《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《タンゴ》キレを出すにはどうすればいいか? 【なんかできちゃう人もいるけど、できない人はここをチェック】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Marc-Olivier Jodoinが撮影した写真

 

タンゴを踊る時は

キレ良く踊りたい人が多いと思います。

 

僕はタンゴのキレやスピード感がとても苦手で

プロになって10年以上、ずぅ〜っと注意されていました。

 

今も決して得意とは言えませんが、

苦手意識は少なくなりました。

 

ただ苦手だった分いろんなことを習い考えてきたので

キレに関する引き出しの数には自信があります!(←謎)

 

今日はタンゴが苦手な人に贈る

キレ良く踊るためのコツ3選を

僕なりにお話しします。

 

 

 

キレ1 しっかり止まる

 


Unsplash
Nadine Shaabanaが撮影した写真

 

僕もそうでしたが

キレを出そうとして力を入れて速く動こうとしているひとは

なかなかキレが出ません。

 

自分ではキレ良くスピードをつけているつもりですが

最後の形、PPやラインフィガーでブレが出て結果的に遅く見えます。

 

キレがない人がまずやるべきこととして一番いいのは

しっかりと止まることです。

 

リンクで回転した後PPの形でしっかりと止まる。

 

フラつくのはもちろんダメですが、

止まる時に一瞬で止まる気持ちが大事です。

 

スピードを一気に0(ゼロ)にするのです。

 

僕はバランスは崩れにくかったですが、

止まる時にスピードが10→9→8→…1→0みたいに

すぅ〜っと止まっていました。

 

自分ではキレよくと思っていても

バランスを取るために無意識でゆっくりと減速していたのです。

 

そういう表現でやっていればまだいいのですが、

自分では速くやっている感覚でちょっと遅いので

ボヨ〜んとしたボケた印象のリンクになっていたのです。

 

一気に止まるコツはお腹に力を入れることです。

 

大体PPなどは回転を伴うことが多いと思います。

 

そのため止める時に腕ばかりに力が入りやすく

体幹が動いてしまうため止まれなかったり

止まる時に時間がかかってしまうのです。

 

腕に力が入るのは悪いことではありません。

 

それと同時にお腹や脚など全てに力を入れて

一気に止まるようにするとキレが出てくると思います。

 

キレ2 他の部分をゆっくりと踊る

 


Unsplash
Alex Wareが撮影した写真

 

キレを出す動作としてしっかり止まることをお話ししましたが

それでもその前に素早い動作があります。

 

キレは緩急やメリハリという言葉で説明されることもあり

単体で存在するものではありません。

 

キレがない、遅いと言われる人は

スピードを上げようと全ての部分で速い動きをしてしまいます。

 

僕はそうしていました。

 

そのためここぞというところの速さが目立たずに

結局キレがないと言われていました。

 

緩急やメリハリという言葉は難しいですが、

全部速いと全部遅いのと同じ印象を与えてしまうということです。

 

長い目で見れば全部遅いより努力と進歩はあるのですが、

その時のダンスの印象はあまり変わらないという悲しい現実があるのです。

 

自分として「ここはキレがあるぞ!」という場所以外は

割とゆっくりと踊るイメージで踊ってみましょう。

 

そしてキレを出す時は最大限のスピードで踊り一気に止まる。

 

こうするとその部分が相対的に目立ち

キレがある印象を与えることができると思います。

 

キレ3 キレを出す場所を決める

 


Unsplash
Glenn Carstens-Petersが撮影した写真

 

タンゴにおいてキレを出せる部分は

ある程度法則があります。

 

ウォークやロックターンなど

どう考えてもキレのないフィガーや部分はたくさんあります。

 

バリエーションでもファーラウェーウィスクの2歩目や3歩目などは

そんなにいうほどキレはありません。

 

わりと滑らかにスゥ〜っと踊っていくと思います。

 

もちろん超絶上手い人だとウォークでも

なんか切れ味がある人もいます。

 

そういう人は…もう自由にやっちゃってください。

 

ただ僕のようにあまりタンゴが得意でない

というか苦手な人はウォークなどは滑らかに踊ることを意識しましょう。

 

キレが出せない人は大体滑らかに動くのは得意だと思います。

 

そこは自分の長所を生かして滑らかさで勝負です。

 

キレを出しやすいところは次の2つです。

 

・ポジションが変わるところ クローズド⇆PPやセイムフット

 

・ラインフィガー(ピクチャーポーズ)

 

これ以外もありますが、苦手な僕たちは

この2つに絞りましょう。

 

この2箇所を自分が使うルーティーンの中から

ピックアップしてみると意外とキレのある部分が少ないと思います。

 

しっかりと調べたわけではないですが、

今自分の使っているルーティーンでも

感覚的には10%あるかなぁというくらいです。

 

このようにキレのある部分を一回確認すると

全部にスピードをかけて失敗したりせず

疲れることも少なくなると思います。

 

そもそも「キレ」とはなんだ?

 


Unsplash
Jon Parryが撮影した写真

 

そもそも「キレ」の意味がわりとふわっとしているのも

こうなってしまう原因かもしれません。

 

キレという言葉を調べてみると

機敏とかメリハリがある、冴えがあるなど

説明にはあまりキレがありません。

 

「キレがある」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

 

ビールなんかでもコクがあるのにキレがあるとか言いますけど

僕は正直あんまりよくわかりません。

 

後味がすっきりとしているなどと説明されていることが

多いようですが。

 

ここからは僕の個人的な考えですが、

キレは切れだと解釈しています。

 

スピードが一気になくなる。

 

味が一気になくなる。

 

動く方向が急に曲がる。

 

などあるものが突然無くなったり

急に動いたりするような感じ

つまり何かの切れ目がはっきりとしてることだと思っています。

 

変化が徐々に起きればそれは滑らかということになるでしょう。

 

これが僕なりのキレの解釈です。

 

みなさんはキレとはどんなふうに考えて

おどっていますか?

 

よかったらコメントやTwitterで教えてください。

 

〜まとめ〜『キレが苦手な人も身につけられる。』

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