《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《リード&フォロー》リードがうまくいかない原因を探ろう 【100%伝わるリードはないことを理解】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



男性役の方はリードをする役割があります。

 

最近普段は女性役の方が男性役に挑戦して

リードが難しいといった話を聞きました。

 

今日はリードについて

僕なりにお話しします。

 

「リード」ってなんだ?

 


Unsplash
Jason Strullが撮影した写真

 

そもそも論ですが、「リード」ってなんでしょうか?

 

「相手を動かすことでしょ。」

 

と思う方も多いかもしれませんが

それは僕個人としてはちょっと違います。

 

リードはお願い、あるいはお誘いと言った方がいいかもしれません。

 

「僕ナチュラルターンするけど、一緒にやらない?」

 

みたいな感じです。

 

割と多いのが命令型のリードです。

 

ナチュラルターンしろ!」

 

このような人は大体自分がナチュラルターンしてません。

 

次に多いのが問答無用型です。

 

腕づくで相手を動かすタイプです。

 

これはもう誘拐です。

 

道を歩いていたらいきなり腕を掴まれてどっかに連れていかれたら

かなり焦ると思います。

 

決して拉致はしないように。

 

「リード」にはいろんなやり方がある

 


Unsplash
Susan Q Yinが撮影した写真

 

リードはお誘いなので相手によって誘い方が違います。

 

Aさんを誘う時はカジュアルに、Bさんを誘う時は雰囲気を大切にみたいに

相手によって使い分けます。

 

もちろんダンスの技術なのである程度こうするべきという方法は

確立しています。

 

ただその強さやちょっとしたタイミングなどは

相手の反応を見ながら調節する必要があります。

 

ナンパに近いのかもしれません。

 

僕はやったことないけど。

 

初めて会う方に声をかけてお茶などに誘う時に

いきなり腕を掴むのは論外。

 

犯罪です。

 

「俺とお茶しろ。」

 

何様ですか?

 

「こんにちは〜。どこ行くの?ひま?いいお店知ってるんだけどちょっといかない?」

 

みたいに相手の反応を見ながら「誘っている」と思います。

 

僕はリアルナンパはやったことがないですが、

大学のダンス部新歓で1年生を誘う作業は似ていると思います。

 

毎日女子大の前に立ち片っ端から声をかけます。

 

この時も自然に身についていましたが

大学によって誘い方を変えていました。

 

ある大学は結構いきなり友達っぽく誘った方が

話を聞いてくれますが、もう一つの大学は丁寧に距離を保って

話しかけないと無視されます。

 

この時の経験がもしかしたらダンスに役立っているるかもしれないと

今気づきました。

 

リードが苦手な方は今すぐ街に出てナンパしましょう。

 

「リード」はうまく行く保証はない

 


Unsplash
Drew Beamerが撮影した写真

 

リードがうまくできない方の一つの特徴として

どうやったらうまく伝わるか自信がないということがあるように思います。

 

リードが弱い人も、逆に腕で引っ張ってしまう誘拐型の人も

根っこは同じだと思います。

 

リードが通じるかどうかわからないからリードしない

あるいは腕で運んでしまうという思考なのでしょう。

 

この気持ちはすごくわかります。

 

リードをする立場としてリードが通じないというのは

とても恥ずかしい気分になります。

 

ただ大事なことは相手によってリードの仕方は変わるので

「リードが伝わる保証はない」ということです。

 

その中で様子を見ながら強さや方法を少しずつ調整していくことが大事です。

 

またナンパの話ですが、先日歩いていたら

本当にナンパしている人を見かけました。

 

目の前で見たのは初めてだったので

本当にいるんだと結構びっくりしました。

 

その人も歩いている女性に非常に滑らかに(←本当にすごくスムーズに!)近づいて

「こんにちは〜どこいくの〜?」みたいに誘っていました。

 

話しかけられた女性もなんか爆笑していて

少なくとも恐怖や嫌悪感は感じていないのでしょう。

 

まあすぐ断られていたけど。

 

ただその男性もそれで落ち込んでいる様子はなく

次に行く感じでした。

 

ダンスのリードもある意味これに似ています。

 

うまく行くかわからないけど

思い切っていくしかないということです。

 

結果的に通じないかもしれませんが

自分なりにしっかりとリードすることで

少なくともリードする意思があることは伝わります。

 

ダンスの場合は相手がリードを待っている状態

つまりリードされたがっているのでナンパより

何倍も良い条件です。

 

きっとうまくいくと思います。

 

「リード」は導く

 


Unsplash
Hunters Raceが撮影した写真

 

リードとはleadつまり導く、先導するという意味です。

 

リーダーといえばその集団を率いる人のことです。

 

そのリーダーが恐怖や暴力で言うことを聞かせてきたらどうでしょう?

 

あるいはどうやってリードするか検討してばかりで

なにも導くものがなかったらどうでしょう。

 

これはリーダーとはいえません。

 

今ある条件をよく考えることは大事ですが、

リードは未来の行動を決めることです。

 

未来のことは誰にもわかりません。

 

なのでどこかで腹を括ってこうしようと決めて

導かないといつまで経ってもリードすることはできません。

 

踊る時もそうでない時も

自分がリーダーだと思うなら様子を伺うだけでなく

保証はないけど決断して行動することが大事だと思います。

 

ファーラウェーするぞと決めたら

全力でリードしてうまくいけばしめたもの。

 

うまくいかなかったらやり直せばいいのです。

 

〜まとめ〜『リードはどこかで腹を括らないとできない。』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング