《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《タンゴ》タンゴが苦手な人の傾向と対策 【自分の帰る必要はないが、知ることは大事】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Preillumination SeThが撮影した写真

 

全日本タンゴ苦手協会理事を務めて10年以上になりますが

今でもタンゴが苦手という人は多いと思います。

 

タンゴが苦手だという人の特徴としては

 

・身長が高い

 

・ワルツやスローの方が得意な気がする

 

・力まないように気をつけている

 

などの特徴があると思います。

 

ちなみに僕は全部当てはまります。

 

ただこれは正しいとか間違っているとかではなく

性格のようなものだと思います。

 

そのため変えるとか改善するとかではなく

性格に合った踊り方をするという考え方が必要でしょう。

 

今日はそんなタンゴ苦手要素を

僕なりに研究してみます。

 

(1)身長が高い


Unsplash
Tim Mossholderが撮影した写真

 

まず身長です。

 

これは本人の希望に関係なく決まってしまいます。

 

もちろん身長がそんなに大きくない人からすれば

何言ってんだというのもわかります。

 

ただ背の高い人は高いなりにいろいろデメリットもあるということです。

 

背が高いというのは言い換えれば

背が長いとも言えます。

 

皆さんも想像してほしいともうのですが、

同じ素材なら長い方が曲がりやすいと思います。

 

たとえば木でも鉄でも長くなると

短いときよりしなる感じがするのは想像できるでしょう。

 

僕たちの体も同じです。

 

背が高いからといってその分筋力があるとは限りません。

 

むしろ身長位関係なく年齢などで大体一緒の筋力になるでしょう。

 

つまり長い方が良くも悪くもしなりやすいです。

 

そのためワルツやスローなどの種目では

そのしなりが吉とでますが、タンゴやクイックでは凶と出るのです。

 

とくにタンゴのようにビシッと止まる時は

上半身や腕が止まりにくく揺れてしまうのでしょう。

 

これにより軸のブレが発生しやすいのだと思います。

 

(2)ワルツやスローの方が得意な気がする


Unsplash
Vlad Kutepovが撮影した写真

 

つぎに自分自身を分析した時に

ワルツやスローが得意な気がする人です。

 

こういう人はスイングやライズ&フォールの力を利用するイメージが

わりとしっくりくる人なのでしょう。

 

そのためクイックやウィンナーワルツも頭では理解できると思います。

 

ただタンゴは動き方が全く違うので

うまくいきません。

 

とくにスピード感をダンス方法が全く違うため

速く動こうとすると形が崩れ

滑らかに動こうとすると遅くなるという傾向があります。

 

 確かに滑らかさも大事ですし、大きく移動することも大事です。

 

しかしタンゴのスピード感はそこではない部分にもたくさんあります。

 

そのため動きに無理が出てガタガタしてしまうことが多くあるということです。

 

(3)力まないように気をつけている


Unsplash
Victoria Troninaが撮影した写真

 

最後はこちらです。

 

タンゴが苦手な人は良くも悪くも性格が優しく

言われたことに忠実に踊ろうとする人が多いと思います。

 

とくに初期に習ったことをいつまでも注意しているので

しっかりと身につく反面、もう気をつけなくていい時でもしっかりと守る傾向があります。

 

スタンダードを習うと大体最初の方に

ホールドや腕の力入れすぎるなとか

力まないように柔らかくと習うことが多いです。

 

それはもちろん正しいですが、

タンゴを踊る時にそれが壁になることもよくあります。

 

良くも悪くも一定の力を入れて踊るため

スピードの緩急が起きにくく、だら〜っとした踊りになりやすいです。

 

しかもお互いに踊りやすさで言えばそんなに不満もないので

よりそこから抜け出せなくなることが多いでしょう。

 

もちろんそれはいいことです。

 

そこは自信を持って大丈夫です。

 

その上で一瞬力を入れて素早い動きをすることが

必要になるということです。

 

そうするといままでの技術を活かして

さらにいいタンゴになると思います。

 

己を知る


Unsplash
Henry & Co.が撮影した写真

 

孫子は言いました。

 

彼を知り己をしれば百戦して危うからず

 

彼を知らず己をしれば、一生一負す

 

彼を知らず、己を知らなければ常にあやうし

 

つまり自分を知ることは必須です。

 

自分自身のことがわかれば、少なくとも五分五分の勝率は

得られるということです。

 

己を知らないということは、常に踊れないので

まず自分の特徴を分析して覚えておくことで

すでに半分はうまくいっているということです。

 

タンゴが苦手な方は参考にして見てください。

 

〜まとめ〜『己を知れば道半ば』

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