こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
が撮影した写真
UnsplashのMarcos Paulo Pradoが撮影した写真
UnsplashのMarcos Paulo Pradoが撮影した写真
僕は今までにたくさんのレッスンを受けてきました。
最初はダンス部の先輩から。
途中からはダンス教室の先生に。
プロになってからは東京の先生などに。
そしてロンドン留学をして世界最高の先生方に。
どの先生もその段階で必要なことを
明確にわかりやすく教えてくれました。
今まで習ったことは、僕にとって本当に宝です。
ただレッスンを受けているその時に
なかなかできなかったこともたくさんあります。
今思えば簡単なことだったと思うのですが、
その時は何度言われても一向にできない。
それにしてもできないなと思う時に
こういう経験がたくさんありました。
もちろんできないことを習うので
どんな原因が自分にあったかをお話しします。
(1)教えを疑っている
Unsplashのbruce marsが撮影した写真
これは結構衝撃的だと思いますが、
意外とありがちなことです。
心の底から疑っていることはないと思います。
そんな人には最初から習わないので
疑心暗鬼になることはないでしょう。
ただ習う方としては簡単な気持ちなのですが
教えられていることに対して「本当にそうなのかな?」といったことを
無意識に思っていることが結構あります。
これは習う人が知らないことを習うので
当たり前と言えば当たり前の感情だということも理解できます。
僕もそうですが、初めて見る食べ物は
いきなり口に入れるのは勇気が入ります。
ダンスの場合も同じ感情があるのは自然なのですが、
それを受けるために自分はレッスンを受けにきていることを
思い出す必要があるということです。
自分の知らないこと、自分が経験したことがないこと
あるいは自分の知らない方向からの目線を習うので
当然ある程度受け入れ難い気持ちが出るのはやむを得ません。
ただ習うことを信用してそれに向かって突き進んでいくんだという気持ちを
強く持ってレッスンに臨まないと疑いの心に飲まれてしまいます。
疑っていることはできません。
体が自然に拒否するからです。
教えてくれる人はあなたが良くなると思って
本当のことを言っているはずです。
なので信じる気持ちを強く持つと
意外とスッとできることが多いと思います。
(2)やり方を考える
UnsplashのJuan Rumimpunuが撮影した写真
次にやり方を考えるです。
たとえば右足を大きく前に出してごらんと言われたとしましょう。
このときにどうやって右足を大きく出すかと考えることは
割と自然なことかもしれません。
ここまででなにも違和感がないひとは
すでにこのミスにハマっている可能性があります。
「右足を大きく出す」とは「右足を大きく出す」ことです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
その「右足を大きく出す」をどうやって行うかは
どうでもいいのです。
もちろん実際はどこの筋肉を使って…など
いろいろ注意点はあると思います。
ただ習っている最中には全く必要ないことです。
もし間違ったやり方で右足を大きく出していたら
それは注意してもらえるはずです。
より良いダンスをするために必要な動作を
シンプルに伝えているのでそれ自体をやろうと思うことが大事です。
それでうまくいくかはわかりません。
ただうまくいくはずだということです。
もしうまくいかなければ、それは教える人の教え方が悪いということです。
習う立場としてはそれを信じて「右足を多く出す」ことをやればOKです。
ちなみに教える人が悪いというのは
あくまでもそう思って自分は集中してやりましょうということで
できないのを教える人が悪いと言わない方がいいと思います。
(3)なぜそれが必要かを考える
UnsplashのAZGAN MjESHTRIが撮影した写真
最後はこちらです。
教えてもらったことの理由を考えることです。
「なんでそうするんですか?」
確かに気になります。
もし自分ができないことややりたいことがあって
それをテーマにレッスンを受けているなら
なんとなくつながるかもしれません。
ただいつもそうとは限りません。
最初はそうでもレッスンは意外な方向に流れていくものです。
気づいたら内容も種目も変わっていることも
珍しくありません。
個人的な感覚ではそういう時の方がいいことや
本当に大切なことを習えていることが多かった気がします。
まあそれはさておき…
なぜそのことが必要かを考える必要はありません。
だってその先生が必要だと思ったからです。
それにできないことの必要性は
結局話を聞いても理解できることは稀です。
動きが良くなるよとか、綺麗な姿勢で踊れるよなどと
もっともらしい理由はなんとでも言えますが
結局できないことは理解できません。
逆言えばある程度習ったことができれば
自ずとその意味や仕組みもみえてくるということです。
いいからやってみ
UnsplashのGeorge Pagan IIIが撮影した写真
ダンスのレッスンに限らないのかもしれませんが、
新しいことは常に暗闇を進むようなものです。
大学生の時に初めてドラクエをやった(遅い)のですが、
あのようなゲームでダンジョンに入ると最初は周りが見えません。
自分のいるところだけが見えます。
そして一歩進むと先ほどのところと今の所が見えるようになります。
進んで行ったところが増えると見えるところも増えてくる感じです。
つまり見えないから前に進めないでは
いつまでも中に入ることはできません。
もちろんゲームでは松明や魔法を使って
一気に見えるようにすることもできるでしょう。
しかしダンスではそんな魔法はありません。
すくなくとも現時点では。
Youtubeなど情報は増えていても
結局自分ができなことはわからないし
やってみないとできないことは同じです。
ダンスは失敗してもちょっと恥ずかしいくらいで
命に関わるようなことは滅多にないでしょう。
もちろん安全には気をつけますが、
習ったことを信じてやってみるのが
上達するために一番大切なことだと思います。
〜まとめ〜『信じるものは救われる』
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