばん大きな歩幅は

前後に開脚した状態です。

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acworksさんによる写真ACからの写真

 

これは極端ですが、

これ以上の歩幅はありません。

 

なので上がれば上がるほど

歩幅は小さくなります。

 

大きく動くためには

腰が出来るだけ低い位置で

踊ることがポイントです。

 

2.ももを開くこと。

もうひとつは

上のこととつながりますが、

ももを開くことです。

 

多くの人が力をいれて

大きく動こうとしているように

見えます。

 

もちろん、筋力は大事です。

 

しかし違う方向に

力を出している人が

多いと思います。

 

ありがちな間違いは

 

・出す足ばかりに

  力を入れて大きく踏み出している。

 

・送り足の蹴る力ばかり頑張って、

   ステップする足が開いていない。

 

です。

 

ひとつめは最悪です。

 

ふたつめは送り足が大事というところが

正しいがゆえに、逆にはまりやすいミスです。

 

どちらにしろ、もも(脚)が

開かない事には身体は進みません。

 

ももをしっかりと前後に開く

練習をすることで

移動量がぐっと増えます。

 

 

以上競技ダンスにおいて

大きく動くとは何かを

考えてみました。

 

もちろん、

距離=ダンスのすばらしさ

ではありません。

 

でも競技会でまず決勝に残るためには

移動量が大きいことはとても有利です。

 

世界選手権などをみると、

大きく動いて見えません。

 

みんな難しいステップを

優雅に踊っています。

 

でも実際に目の前で見ると

ひとつひとつの歩幅が

とてもおおきく

すごいスピードです。

 

ただフロアにいるみんなが

大きく動いているので、

見た目はわからないだけなのです。

 

移動するだけではだめだ

という人もいます。

 

でも大きく移動できることは

素晴らしいことだと思います。

 

もしこれを読んで感じるものが

あった人は試してみて下さい。

 

きっと競技会の成績が

1ランク2ランクアップすると思います。

 

~まとめ~『移動量が大きいことは競技ダンスにおいては大切』

 

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