《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《レッスン》使わないほうがいい言葉 【レッスンで誤解を生みやすいNGワードをご紹介 教える人も習う人も】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Gorilla Freakが撮影した写真

 

社交ダンスは自分たちの体を使って踊るものです。

 

そのためひとつひとつの動作を自分で意識して行う必要があります。

 

しかし体の動きはとても複雑で、

〇〇筋を2cm縮めなら、〇〇関節を17°曲げて…と

いっても実行できるわけではない人がほとんどだと思います。

 

とはいえ「ビュ〜んと行く」「こうやってこう」のような

曖昧な単語だけでもうまく理解はできません。

 

今日はレッスンで使いがちだけどあまり良くない曖昧な言葉3選を

僕なりにお話しします。

 

 

NGワード1 「しっかり」「ちゃんと」


Unsplash
Clay Banksが撮影した写真

 

まずはこちらです。

 

・しっかり

 

・ちゃんと

 

これらはかなりの頻度で使われる言葉ですが、

非常に危険な言葉だと思います。

 

理由としてはまず意味が曖昧である。

 

そして正しい。

 

間違っているならまだいい(よくないけど)のですが、

なまじ正しいので余計に使われてしまうのだと思います。

 

「しっかり立って!」「ちゃんとヒールターンして!」と言われると

正しいのですが、何をしていいかはわかりません。

 

そのため体に力が入りすぎたり、なんでもいいから足を揃えてしまうことで

余計に動きがおかしくなります。

 

これは教える立場の場合はもちろんですが、

習う時も使わない方がいいとおもいます。

 

「しっかり足を揃えたほうがいいですか?」「そうですね」

 

「ちゃんとボディをつけるんですよね?「そうですね(棒)」

 

となってしまうからです。

 

何をどうするのかはできるだけ具体的に考えることで

よりわかりやすくなると思います。

 

もちろん〇〇筋を23mm縮めて…と言うことではないです。

 

NGワード2 「使う」


Unsplash
Nick Jioが撮影した写真

 

次に危険な言葉は「使う」です。

 

足を使って、ボディを使って…などレッスンでも結構出てきます。

 

最初は結構不思議なワードだと思いました。

 

意味はなんとなくわかるのですが、

足を使うってあまり普段言わない言い回しです。

 

しかしこれはロンドンに留学して少しわかりました。

 

英語のレッスンでも"Use your foot."のように

use=使うと言う単語を結構連呼します。

 

これを日本語に訳した状態が「〇〇を使う」なのだと思います。

 

これは言い方が間違っているわけではないですが、

誤解を生む可能性が非常に高いです。

 

まず「〇〇を使う」と言った時に正しく伝わるためには

以下の2つの条件が必要です。

 

条件1 〇〇という体の部位が正しく理解されている

 

条件2 〇〇という体の部位の使い方が正しく理解され行うことができている

 

この条件は教える方と習う方両方が同様に条件を満たす必要があります。

 

ひざくらいなら条件1を満たすことはそれほど難しくないですが、

背中とかボディのように範囲が広くなると条件1でも

共通認識になることは難しいでしょう。

 

まして条件2になると教える方と習う方では

かなり認識の違いが出てくると思います。

 

というかそこがおかしいからうまくいかないわけで

教える方と同じくらいの認識になっていれば

踊れる可能性が高いと思います。

 

そのため「〇〇を使って!」という言い方は

「上手に踊って!」と同じくらい合っているけどアドバイスになっていない

微妙な言い方だと思います。

 

とはいえ僕もそのように言ってしまうことがあります。

 

こういう時は教えるほうの理解が足りないということだと思ってます。

 

具体的に説明できないから「使って」というワードで

うやむやにしているのでしょう。

 

反省…

 

NGワード3 「こう感じるけど正しいか?」


Unsplash
Magnet.meが撮影した写真

 

最後は習う時に使うのがNGの言葉です。

 

それは何かを習った時に

 

「今のは私にとってこう感じるのですが、正しいですか?」

 

と聞くことです。

 

もう少し具体的にいうとたとえばCBMPにステップしてくださいと言われた時に

「脇の筋肉をギュッと伸ばす感じですか?」

のような感じです。

 

これを聞かれた方は

 

(あなたがそう思うならそうなんじゃないですか?)

 

としか思えないでしょう。

 

だって感じることはその人にしかわからないからです。

 

結果的に外に現れる動作が正しければいいので

あなたがどう感じるかはあなたの中で覚えておけばいいのです。

 

当然教える人と習う人は違う人なので

同じ動作を同じクオリティで行っても

どんな感じがするかは違います。

 

別に感覚が違うことはどうでも良くて

最終的な動作が正しくできればそれでいいと思います。

 

確かに究極的には教える人の感覚を通して伝え

習う人の感覚を通して理解するためどうしてもその感覚を使わないわけにはいきません。

 

しかしどう感じるかは重要ではなく

どんな感じがする時に正しい動作をしているのかを覚えることが

一番大事ということです。

 

そこを教える立場の人も習う立場の人も

理解しておくことでスムーズにレッスンを進めることができると思います。

 

現実を見よう


Unsplash
Marc Schulteが撮影した写真

 

ダンスの技術は最終的に体の動作で行えているかが大事です。

 

どんなにお腹を引っ込めている感覚があっても

見た目に出ていてはそれはうまくいっていないということです。

 

よくあるのは思ったのと逆だという感覚でしょう。

 

これは別にあなたの感覚がおかしいわけではなく

単純に正しい動作ができていないということです。

 

どういう感覚の時に正しい動作ができているか

それをアップデートしていくことが大事です。

 

いつまでも古い感覚でやっていては

いつの間にか以前の動作に戻り上達しません。

 

感覚を常に更新することで、外に現れる動作も変わってくるでしょう。

 

〜まとめ〜『なるべく具体的に』

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