こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのAlexander Schimmeckが撮影した写真
スタンダードでもラテンでも社交ダンスは
体を使って踊ります。
体を使うというと小難しい印象があるかもしれませ。
複雑なことではなく、身体の筋肉や関節を
うまく使っていきましょうということです。
とくにあしの使い方に関しては
ポイントも多いです。
今日はそんなあしの使い方の中でも
股関節に関するポイント３選を僕なりにお話しします。
その１ 股関節は横向きについている
UnsplashのBenjamin Klaverが撮影した写真
まず股関節の構造からです。
あしは腰の下に生えています。
これは実際の体もパンツ（ズボン）などを見ても
疑う余地はないでしょう。
しかしながら骨格的には腰、つまり骨盤の下から
足が生えているのではありません。
どちらかというと腰の横から生えている感じです。
ももの骨はL字になっていて
短い横棒が腰の横に刺さっている感じになっているのです。
そのため股関節の動きは蝶番のように曲がるのではなく
時計の針やL字のレンチ（タイヤ交換で使うやつ）のように
1点を中心に回転するような動きになるのです。
そのためこの回転軸がずれていると
あしの振りもぶれてしまうのです。
個人差はありますが、一般的に多くの人が
股関節に対して腰が後ろに位置している状態
つまり腰が弾けている感じなっています。
そのため上から見た時に股関節の回転軸がV字になり
あしの動きがスムーズではなくなるのです。
脚を少し外に回すようにすることで、腰を前に動かします。
この状態を保って脚を振ることで、左右の脚の動きが綺麗になると思います。
その２ 股関節は２個ある
UnsplashのPriscilla Du Preez 🇨🇦が撮影した写真
当たり前ですが、股関節は２個あります。
右の股関節と…左の股関節です。
この股関節はある程度離れています。
そのため右足を前に出す時と左足を前に出す時は
同じ場所にはなりません。
右足の前は右の股関節の前に、
左も同様に左の股関節の前です。
これはスキーを履いて歩いている感じです。
右と左は同じ方向に進みますが、
一直線の上ではないということです。
よく脚はみぞおちから開くという言葉もありますが
さけるチーズのように一点から別れているわけではありません。
かならず右と左がそれぞれスタート地点があるのです。
筋肉もそうですが、意識するのは少し難しいかもしれません。
股関節なら割と距離もあるし、イメージしやすいのでおすすめです。
その３ 回転もできる
UnsplashのAhmad Odehが撮影した写真
最後は股関節の機能です。
今は主にスイングすることをお話ししましたが
股関節は実際は回転にも大きく関与します。
股関節はひざなどと違い蝶番の構造ではありません。
ボールが穴にはまっているような感じで
いろんな方向に動くことができます。
とくに折れ曲がるだけでなく
回転ができることが他の関節と大きく違うとことです。
ダンスで回転をする時に
多くの場合回転のスタートは股関節を使うことが多いです。
股関節がうまく使えないと、上半身に変な捻りが出たりしやすいです。
回転をする時は股関節の高さに、中華料理の回転テーブルがあるイメージをしましょう。
その回転台が水平に回るように股関節を使うことで
上半身が綺麗な形のまま回ることができると思います。
股関節を制するものはダンスを制す…かも
UnsplashのIngo Stillerが撮影した写真
股関節はひざやひじなどに比べてわかりにく関節です。
ぼくも名前は知っていましたが、
ダンスをするまで考えたこともなかったです。
しかし股関節の動きはダンスだけでなく
ほぼ全ての体を動かすもののキーポイントになるでしょう。
これは普段歩いている時でも同じです。
今日は股関節を意識して歩いてみませんか？
きっと新しい気づきがあるでしょう。
〜まとめ〜『股関節はなんかいろいろスゲー』
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