こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのArturo Castaneyraが撮影した写真
社交ダンスの基本はウォークと言って歩く動作からできています。
この動作は普段何気なくやっていますが、
意外と難しというか複雑な動作です。
とくにある程度大きく開いて踊りたくなった時に
バランスがとりにくくなったり姿勢が崩れたりしやすいです。
今日は少し大きく動きた句なってきた人に送る
ウォークのポイントをお話しします。
足だけでは大きく進めない
UnsplashのAlexas_Fotosが撮影した写真
ダンスを習って最初の頃は右足をここに、次は左足をそこにと
足、つまりシューズの部分がどこに行くかが重要です。
これはこれで間違いではないですし
最初の段階では注意点としてもいいと思います。
ステップに少し慣れてきて大きな動きをしたくなってくると
足だけではうまく動けません。
ボディと足の間には脚つまりももやひざ、脛などがあります。
ここの部分の動きが足を出すことに対して
いろいろ影響が出てくるということです。
これは進化の過程で何かが悪いわけではありません。
でも少し新しい考えが必要な段階に来たということです。
脚は股関節につながっている
UnsplashのMathew Schwartzが撮影した写真
脚、つまりももやすねは股関節でボディと繋がっています。
股関節は２箇所ありますが、骨盤にあるので
股関節自体は開いたり閉じたりはしません。
距離が変わらないということです。
よくダンスのレッスンでは股関節を開くという言い方がありますが、
あれは歩幅ではなく足や脚の向きの話だと思います。
つま先を開いたハの字にすることを「股関節を開く」というのだと思います。
それはさておき腰から2本の脚が分かれるので、
足を開いた時は、脚が三角形に開いた状態になります。
多くの人が無意識だとは思いますが、
足だけ、あるいは竹馬のように脚が垂直のまま進んでいる感覚がある気がします。
こうなるとどうしても腰が引っ張られて
バランスが崩れたり、姿勢が崩れたりする原因になると思います。
腰の下で脚全体を三角形に開くイメージで
歩くようにしてみるといいと思います。
二等辺三角形のイメージ
UnsplashのDaniil Silantevが撮影した写真
二等辺三角形という単語を覚えていますか？
頂点から同じ長さの辺が伸びている三角形です。
脚は基本的に同じ長さなので
歩幅に関わらず右脚と左脚で二等辺三角形になるでしょう。
上の頂点が腰です。
これがステップした足にすぐ乗ろうとすると
頂点がずれて二等辺三角形になりません。
これが姿勢やバランスが崩れた状態です。
例えば１mの歩幅で脚を開いた時に
体は50cmつまり真ん中あたりにあるということです。
かなり不安があると思いますが、
その後脚を閉じる時に残り半分は進めます。
序盤で進みすぎないように気をつけると
スムーズに進むことができるでしょう。
Johnnie Walker or Beatles
UnsplashのThimo van Leeuwenが撮影した写真
ジョニーウォーカーというお酒を知っていますか？
ラベルに歩いているおじさん（ジョニー？）が描かれています。
またビートルズのアルバムAbbey Road（アビーロード）にも
4人のメンバーが横断歩道の上であるている写真があります。
どちらも脚が前後に開いて、体が真ん中にまっすぐ立っています。
これがダンスにおいても綺麗なウォークの姿勢です。
とくに私たち日本人は割とこの歩き方が苦手です。
これはカルチャー的な問題だと思います。
悪いというわけではなく文化として歩き方が違うということです。
社交ダンスは西洋のものなので
歩き方から西洋風に変えていくことがポイントです。
〜まとめ〜『欧米か！→そうです。』
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