《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《リード&フォロー》リードがうまく通じない時に読む話 【リードってこんなものです】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Diana Polekhinaが撮影した写真

 

 

社交ダンスはふたりで踊るダンスです。

 

バレエやヒップホップなども2人以上で踊ることはありますが、

社交ダンスのようにカップルで踊るのとは少し違います。

 

そのためふたりのタイミングを合わせると言っても

ただ同時に動いているわけではありません。

 

今日は社交ダンスでふたりが一緒のタイミングで踊るためのこつを

僕なりにお話しします。

 

こつ1 リードとは次にどうするかのお知らせ

 


Unsplash
Alexander Shatovが撮影した写真

 

 

まず社交ダンスにはリードというものがあります。

 

よく言われるのが「女性をリードして動かす」とか

「男性のリードに従う」「リードについていく」といった

言い回しです。

 

これは正しいのですが、なんとなく一方的な解釈になりやすく

ダンスを踊る上である程度以上になるとデメリットもある気がしています。

 

僕が考えるリードは

 

「次に何をするかのお知らせ」

 

です。

 

僕は男性役をすることが多いので

「お知らせ」というよりかは「お願い」に近い感覚です。

 

「もしよかったら次にスピーんターンお願いできますか?」

って感じです。

 

お願いと言ってもただ言えば良いというものではありません。

 

小さい頃親に何かを買ってもらいたい時を思い出しましょう。

 

いきなりあのおもちゃ買ってと言っても

多分買ってもらえた人は少ないと思います。

 

僕もうちは「貧乏だからダメ!」と言われて

いつも買ってもらえませんでした。

 

これ昭和はよくあるやつだと思います。

 

そのためどうしても買って欲しいものがある時は

作戦を立てるでしょう。

 

例えばお手伝いを頑張ったり、テストの点数が上がるように

勉強したりしたでしょう。

 

そしてうまくタイミングを見計らって

買って欲しいものを切り出します。

 

ダンスでも同じだと思います。

 

リードをする前にいろいろお膳立てをして

お願いをしたらYESと言ってもらえる状態にしておくことが大事です。

 

リードが通じないという男性の多くは

大した準備もなく命令のようにリードしていることが多いです。

 

なんの準備もなくフラッシュモブからのプロポーズみたいなもので

相手はドン引きするしかありません。

 

驚きではあるでしょうが、サプライズってそういうことではないと思います。

 

サプライズが成功するために事前の下準備が必要ということです。

 

ダンスもそれと同じでお願いしたらYESといってもらえるように

外堀を埋める(?)ことが重要です。

 

こつ2 未来の場所にリードする

 


Unsplash
Luke Chesserが撮影した写真

 

 

リードは次のことをお知らせするところまでは

ご理解いただけたと思います。

 

「次の」ということは時制として未来のことを示しています。

 

つまりリードする場所は未来にその人が行く場所を

示す必要があるということです。

 

これは回転があるフィガーで特に起こりがちなことですが、

今自分がいる場所を基準にリードしてしまうということです。

 

今いる場所から次、つまり未来に何かをしてもらう段階で

自分も相手もそれなりに移動していることが多いと思います。

 

そのためある動作をリードする時に

未来の場所でその動作をするようにお知らせする必要があります。

 

また自分自身も未来の相手の場所に対して

行動しなければうまく相手と動きが合いません。

 

これは女性役も同じことが当てはまります。

 

リードに合わせて動作する時に

相手も移動していることが多いと思います。

 

今男性役がいる場所に対して回転などの動作をすると

その時すでに男性役はそこにいません。

 

そうするとボディは慣れたり

逆にぶつかってしまったりしてしまいます。

 

これは少し難しいですが、

頭の片隅にあると役に立つかもしれません。

 

こつ3 通じなくてもついていく

 


Unsplash
Nachristosが撮影した写真

 

 

最後は男性のこつです。

 

リードはあくまでもお願いという話をしました。

 

ということはお願いが通じない時もあるということです。

 

日本人のカルチャーなのか分かりませんが、

とくに男性はお願いが聞き入れられないと強制しがちです。

 

その文化は個人的に好きではありませんが、

現実的にそれが日本にあることは紛れもない事実でしょう。

 

子供ではないので希望を聞き入れられないから

無理やりというのは少なくとも社交ダンスでは通じません。

 

僕もリードが通じない時はよくあります。

 

そんな時どうするか?

 

ついていきます。

 

お願いが通じない理由はいくつか考えられます。

 

(1)リードが悪い

 

(2)相手がリードを感じていない

 

(3)なんかよくわかんないけど通じなかった

 

多くの男性はいつも(2)だと思っているように感じます。

 

少なくとも同じくらい(あるいはそれ以上)に(1)リードが悪い

理由で通じていないことが多くあると思います。

 

とはいえ日本男児そう考えるのが難しい人も多いでしょう。

 

そんな時におすすめなのが(3)です。

 

いま世界でもネットでも善か悪かみたいな感じで

二極化することが多くあるように感じます。

 

リードでも男性が悪い、女性が悪いその2点でしか考えられないと

結局裁判になり喧嘩の原因になると思います。

 

「(3)なんかよくわからんけど通じなかった」は

意外と多いと思います。

 

なのでリードが通じない時、あるいはよくわからなかった時は

まあそんな時もあるよねって感じでいいと思います。

 

大事なことはある程度寛容なこころです。

 

もちろん場面によって違いますし

打ち合わせが必要な場面もあります。

 

どうしても失敗できないところは

しっかりと作戦を立ててお互いが決められた仕事をするというのも

また大切ではあります。

 

〜まとめ〜『リードが通じればラッキー』

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