こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのMarcel Eberleが撮影した写真
スタンダードのホールドは１種類しかありません。
男性の左手と女性の右手を繋いで
男性の右手は女性の背中に、女性の左手は男性の腕の上に置きます。
ラテンのようにいろんな組み方があるわけではないということです。
とはいえカップルの体型や踊り方によって
この組み方も結構違う部分が多くあります。
今日は身長差カップル、とくに男性が大きくて
女性の方が背が低いパターンにおいて
ホールドを組む時に僕がする方法３つを
お話しします。
その１ 身長差は大きめに
UnsplashのMichael Benzが撮影した写真
まずふたりの身長差があるので
それを合わせようとすることは
いい方法ではないともいます。
背の高い人が低くなろうとしたり
背の低い人が高くなろうとすると
無理な姿勢になってしまいやすいからです。
とくに背が高い男性は低くしようとすると
後傾になりやすいと思います。
こうなると自分では低くしているつもりですが、
腕は上がるため女性にとってむしろ高く感じてしまいます。
身長差など気にせず大きく立つことで
結果的に体がまっすぐに起きてくると思います。
こうなると腕、とくに右手は自然に下に来るので
女性にとっても組みやすくなると思います。
その２ 右の胸も前に
スタンダードでは通常左の胸が少し前にあるように立ちます。
これはお互いに自分が左にずれて経っているので
そこに向かって体がスッと伸びている感じがあるからだと思います。
もちろん他にもいろいろあるとは思いますが。
でも男性ならシャツやスーツのポケットは左にあります。
これは軍服の勲章などを見るとわかりますが、
左胸にありますよね。
つまり左側を自慢しながら（？）踊ったということです。
まあ諸説ありですけど…
しかしながら左胸が後ろに引ける、あるいは女性から離れるようになると
スタンダードはあまりいい見栄えにはなりません。
だただからと言って右の胸が後ろにあるわけではありません。
とくに身長差があると男性が右手、右腕で女性を抱えるようになりやすく
それを気をつけるために右側を引いてしまいがちです。
もちろん女性を抱えるのは良くないので
それを修正する段階では右胸を引くのも効果的です。
しかしある程度そのような問題が解決してきたら
右胸もぐっと前に出すようにするといいと思います。
左右両方の胸が女性の頭と自分の左手の間の空間に
グイッと出るようにすることで
その１でお話ししたように背が高くなり後傾にもなりません。
左胸が前というのは
「右胸も前だけど、左胸の方がもっと前」
と考えるのがいいとおもいます。
その３ 肋骨の下に女性入れる
UnsplashのNathan Shippsが撮影した写真
最後はボディのコンタクトです。
身長差があるとお腹や腰といったボディの各部分の高さが違います。
これは部分的に合わせることはできても
全部の部分を合わせることはできません。
それならいっそのこと高さをしっかりとずらして
組んでみるのもいい方法だ音もいます。
男性は背中をしっかりと伸ばすことで
お腹がすこし凹むような感じになります。
お腹を凹ますことをやろうとすると
ちょっと違う感じになってしまうので注意してください。
あくまでも背中を伸ばすと、凹んだ感じになるよねってことです。
この凹みに女性のボディが入ることで
ボディのカーブを与えることができます。
女性から見るとちょうどそり立っている岩壁のようになっているということです。
男性からするとコンタクトする相手から
離れていくような気がするかもしれません。
この組み方ではお互いにボディを寄せるというよりも
男性が女性のボディを吸い寄せるようなイメージになります。
ただこの方法は適している人とそうでない人がいるので
試しにやってみてうまくいかない人は
やらない方がいいと思います。
この方法が向いている人は
・結構身長差がある
・男女ともに（特に男性が）痩せ型
・女性は結構大きなトップラインを作りたい
みたいな人は試してみる価値があると思います。
同じに見えるけどみんな違う
UnsplashのJess Baileyが撮影した写真
スタンダードのホールドはみんな同じように見えますが、
中身のシステムはかなり違います。
そのためどれがいいとは一概に言えません。
iPhoneとAndoroidはどちらがいいか？
うす塩とのり塩はどちらがいいか？
これと同じです。
まあ僕は断然のり塩ですけど。
自分に合ったやり方を探すことで
楽しく自由に踊れる状態に近づくと思います。
〜まとめ〜『崖の下のダンサー』
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