こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのMichał Parzuchowskiが撮影した写真
ダンスを踊る時は床に体重をかけろと言われることが
多いと思います。
これは体重が重い方が床に対する圧力も増えるため
足を使った時の反作用がより使いやすいからです。
とはいえ体重をかけるのをただ体重を増やしても
それはそれで動きにくくなるかもしれません。
今日は増量する以外の方法で体重を増やす方法３選を
僕なりにお話しします。
その１ 足の裏の一部だけに乗る
UnsplashのNihal Demirci Erenayが撮影した写真
まずは足の裏の使い方です。
みなさんマッサージを受けたことはありますか。
本格的なものでなくても、肩を揉んでもらったりしたことは
一度くらいはあるのでは無いでしょうか。
このとき手のひら全体で押すのと
親指だけで押すのではどちらが強く押されて感じるでしょうか。
力の出し具合が同じなら、指先で押している時の方が
強く感じると思います。
これは圧力がより大きいからです。
圧力とは基本の面積あたりの雄力のことです。
手のひらの面積が１０で押す力が１０の時は
圧力は（力）÷（面積）＝１０÷１０＝１←これが圧力
同じ力で指先の面積を１とすれば
（力）÷（面積）＝１０÷１＝１０
これが指先で押す時の圧力になるということです。
つまり同じ力を出していても
押す面積が小さいと10倍の強さで押していることになるということです。
これは足の裏でも同じです。
体重は変わりませんが、足の裏全体で支えている時と
つま先、あるいはかかとだけで支えているときでは
床にかかる圧力は違います。
そのためピボットやヒールターンのように
しっかりとして軸が必要な時などに
足の裏の面積を減らすことで強い力を得ているということです。
その２ 下に降りる
Unsplashのjose aljovinが撮影した写真
続いての方法は下に降りるです。
これはロアというわけではありません。
低くなっていても押す力は増えません。
ただ急激にグッと下に降りると、
一瞬体重を増やすことができます。
これは体重計に乗っている時を想像してもらうとわかると思います。
体重計の上でいきなりグッとしゃがむと
一瞬体重が増えて、またすぐに元に戻ると思います。
そのため一瞬しか増えませんが、
一瞬は増やせるともいえます。
たとえば男性がスピンターンの１歩目で
下に踏み込むことで、一瞬強く立つことができるため
女性に回転を与えることをやりやすくなると思います。
このように内回りの時や動きを急に止める時などに
この動きを使うことが多いと思います。
その３ 脚を遠くに伸ばす
UnsplashのDavid Hofmannが撮影した写真
最後はこちらです。
ラインフィガーなどで大きく伸びたいときに
その反対方向に脚を長く伸ばすことでバランスを取ることができます。
スタンダードではランジやスローアウェーオーバースウェーなど
足から頭までが比較的直線的に長いラインを出すときに使えます。
脚を長く伸ばすことで、脚自体の重さを自分のボディから離すことができます。
脚はももなどが結構重く
置く場所によって結構重心やバランスを調節することができます。
とくに男性は女性が大きく伸びていくときに
自分の脚を長く伸ばすことで相手に引っ張られないように強く立つことが大事です。
体重があれば解決しますが、
足りない時は脚の伸びで、ある程度増やすことができるということです。
体重が多いことはいいことだ（ある意味）
UnsplashのWolfgang Hasselmannが撮影した写真
体重は多ければ強く立ったり、床を強く押すことができるため
いいと思います。
ただもちろん動き出しも悪くなるので
結果的に体重をただ増やしてもうまく踊れないのは明らかです。
そのため実際の体重より重くしたような状態を作れれば
軽やかに動き、丈夫にしっかりと立つという
矛盾したような感覚を出すことができるでしょう。
〜まとめ〜『体重を増やす技がある』
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