《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《タンゴ》スピード感やキレがでない人に送ることば3選 【全日本タンゴ苦手協会(JTNA)理事の僕から親入会員の皆様へ】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Ethan Sykesが撮影した写真

 

僕はタンゴが苦手です。

 

今はだいぶ克服したつもりではありますが、

決して得意ではありません。

 

そのおかげというわけではありませんが

全日本タンゴ苦手協会の理事を長年務めることができています。

 

ただうれしいことにここ10年くらいで僕をみた人は

あまりそういう印象がないようです。

 

ただ最初の頃を知っている人は

よくわかると思います。

 

どう頑張ってもスピード感がなく

ノロノロと踊っているように見えてしまう状態でした。

 

今日はタンゴでキレやスピード感がないと言われる人に送る

苦手な僕でもできるスピード感をつけるコツ3選をお話しします。

 

 

その1 基本的にゆっくり踊る


Unsplash
Nick Abramsが撮影した写真

 

タンゴでスピード感がないと言われると

どうしても全体的にスピードを出してしまいます。

 

僕もそうでした。

 

ただ頑張れば頑張るほどスピード感はなくなっていきます。

 

またあまり速くすると音楽にも合わなくなるため

それはそれで問題でした。

 

緩急がないとか言いますが、

その急ばかりを頑張っている感じだったのでしょう。

 

お前のタンゴはトロいと言われていたので

そう思うのもしょうがないですが

緩急の急だけをやってもうまくは行きません。

 

タンゴが苦手な人はわりとワルツやスローは得意なことが多いです。

 

つまりゆっくり動くことは苦手ではないことが多いでしょう。

 

この特技(?)を生かして全体的にゆっくりと踊ってみましょう。

 

本番でいきなりやると失敗したら困るので

まずは練習の時に。

 

動画でも撮ってみてください。

 

意外と遅くないというか

むしろいつもよりキレがあるかもしれません。

 

僕もある時遅い遅いと言われ続け

嫌気が差し適当にダラダラとタンゴを踊りました。

 

そうしたら「今よかった!」と言われて

困惑した記憶があります。

 

今思えばこのときに緩急の緩が作られた結果

急が目立ってよく見えたのだと思います。

 

たしかに人によっては急を作ることで

スピード感を出している人もいます。

 

ただ僕のようにいくらやってもあまりスピードが出ない人は

残念ながらスピードを出す才能がないと思います。

 

しかしスピード感を表現するためには

緩の方をよりゆったりと踊ることで

急がそんなに速くなくてもキレが見えるようになります。

 

大事なことは緩と急の差です。

 

得意な方に注目して踊ることで

もう一歩との差が出てスピード感やキレが出ると思います。

 

その2 止まる動作でスピード感を出す


Unsplash
Vlad Panovが撮影した写真

 

つぎにスピード感を出す場面です。

 

リンクやコントラチェックなどのポーズで

シュッとスピード感を出したい人が多いと思います。

 

このとき動くスピードを速くしようと考える人が

ほとんどでしょう。

 

僕はがっつりそうでした。

 

しかしそのスピードに耐えられずバランスを崩すため

結果的にあまりキレがあるように見えません。

 

スピード感を出すためには

止まる瞬間を意識する方がいいと思います。

 

動くスピードはそこまで出さないで

滑らかに動くことを意識します。

 

そこから止まるのを一瞬で停止します。

 

速度を一気に0(ゼロ)にする感じです。

 

そうするとそこに何故かスピード感やキレが見えてくるのです。

 

これは何故かわかりません。

 

わかる人教えてください。

 

ただ時代劇などの主役も刀捌きにキレがありますが、

振る速さだけでなく、刀を止めるところがピシッと決まります。

 

逆に下っ端の人は切り込んだ後止まらずにすべっとなっている感じがします。

 

もしかしたら共通する部分があるかもしれません。

 

今度里見浩太朗さんに聞いてみます。

 

その3 ある程度あきらめる


Unsplash
engin akyurtが撮影した写真

 

最後は身も蓋もないアドバイスです。

 

僕もそうですが、背が高い人は重心も高いし

同じスタイルなら腕や脚、胴体など全てのパーツが長いです。

 

野球のバットのような棒を振るとわかりますが、

長い棒は止めにくく、短い棒は止めやすいです。

 

つまり体を止めることが背の高い人は

物理的に難しいということです。

 

これは物理なので筋トレをして力をつけるなどある程度解決はできますが、

短い人(背の低い人)との根本的な差は埋めることができません。

 

僕もロンドンである先生に

「君は長いからびよ〜んてなる。ピノは短いからビヨ〜ンってならない。君には無理」

と言われました。

 

ピノのタンゴはとても憧れだったので

そのときはショックでした。

 

でもそれは踊る才能とかそういうことではなく

物理的に無理ということだったのです。

 

ただスピード感の表現はひとつではありません。

 

なので自分にできる動作でやりなさいということだったのでしょう。

 

スピード感を出すのが苦手な人は

ゆっくり動くのが得意なことが多いと思います。

 

滑らかさやゆっくりを利用してタンゴを表現することもできます。

 

使うフィガーやグループ構成を工夫して

自分に合ったスピード感を見つけることも大事です。

 

基本のテクニックは最強


Unsplash
Brooke Cagleが撮影した写真

 

僕が考えたことを書きましたが、

何をするにも基本のテクニックは必要です。

 

まっすぐ立つことや片足に立つこと

組み方やボディトーンなどです。

 

コツは基本の技術があってのものなので

ベースを鍛えることで意外と解決することも多いと思います。

 

基本とコツの両方を気にしてみると

タンゴもキレ良く踊れるようになると思います。

 

〜まとめ〜『スピードを出さないこともスピード感には役立つ』

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