こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
クイックステップのフィガーにクロスシャッセというのがあります。
ブルースか何かに同じ名前のフィガーがあった気がしますが、
ちょっと思い出せません。
クイックの足運びとは違う(関連はあるかもしれないけど)ので
今回はクイックステップについてお話しします。
基本の踊り方
UnsplashのPhotos by Lantyが撮影した写真
これはシャッセ(プログレッシブシャッセ)に続いて踊ることが多いと思います。
シャッセを男性は左足、女性は右足で終わった後から
進めていきましょう。
男性は右足を女性の外側に前進、
ついで左足は前進〜斜め前くらいに出ます。
そこから右足は横に出ましょう。
ここで進行方向をグイッと変える感じの表現があります。
次の左足は斜め前くらいに出て
アウトサイドのナチュラルターンなどに繋げていきましょう。
女性は左足を右後ろくらいに後退し
右足も後ろ〜斜め後ろに出る感じです。
次の左足は横に出て、ここが男性と同じく
進行方向が少し変わる感じになります。
最後にまた右足が後退してナチュラルターンなどに繋げていきましょう。
クロスシャッセの足運びをざっくりお話ししました。
昔はスッと横にずれるような感じ
UnsplashのPeter Herrmannが撮影した写真
このフィガーは結構昔からありました。
僕がダンスを始めた30年くらい前には
プロも学生も使っていたと思います。
この時のカウントはSQQS、あるいはSSQQが多かったです。
SQQSの方がメジャーだった印象がありますが
あまりスウェーはかけずに横にスッとずれるような感じの表現で踊ることが
ほとんどでした。
上半身の動きはタンゴのドラグみたいな感じで
一瞬男女の位置が左右に入れ替わるような感じで
踊っていました。
大きな動きというより
小さい動きでおしゃれに変化をつけるというイメージです。
現在の踊り方
UnsplashのIcons8 Teamが撮影した写真
それに対していまは圧倒的にSSQQの方が多いと思います。
これは素早さというより大きなスウェーチェンジを
表現のメインにしているからだと思います。
男性はシャッセの後右足、左足とほとんど横に動くように前進して
左足の上で大きく右にスウェーします。
そこからその体のバネを使って一気に左スウェーに戻すことで
スピード感と変化の大きさを表現します。
最近はほとんどこの方向性で踊っていると思います。
ちなみにワルツでも同様の表現が使われているので
みたことがある方も多いのではないでしょうか。
未来の踊り方
UnsplashのDrew Beamerが撮影した写真
このクロスシャッセは非常に単純な足運びですが、
過去と現在は踊り方が大きく異なります
これがダンスの楽しいところだと思います。
じゃあこれからはどうなるの?
それは誰にもわかりません。
ただ基本のホールドや足の使い方などはかわりません。
しっかりとベーシックテクニック(ベーシックフィガーではない)を身につけることで
きっとこれから思いもよらない踊り方が出てきても
しっかりと踊ることができるでしょう。
〜まとめ〜『クロスシャッセは大きなスウェーチェンジが魅力(現在は)』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら