こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスを初心者さんや未経験者さんでもわかるように
ざっくりと解説するシリーズ。
今回はダンスの種類解説の6回目です。
社交ダンスというのは特定のダンスを指すのではなく
いくつかの種類があります。
その10数種類をまとめて「社交ダンス」と呼ぶので
社交ダンスの中にも音楽の種類がいくつかあるということです。
前半5回は主にボールルームあるいはスタンダードと呼ばれる
グループのダンスについてお話ししました。
今回からはラテン、ラテンアメリカンと呼ばれるダンスについて
お話ししていきます。
今日はチャチャチャについて
わかりやすくお話ししていきます。
チャチャチャの起源は?
チャチャチャは中南米に起源を持つダンスで
後ほど出てくるルンバなどと比較的近い音楽です。
マンボなどが流行っていた時代に
それより少しゆっくりとした軽快なリズムで
音楽、ダンスとして発展しました。
ギロという楽器でチャチャチャとリズムを入れるところから
その名がついたとも言われています。
ギロとはひょうたん型の硬い果実に刻み目をつけて
針金で擦って音を出す楽器です。
これがヨーロッパに伝わり社交ダンスにとり入れられていきました。
チャチャチャの音楽は?
チャチャチャの音楽は4拍子で
1234&とリズムを刻みます。
タン タン タン タタ タン タン タン タタ …
と言った感じです。
この最後の「タタ(4&)」と次の「タン(1)」がつながって聞こえるため
チャチャチャと3個つながったリズムが音楽の特徴です。
音楽は陽気で軽やかな雰囲気のものが多く
楽しく踊ることができると思います。
チャチャチャの踊り方は?
踊り方はまずシャッセという動きが特徴となります。
これは音楽のところでお話しした
「タタ(4&)」と次の「タン(1)」の部分で
横に移動しながらリズムを取ります。
右に動く時は右足横→左足閉じる→右足横となります。
左に動く時は左足横→右足閉じる→左足横となります。
ここは小さめのステップでリズムに乗ることが大事です。
残りの部分は前後やその場でステップすることが多いです。
一番簡単なのはその場で足踏みです。
たとえば左足、右足と足踏みします。
つぎに左足から左にシャッセつまり左足横→右足閉じる→左足横と
動きましょう。
今度は反対に右足、左足と足踏みします。
そしてシャッセを反対向きに踊ります。
これで同じ場所にきました。
あとはこれを繰り返すだけでチャチャチャが踊れています。
注意点はシャッセがタタ タンの部分で踊るので
足踏みは2個目と3個目のタンで踊るということです。
ちょっと最初はスタートが難しいかもしれませんが、
踊れる人に手伝ってもらって踊り始めれば
あとは簡単に踊れると思います。
音楽のカウント(1234)がわかる人は
1234といってから1でまず横に1歩出てから
足踏みを始めるとうまくいくと思います。
まあ経験者に聞いてください。
チャチャチャの特徴は?
特徴は音楽やダンスの名前にもなっている
チャチャチャという部分です。
ここが軽快さを表現していて
踊っていても楽しい部分だと思います。
音楽もリズムがキレ良く演奏されるので
ステップもパパパッと動かすと
雰囲気もあってきます。
ステップができるようになったら
お互いに向かい合って踊ると
さらに楽しいと思います。
〜まとめ〜『チャチャチャはシャッセという横の動きが肝。』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら