《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》タンゴのスピード感を出すために 【遅れることで速くなる】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Krys Amonが撮影した写真

 

 

タンゴはキレとスピードのあるかっこいいダンスです。

 

ただこのスピード感を表現するのが

結構難しいと感じる人もいるでしょう。

 

僕はダンスを始めた当初からタンゴのキレがなく

表現も苦手でした。

 

レッスンを受けていてもいろんなことや評価をもらいますが、

タンゴに関してはいつもキレやスピード感がないと

言われ続けてきました。

 

ただ現在は決して得意ではないですが、

あまり苦手に見えないくらいにはなってきたと思います。

 

今日はタンゴのスピード感やキレを出すコツ3選を

僕なりにお話しします。

 

 

背が高い人は苦手なことが多い

 


Unsplash
Nik Shuliahin 💛💙が撮影した写真

 

 

タンゴが好きか嫌いかは別として

背の高い人は一般的にタンゴが苦手な人が多いと思います。

 

これはシンプルに身長が高い、つまり体が長いからです。

 

ゴルフのクラブや野球のバットなどを想像してみて下さい。

 

長い棒と短い棒はどちらがシュッとスピードを出して振ることができるでしょうか。

 

長い棒はわりとゆっくりとしか振れないと思います。

 

短い棒はシュッとキレよくスイングできるでしょう。

 

棒の先端のスピード(ヘッドスピード)は長い方が速いかもしれませんが

振る時の素早さは短い方が出やすいということです。

 

タンゴのスピード感もこれと似ています。

 

そのため背の高い人と低い人だと

背の高い人の方が素早さが出ないため

なんとなく見た目に遅く、鈍臭い印象を与えやすいのだと思います。

 

素早く見せる方法

 


Unsplash
Abolfazl eslamiが撮影した写真

 

 

そう入ってもやはりシュッとキレよく踊りたいと思います。

 

僕もずっとそう思っていろんな先生に習ってきました。

 

1回ロンドンに留学した時も

1ヶ月の間ほとんどタンゴばかり習ったこともあります。

 

そんな中で僕でもある程度できる素早く踊る方法が

いくつかわかりました。

 

ひとつずつご紹介します。

 

(1)あしの動きを速くする

まずはあしの動きの速さです。

 

ダンスではフットスピードなどと言いますが、

足のつき方がワルツなどとは大きく違います。

 

一般的にスイングダンスではボディと足が

割と同じ速度で動きます。

 

もちろん体の下を足が通り抜けるため

実際はあしの移動速度は速いと思います。

 

しかしながらボディの移動とあしのスイングには調和があり

同じ滑らかなイメージの表現になるのが基本です。

 

一方タンゴはあしの動きが音楽のキレに合わせて

表現されると思います。

 

片方の足の動き始めから動き終わりまでが短い時間で

両足が動いていない時間が長い感じです。

 

こうすると一歩一歩がぱっぱっと出ているように見え

キレがある表現になると思います。

 

(2)回転を速くする

つぎは回転です。

 

タンゴにおいて回転のキレも大切な要素です。

 

回転のキレとは回転するスピードです。

 

ただ速く回ると言っても何回転もする

スタンディングスピンなどとは少し違う考えです。

 

例えばピボットで半回転する時を考えましょう。

 

ワルツやスローなら周り始めと周り終わりが

その前後の回転と繋がってなるべく長い時間かけて回るようにします。

 

一方タンゴでは周り始めと周り終わりをなるべく短い時間にして

一瞬で回転を終えるように踊るのがいいと思います。

 

回転量が多いわけではないので

あまり力を入れて回るのはよくないです。

 

それよりなるべく短い時間でシュッと周り「終わる」意識が

いいと思います。

 

(3)目線の向きの変え方

最後は見ている場所、目線です。

 

ワルツやスローでは目線の方向が変わる時に

なるべく切れないようにゆっくり動いていくことが多いと思います。

 

これは顔の向きが変わる時もそうですが、

回転に伴って見ている場所が変わる時も同様にイメージです。

 

タンゴの時はこれとは違いある場所から次の場所に

一瞬で目線を変えるようにします。

 

まず今見ている場所に目線を残して、体が回転し始めます。

 

そしてギリギリまでそこを見ていて最後に次の場所に

パッと目線を移すのです。

 

回る前に次に見るところをある程度想像しておくと

より精度高く目線を決めることができるでしょう。

 

ポイントは遅刻フィーリング 

 


Unsplash
Jordan Whittが撮影した写真

 

 

話は変わりますが、みなさん寝坊や遅刻をしたことはありますか。

 

僕も大学時代は1時間目の授業があるときでも

よく寝坊したりしていました。

 

まず基本として寝坊や遅刻はダメです。

 

ただ早起きした時の方が

最終的にはギリギリになることってないですか。

 

逆に寝坊して焦ってぶわぁ〜って準備してダッシュして行ったら

いつもより早く着いたりとか。

 

この寝坊したら結果的にスピードアップの度合いが半端なく

結果的に素早く動ける現象をタンゴでは応用しています。

 

少なくとも僕は。

 

先ほどお話ししたフットスピード、回転、目線どれを素早くする時も

動き始めのタイミングを遅くするのがポイントです。

 

スピードを出そうと思うと動く速度ばかりに意識が入って

動き始めも速くなる傾向があります。

 

僕はず〜っとそうやって踊っていました。

 

今思えば。

 

しかしそうすると動いている時間が長くなるため遅くなる、

もしくは動き終わりも早くなって時間が余るなど

タイミングがモヤっとしやすい現象が起きてしまいます。

 

遅刻ギリギリまで粘ってシュッと行動するのが

スピード感を出すためのひとつの方法だと思います。

 

〜まとめ〜『チキンレースフィーリング』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

 

 

お問合せご意見、ご感想などはこちら

お問い合わせフォーム

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング