《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ウォーク》いちいち両足を揃える理由とその方法 【なんで歩くだけなのに注意されるのか】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Michał Parzuchowskiが撮影した写真

 

社交ダンスのでは一歩ずつ足を引き寄せて踊ると

習ったことがある人もいらっしゃると思います。

 

とくにカウントがあるわけでもないのに

どうして寄せるのかなと思う人もいるでしょう。

 
今日は足を寄せる理由と、その方法について
僕なりにお話しします。
 

足を引き寄せるのはなぜ?


Unsplash
Nihal Demirci Erenayが撮影した写真

 

スタンダードでもラテンでも足を動かしていく時に

一歩ずつ足を引き寄せるのが基本です。

 

これにはいくつか理由があると思います。

 

(1)完全な体重移動

まず一番理由として重要なのは

体重移動についてです。

 

体の重心、つまり体の重さの中心は腰のあたりにあると言いますが、

実際には腰だけでなく腕や頭そして脚にも重さがあります。

 

そのため一歩の終わり(あるいは始まり)では

完全に片足に乗ることが必要だと思います。

 

もちろんチェックなどでわざと完全に乗らないようにしている場合は別ですが、

足の上の止まる時も通過する時も完全に片足に乗ることは大切です。

 

そのため腰から上だけでなく、動かしている脚も

引き寄せることでより確実に片足に乗ることができると思います。

 

(2)滑らかに見える

たとえば1234と4拍に合わせて4歩歩くとしましょう。

 

このときに足が着地するところだけを考えると

4拍に4つの動作がある状態になります。

 

ここで足を揃える動作を考えると

足の着地と着地の間で行うことになると思います。

 

つまり同じ4拍でも1&2&3&4&と

8個の動作になります。

 

ぱらぱら漫画と同じ原理で表現する形が多いほど

動きは滑らかに見えます。

 

基本的には滑らかに動くことはいいことだと思うので

そのメリットがあると思います。

 

(3)綺麗だよね

最後は見た目です。

 

歩いている姿を見た時に

両足を横に開いたまま、どすどす歩くのと

平均台の上を歩くように足が近くを通っているのと

どちらが綺麗に見えるでしょうか。

 

これは当然なるべく足が近くを通っている方が

綺麗に見えると思います。

 

足が近くを通るということは、一旦足を揃えるということと同じです。

 

そうするとダンス自体も洗練されて見えるということになると思っています。

 

足を引き寄せる方法


Unsplash
Kris Atomicが撮影した写真

 

じゃあ足を一歩ずつ引き寄せて踊ればいいと思っても

意外と難しいことが多いです。

 

スタンダードとラテンでもやり方が違いますが、

今日はスタンダードについてお話ししていきます。

 

ラテンはYoutubeなどを探すとたくさんあると思うので

検索してみてください。

 

スタンダードではひざが曲がっているときと伸びている時があります。

 

ワルツのナチュラルターンの終わりで引き寄せる時などは

ライズしているので揃えるというのはわかりやすいでしょう。

 

注意が必要なのはひざが緩んでいる時です。

 

ひざが曲がっている時は足とひざが同時に揃うわけではありません。

 

とくに前進する時は足を揃えようとすると

ひざが伸びてしまったり、左右に割れてしまったりしやすいです。

 

そのため最初にひざが揃って、その後すね→足と

順番に揃っていきます。

 

足が揃ったときひざはすでに通り過ぎている状態です。

 

後退する時は順番が逆になります。

 

まず足がそろい、その後ひざが揃います。

 

ただ前進の時ほど違和感はないかもしれません。

 

気をつけることは脚が曲がっている時は

揃う時間に差があるということです。

 

 

丁寧に踊ることが身につく


Unsplash
Nikolayが撮影した写真

 

足を揃える意識を少し持つと

丁寧に踊ることが身につきやすいと思います。

 

多くの人がうまくできない場面において

丁寧さが失われていることが多いと思います。

 

もちろん本人はそんなつもりはないと思いますが、

一瞬雑になっていることがあるということです。

 

意識の問題だけで解決するのは難しく

滝に打たれてもなかなか難しいでしょう。

 

そこで足をいちいち揃える習慣をつけると

かなり丁寧に踊ることができやすいと思います。

 

つまり仕組み化するということです。

 

丁寧さ以外もそうですが、

あまりやりたくないけどやらなければいけないことは

習慣化、あるいは仕組み化するのがおすすめです。

 

とくに仕組み化をすると好むと好まざるとやるしかないので

結果的に習慣化につながると思います。

 

足を揃えて踊ることを意識すると

丁寧に踊ることが自然に身につくでしょう。

 

〜まとめ〜『足を揃えるときれいに見える』

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