《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》投票に行くことの意義 【あくまでも僕の考えです】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Mick Hauptが撮影した写真

 

先日アメリカのバイデン大統領が

次の選挙に出馬しないことがニュースになりました。

 

今年は世界各地で大きな選挙が続きます。

 

日本でも先日東京都知事選が行われました。

 

結果や予想は他のニュース等をみてもらうこととして

今日は選挙について僕なりにお話しします。

 

選挙=意思表示


Unsplash
Arnaud Jaegersが撮影した写真

 

まず選挙とは何でしょうか?

 

僕が選挙権を得たのは20歳の時だったと思います。

 

今は18歳からだったかもしれません。

 

大学生だった僕はまともに選挙に行ったことはありませんでした。

 

言っても何も変わらないと思っていたからです。

 

今でも若い人の多くの人はそう考えているのではないでしょうか。

 

確かに自分の持っている1票が結果を左右することがある人は

少ないと思います。

 

しかしそれでも投票した方が自分にとってはお得なのだと

ある時に気づきました。

 

いまではどの選挙も欠かさず投票に行っています。

 

どうして僕がそう思うのかをこれからお話しします。

 

 

10人の村で考える


Unsplash
ANHELINA OSAULENKOが撮影した写真

 

まず10人くらいの村で考えてみましょう。

 

次の村長に誰がなるかを決める選挙があったとしましょう。

 

Aさんは農業に力を入れたいと思っています。

 

一方Bさんは漁業に力をれようと考えているとしましょう。

 

ここでは話をわかりやすくするために

村長候補は投票しないこととします。

 

つまり村長候補がAさんとBさんの2人。

 

それ以外の村人が10人ということです。

 

もしあなたが漁業をしているとしたら

当然Bさんに投票するでしょう。

 

農業に従事している人はAさんに入れると思います。

 

これはとても当たり前に感じることでしょう。

 

ただ漁業をしているのが

あなた一人しかいなかったらどうでしょう。

 

10人の村で漁業はあなただけ

残りの9人は農業です。

 

これならもう結果は見えているでしょう。

 

9:1、つまりAさんは90%の支持を受けてAさんが勝利すると思います。

 

だからと言ってもしあなたが投票に行かなかったらどうでしょう。

 

Aさん9票、Bさん0票になるので、100%の賛成でAさんが村長になります。

 

このときAさんの気持ちはどうでしょう。

 

反対(Bさんに投票)が1票でもあったら、自分がなったとはいえ

多少反対票を投じた人のことも考えるのが普通だと思います。

 

それに対して誰も反対しない(棄権はあっても)のであれば

農業推進に全振りで進んでいくことになるでしょう。

 

このように当選者が同じでも、

得票によって人の気持ちが変わることは少し感じていただけるでしょうか。

 

1億人の国で考える


Unsplash
Pedro Lastraが撮影した写真

 

次に規模を大きくしてみましょう。

 

このときは一人というわけではないですが

ある程度年齢によって投票の具合が違ったとします。

 

投票に行く人の割合が以下のようだったとしましょう。

 

年齢     投票率   人数   投票者の割合

18〜30歳 10%   250万人  8%

31〜45歳 20%   500万人  16%

46〜60歳 30%   750万人  24%

61歳〜   70%   1750万人 52%

 

この国の各年代の人数は同じ(2500万人)とします。

 

つまり各世代が同じ人数でも

61歳位以上の人が半分以上ということなるのです。

 

もしあなたが政治家になろうとして

この状態を見たらどうしますか?

 

若い人に頑張ってもらいたいと思っていても

きっと61歳以上の人に受ける政策を考えざるを得ないでしょう。

 

それはそうです。

 

半分以上のひとが61歳以上なのだから

その人に反対されたら絶対に当選できません。

 

実際に若い人が世代的に少なく、高齢になるおど多ければ

この傾向はもっと強くなるでしょう。

 

当選者の内面を変える


Unsplash
Darius Basharが撮影した写真

 

ただ当選者は変えられなくても

当選した人の内面は変わるかもしれません。

 

若い人が棄権した結果順当に当選した時と

その若い世代の人の票が別の候補に多く流れたときでは

当選した人の緊張感が違うはずです。

 

自分の政策で当選したとはいえ、反対の人にも気を遣わなければ

いけないからです。

 

まあそんなことは気にしない人もいるとは思いますが、

ある程度一般的な感覚がある人なら

きっとそうなるでしょう。

 

それを信じても僕はこれからも投票に行きます。

 

意見を言うことも緊張感を生む

UnsplashNational Cancer Instituteが撮影した写真

 

これは選挙だけではありません

 

例えば会議なので上の人のことを聞いて

はいはいとやっていたら組織に緊張感がなくなります。

 

結局人間は自分に得がある方向に動きます。

 

これは当然のことで悪いとは思いません。

 

ただもしそれがおかしいともう時にしっかりと言わないと

だんだん組織、とくに組織の上位にいて力がある人に緊張感がなくなり

自分の得になることだけを考え始めてしまいます。

 

たとえ自分の意見が通らないことがわかっていても

発言や態度(不貞腐れるとかではない)などでしっかりと示すことが

最終的にいろんな意見を尊重できる健全な組織に近づいていくと思います。

 

とくにダンスの世界は師弟関係や審査員の関係で

年配の人の力が大きくなりがちです。

 

だからこそ選手や若い人がしっかりと発言して

組織を牽制していくことが結果的に組織や自分のためにも

いいことになると思います。

 

〜まとめ〜『緊張感は自分で作る』

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