こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのCytonn Photographyが撮影した写真
社交ダンスの世界では
リーダー、パートナーという言葉が存在します。
一般的に男性のことをリーダー
女性のことをパートナーと呼んでいることが多いと思います。
今日はこの言葉について
僕なりに思うところをお話しします。
リーダーと対になる言葉はパートナーか?
UnsplashのBonnie Kittleが撮影した写真
まず言葉の意味を明確にしておきましょう。
リーダー(leader)はリードする人
つまり導く、先導する人という意味だと思います。
ダンスにおいて次の踊るフィガーやタイミング
向きなどを決めて伝えることで
ふたりが一緒に踊ることができます。
つぎにパートナー(partner)について
調べてみます。
weblio辞書によると相棒、仲間、ダンスなどで組む相手とあります。
英語「partner」の意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
他にも調べてみましたが導かれる人や従う人、女性という意味は
ありませんでした。
友人、共同経営者など対等な関係の協力者のことを
指す言葉のようです。
つまり社交ダンスにおいて男性も女性も
また男女、女男、男男、女女の同カップルを組もうと
ひとりひとりがパートナーだということです。
なのでリーダー&パートナーという考え方が
そもそも違うのだと思います。
リーダーは役割
UnsplashのJehyun Sungが撮影した写真
課外留学していたときもパートナーという言葉は
頻繁に使われていました。
ただリーダーという言葉はあまりメジャーではありませんが
一応存在しました。
ただ男性を示す言葉としてリーダと呼ぶことは
なかった気がします。
そのカップルにおいてリードする役割を担う人を
リーダーと呼んでいるだけだと思います。
習慣的に男性がリーダを務めてきていますが、
べつに女性がリーダーをして踊ってもなにも問題はありません。
ただ男性をリーダーとして長く発展してきたので
女性の踊りをしながらリードすることは少し難しいかもしれません。
ホールドの構造も男性の腕が下にあることで
女性をリードしやすくできています。
ただそれは男性=リーダーを示している訳ではありません。
足型とホールドを丸ごと入れ替えれば
普通に女性が男性をリードすることができます。
そうでないと同性カップルは踊ることができません。
僕もここまで男性が〜女性が〜と書いていますが、
実際は男性役=リード役、女性役=リードされる役という言い方の方が
適切かもしれません。
実際の性別は関係なく単純にカップルにおける役割でしかないということです。
リーダーと対になる役割は?
UnsplashのJonathan Cosens Photographyが撮影した写真
今まではリード&フォローという言い方にあるように
遂になる言葉はフォロワーと言っていることがありました。
ただフォロー(follow)にはついていくという意味があり
最近のダンスにおいては少し消極的に感じると思う人も
多いようです。
そのためリアクション(reaction)つまり反応するなど
より積極的な言葉を使う人も増えているように思います。
ここは言葉のニュアンスとその人のイメージなので
どれが正しいということはできません。
ただリーダーではないということです。
船頭をおくして船山登る
ふたりともリーダーではカップルとして
調和を得ることができません。
上下関係(主従関係)ではなく対等な中に
先導する人とそれに合わせる人がいるということです。
パートナーは仕事の一部分を担う人
UnsplashのAlex Kotliarskyiが撮影した写真
最後にパートナーという言葉について
もう少し考えてみます。
パートナーはパート(part)つまり部分という意味から
きている言葉だと思います。
カップルの一部を担当するということです。
リーダー&パートナーというと
リーダー80%、パートナー20%みたいなイメージを
作ってしまいがちです。
しかし一部というのは必ずしも小さいとは限りません。
僕はパートナー(男女問わず)は50%だと思います。
自分が50%相手も50%
ふたり合わせて100%。
単純にこういうことでいいと思います。
上下も優劣もない。
ただ違いはある。
それだけ。
どうでしょうか。
〜まとめ〜『ぼくの名前はヤンボー!僕の名前はマーボー!ふたり合わせてヤンマーだ!』
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