こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのFilipp Romanovskiが撮影した写真
社交ダンスのユニフォームであるドレスや燕尾服は
かっこいいだけでなく、踊りをより良く見せるために
できています
とはいえ燕尾服を着ているのに何故かよく踊れない
そんなことは珍しくありません。
僕も以前はよく感じていました。
今日は燕尾服を着ているのに何故が踊りがよく見えない理由3選とその解決方法を
僕なりにお話しします。
理由1|本番だから
UnsplashのRob Simmonsが撮影した写真
まず一番ありがちな理由は「本番だから」です。
本番はいつも練習しているところとは場所が違います。
また周りにいる人も違うし
雰囲気も当然違います。
また自分自身はいつも通りに踊っているつもりでも
力の入り具合や動きも変わってしまうでしょう。
いわゆる本番で緊張してるってやつです。
つまり燕尾服を着ていることとは関係なく
本番という状況からくる緊張感が
なんとなく燕尾服の着心地の悪さのように
感じてしまうのでしょう。
解決方法は難しいですが、
大きく分けて2つ考えられます。
まずひとつは本番を想定して練習しておくことです。
競技会なら自分が踊る種目全部を通したり
予選の時間の長さで踊ることで慣れてくると思います。
またデモンストレーションなら音楽で通して練習するだけでなく
練習する向きを変えて違う景色で踊ることも効果的だと思います。
またどちらの場合も、初めて出る時や慣れていない間は
本番前に衣装を着て踊ることをおすすめします。
衣装が悪いわけではなくても、衣装を着ることで
緊張感が増して踊り方変わってしまうこともよくあります。
衣装にも慣れておくことで
燕尾服を着ても踊りが変わりにくくなると思います。
もうひとつは本番だから緊張するということを受け入れることです。
どんなに練習しても本番は練習と別物です。
むしろしっかりと練習して来たからこそ
本番で結果を出したいと思えるので緊張するのだと思います。
逆に飛び入りジルバ大会など練習していないで本番を迎えるものは
それほど緊張しないでしょう。
ある意味緊張するということは
それだけ真剣に向き合って練習して来た証拠です。
緊張して来たら「おっ?練習の成果が出て来たぞ!」と思うようにしましょう。
理由2|高い襟に慣れていないから
UnsplashのMorgan Rovangが撮影した写真
次は衣装自体の問題です。
燕尾服を着る時は、イカ胸と言って普通のYシャツとは
違うスタンドカラーのシャツを着ます。
スタンドカラーとは文字通り立襟ということです。
その時の流行りなどもありますが、
概ね普段のYシャツより襟は高く感じるでしょう。
とくにTシャツなど襟がない練習技を着ていることが多い人は
かなり首周りが気になるでしょう。
襟の高さが高いと首が伸びていなように感じることが多く
外から見たら普通に綺麗な姿勢なのに
より首を伸ばそうとしてしまうことがあるのです。
体を伸ばすことはいいことですが
骨があるため必要以上に伸ばすことはできません。
そのため過剰に伸ばそうとすることで
結果的にストレスがかかって姿勢が崩れてしまうのでしょう。
これもある意味慣れの問題です。
僕がやった方法はYシャツの襟を立てて練習することです。
普通のYシャツや襟付きのポロシャツなどを着て
その襟と立てて練習するだけです。
こうすることで首周りの違和感に慣れていくのです。
また僕が英国に留学していた時にある先生は
練習の時でも必ずYシャツにネクタイをしろと言っていました。
これは気持ちの問題などもあるでしょうが、
一番は高い襟に少しでも慣れるためと言っていました。
衣装に慣れることもまた練習だということです。
理由3|姿勢が良くなっているから
UnsplashのTerrillo Wallsが撮影した写真
最後は自分の姿勢です。
燕尾服はわりとオーダー、あるいはセミオーダーなど
自分の体型やホールドに合わせて作ります。
とくに肩から腕まわりはラテンやボールルームの女性と比べると
圧倒的に精度が高く合わせていると思います。
そのため体型だけでなく姿勢やホールドと燕尾服があっていないと
着心地が悪くカッコよく見えません。
とくにある程度長く来ている燕尾服は
自分の上達に合っていない可能性もあります。
オーダーで作るというとは
良くも悪くもその時の自分の姿勢やホールドにあっているということです。
そのため姿勢やホールドが改善すると
燕尾服と合わなくなり苦しくなるのです。
また燕尾服に姿勢があってしまうことで
姿勢が崩れることもあると思います。
これも僕の実体験ですが、僕は先天的に
体が後ろに反る癖がありました。
というか今でもあります。
いまは表には出にくくなりましたが
ちょー気をつけているのですよ。
まあそれはいいとして、最初に作った燕尾服は
綺麗姿勢を直してもらいながら作ったとはいえ
後ろに反った状態で合わせていたのです。
数年来ていた時にどうも試合の時に
体が後ろに引っ張られるような気がしていました。
見た目にもそう見えるらしく、よく注意されていたのを覚えています。
もちろん自分が後ろに反っている可能性も高いですが、
燕尾服が反った形になっているため体が崩れるということもあるのです。
先生に燕尾服を作り直してみたらと言われ
新しい燕尾服をつくったらこれが感激
すごくまっすぐに(当時としてはですが)立てて
びっくりした記憶があります。
特に最近は燕尾服自体も進化しているので
最近姿勢がどうも合わないと思う人は
作り直してみるのもいいと思います。
それでも直らない時は…中身の問題でしょう。
燕尾服は結構繊細
UnsplashのAlexander Greyが撮影した写真
ラテンの衣装やボールルームのドレスに比べて
燕尾服は体とのフィット感が結構繊細です。
ダンスは肩から腕のラインが結構重要なので
燕尾服の上着は特に大事です。
最初は他人のものを借りたりしてもいいですが、
ある程度続けるなら自分の燕尾服を作ることを
おすすめします。
最近はメーカーによって10万円台(と言っても高いですが)でも
作ることができるようです。
もちろんハセベのようにもう少し高いところもありますが、
まずは安いところで作ってもいいと思います。
ちなにみに僕はハセベさんにずっとお世話委になっていますが、
値段は安くないですが、燕尾服はとてもいいので
超おすすめです。
とくに競技選手は学生でもたくさん試合に出るなら1回あたりはと考えると
そんなに高くはなりません。
こちらから連絡してみてください!
〜まとめ〜『燕尾服を着て、カッコよく踊ろう!』
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