こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスを初心者さんや未経験者さんでもわかるように
ざっくりと解説するシリーズ。
今回はダンスの種類解説の４回目です。
社交ダンスというのは特定のダンスを指すのではなく
いくつかの種類があります。
その１０数種類をまとめて「社交ダンス」と呼ぶので
社交ダンスの中にも音楽の種類がいくつかあるということです。
ではサンバについて
わかりやすくお話ししていきます。
サンバの起源は？
サンバはブラジルのサンバカーニバルが起源となるダンスです。
ブラジルでは12/2がサンバの日となっており
この翌日に次のサンバカーニバルの音楽が発表になるそうです。
アフリカ系の人々がもちこんだ
打楽器のみによる音楽がサンバの源流にあります。
その音楽がヨーロッパに伝わり演奏の速さもだいぶ遅くなると共に
踊り方も大きく変わりました。
現在、ブラジルのサンバと社交ダンスのサンバは
全く違うダンスになっています。
サンバの音楽は？
音楽的には２拍子となっていますが、
社交ダンスを踊る上では４拍子と捉えて問題ないとおもます。
前回お話ししたチャチャチャと同じく
明るく軽快な音楽ですが、リズムが少し違います。
少し弾むような音楽で
タッタター タッタターという感じのリズムになります。
また元々打楽器がメインで演奏されていた影響で
多くの打楽器が複雑なリズムをおりなしています。
踊る時もさまざまなリズムの取り方を
その時その時で選びながら踊っていきます。
サンバの踊り方は？
サンバはチャチャチャのように明るく軽快なダンスですが、
一つ大きく違う時があります。
それはバウンスといって上下に動くような
ひざの動きがあります。
バウンスはバウンドと同じ言葉なので
ボールが弾むように軽く上下しながらステップします。
音楽の１２３４に合わせて上下してみましょう。
まずはその場でひざを伸ばして立ちます。
そこから１２３４と言いながら、軽くひざを曲げます。
１でちょっと曲げて伸ばす。
２でちょっと曲げて伸ばす。
これを毎回繰り返してきます。
3〜5cmで十分だと思います。
これでまず音楽の雰囲気を捉えましょう。
そこから次は左右の移動をしてみましょう。
まず両足を開き右足に立っている状態になります。
そこから１で左足に乗って１回バウンス、
２でもう一回バウンスします。
３で右に移動してバウンス、
４でもう一回バウンスです。
左で２回、右で２回。
これで少し移動が加わりました。
最後にもうすこしステップを増やしましょう。
先ほどと同じく両足を開いて右足に立ちます。
１で左足に乗ったら右足を引き寄せてちょっと乗ります。
そして２で素早く左足に体重を戻しましょう。
この時も先ほどのバウンスはしています。
つぎに右足を横に出してバウンスした後左足を引き寄せて
少し乗ります。
そして４で素早く右足に体重を戻してバウンスしましょう。
リズムはタッタター タッタターです。
最初の「タ」で移動し「ッタ」でひきよせてちょっと乗る。
最後の「ター」で素早く体重を戻しバウンスです。
ちょっとリズムの取り方に特徴がありますが、
左右に移動しながらバウンスするのが大切です。
サンバの特徴は？
サンバにはリズムの取り方がとてもたくさんあります。
タッタター タッタター
タタター タタター
タータッタ タータッタ
タッタタッタタッタタッタ
などなど
さまざまな取り方があります。
これにより、キレのある動きや滑らかな動きなど
さまざまなリズムを一つの音楽で表現できる
数少ないダンスだと思います。
もちろんブラジルのサンバで使われるような
バチカダというその場で素早く足踏みするような踊り方も
使われます。
まさに虹のような七色の踊り方があるダンスと言えるでしょう。
〜まとめ〜『サンバはバウンスと言って上下に弾む。』
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