《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》股関節はダンスのレベルアップに役立つよ 【股関節は英語で”hip joint”ともいうそうです】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。



社交ダンスを習っていると

股関節を使って…みたいな話になることがあると思います。

 

股関節はとても重要で便利な関節ですが

とても難しい関節でもあります。

 

今日は股関節の場所や基本的な使い方を

僕なりにお話しします。

 

 

股関節はどこにある? 



まずは股関節の場所を確認しましょう。

 

腰の前面の左右を差して股関節ということが多いと思います。

 

これは説明として最善は尽くしていますが、

誤解を招きやすい部分もあります。

 

僕もこのように説明されて

股関節のイメージは結構前にあると思っていました。

 

股関節は割と後ろの方にあります。

 

まず股関節を探すためのひとつの方法をご紹介します。

 

腰骨の出っ張りを触ります。

 

左右の端っこにあるベルトが引っかかる部分です。

 

ここから拳ひとつ下の拳ひとつ後ろに

腰骨とは別の出っ張りがあると思います。

 

これが大転子といって

ももの骨の一番上の部分です。

 

ここから腰の中の方に向かって入っていったところに

股関節があります。

 

前から見るといつも指さされるところです。

 

でも結構後ろにあるので、わりとお尻の中にあるくらいの感覚です。

 

まず股関節の位置を確認できると

曲げたり、回転させたりするのが分かりやすくなると思います。

 

股関節はどんな形?



つづいて股関節の形です。

 

通常関節は蝶番のようにパタンと2つに

曲がることが多いと思います。

 

ひじやひざ、指などもほとんどそうだと思います。

 

足首もちょっと構造は違うのですが、

曲がり方としては蝶番と考えていいと思います。

 

これに対して股関節はももの骨の上が丸くなっていて

それがソケットのように骨盤に刺さっています。

 

銀行や役所にあるボールペンみたいな感じです。

 

キャップが台に刺さっていてクルクル回るやつ

わかりますか?

 

あんな感じなので、折れ曲がるのはもちろん回転もできる

マルチな関節になっています。

 

これは股関節と肩の関節の4か所だけです。

 

マルチに動くが故に難しく

でも使いこなすといろんな動きの原動力にもなります。

 

動きの種類を確認しよう



股関節にはダンス的にいくつかの動きがあります。

 

それを役割とともに確認してみます。

 

(1)曲げる(前後方向)

 

股関節の前側を中に入れるように曲げる動作が

一番基本で想像もしやすいと思います。

 

股関節だけを使うとお辞儀をする動作になります。

 

もちろんダンスではお辞儀をしないので

ひざや股関節と一緒に使うことになります。

 

足首やひざを曲げる時に

体を垂直に保つ目的が大きいです。

 

そのため積極的に股関節を動かすというより

柔らかく保ち受身的な使い方になると思います。

 

(2)曲げる(左右方向)

続いて曲げる方向が左右、つまり横方向になる時です。

 

これはスウェーと言って体が横に傾く時に

股関節から横に曲がる動作をします。

 

乗っている足と傾く方向により

外に曲がる時と内に曲がる時があります。

 

とくにスウェーの前半で

内側に股関節が入っていくような方向に曲がるときが

少し難しいので注意しましょう。

 

ナチュラルターンの1歩目から2歩目に移るときなどに使います。

 

(3)回転する

つづいてい回転です。

 

これは足の上に体重がある状態で回すときと

体重がない状態で回す時があります。

 

まず股関節を回転するとは

今回のお話では電球をつける時のような動きということにします。

 

電球をソケットに入れてクルクル回す時に

電球自体の位置は変わりませんが、向きは変わっていきます。

 

あの感じと同じです。

 

体重がない足の股関節を回すときは

客と足の向きが変わるように回転します。

 

これは次のステップの向きを変える時に使います。

 

想像するのはわりと簡単だと思います。

 

もうひとつは体重が乗っている足の股関節を

回す時です。

 

このときは足が床とくっついているので

足自体は回りません。

 

そのかわり股関節から上の胴体が

回転します。

 

右回転左回転どちらもできます。

 

これにより多くのフィガーの回転が

構成されていると思います。

 

股関節を使うのは難しい?

股関節の動きがダンスで回転をする上で

キーになる部分だと思います。

 

この股関節の回転がうまくいかない、あるいは使っていないため

腕や肩などから回転してしまい苦しくなることはよくあります。

 

最初少し難しく感じるかもしれません。

 

僕も習った時に全然できませんでした。

 

しかしどの先生に習った時も

股関節の動きが大事と繰り返し言われました。

 

社交ダンスの動きの中で股関節の動く範囲は

そんなに広くありません。

 

筋力や柔軟性も一般的な範囲で十分です。

 

ただ股関節を使う意識は

普段の10倍、いや100倍くらい必要かもしれません。

 

みなさんも僕と一緒に頑張って覚えていきましょう。

 

〜まとめ〜『股関節はダンスのKEY』

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