《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《体の使い方》ボディをしっかりさせる方法 【体が潰れる理由と、解決方法】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Joyce Hankinsが撮影した写真

 

社交ダンスを踊る時はボディがしっかりとしていることが大事です。

 

ただこのしっかりというのもなかなか難しく

捉えどころがないのも事実です。

 

今日はこのしっかりとしたボディとは何かについて

僕なりにお話しします。

 

 

内骨格と外骨格


Unsplash
Mathew Schwartzが撮影した写真

 

まず体がしっかりとするための構造について

少し考えてみましょう。

 

ある程度大きい生物の体の作りは大きく分けて3種類あります。

 

(1)軟体動物

(2)外骨格動物

(3)内骨格動物

 

この3種類は僕がいま分けた方法なので

専門的な用語ではないです。

 

軟体動物とはタコなど硬い部分がない動物です。

 

しなやかですが、しっかりとしたボディではなさそうです。

 

次はこの外骨格動物です。

 

外骨格とは外に骨格があるということです。

 

具体的には昆虫のように

外に鎧のような硬い部分があり

それが体の形を支えています。

 

それに対して内骨格とは私たち人間や

多くの動物たちのように体の内側に硬い芯があり

周りが柔らかい組織で包まれている構造です。

 

一見外骨格の方が丈夫に見えますが、

実は昆虫の体をそのまま人間の大きさにしても

動けないそうです。

 

これは大きく成るとそれだけ強い骨格が必要になります。

 

外骨格の場合それが鎧のような外側全体になるので

かなり重くなります。

 

それを支えるために筋肉がたくさん必要になりますが、

筋肉が増えると体重がさらに増えるためさらに外側に丈夫さが必要になるということです。

 

この影響で外骨格だとある程度の大きさ以上には

慣れないといことが計算上わかっているということです。

 

外骨格は確かに丈夫なのですが、

大きな体には向いていないようで

映画のように巨大化はできないということです。

 

だから大きな虫と言っても限度があるということです。

 

それに対して内骨格は一見外に筋肉があるため弱そうですが、

体を支えるという意味ではこちらの方が有利なのです。

 

これはダンスでしっかりとしたボディを作る上でも

かなりヒントになると思います。

 

よく力んではいけないよというアドバスと

ボディをしっかりとしてというアドバイスが両方あると思います。

 

どちらが正しいのかわからなくなる人も多いでしょう。

 

これは力を抜いて軟体動物にになってはいけないけど、

体の外側に力を入れて外骨格にしてしまうと

入っている力ほどは丈夫になることはできません。

 

むしろ運動を阻害してしまうことが多くなるため

力を抜けと言われるのです。

 

 

内側を丈夫にするためにはどうする?


Unsplash
Alora Griffithsが撮影した写真

 

では体の内側を丈夫にするとは

どういうことか考えてみましょう。

 

体の中で一番崩れやすいのは

肋骨と骨盤の間つまり腹腔です。

 

ここは骨が背骨しかありません。

 

背骨は構造上、しなやかにまがるため 

形を維持するためには向いていません。

 

つまり腹腔の形を保つための骨格は

ほとんど無いということです。

 

そのため立っているだけでも重力の影響で

腹腔、とくに前の部分が潰れてしまうのです。

 

これを防ぐためには腹腔自体を固くして

しっかりとした形を保つ必要があります。

 

腹圧を高くする


Unsplash
FitNish Mediaが撮影した写真

 

ただ腹腔自体を直接支える筋肉はありません。

 

そのため腹圧と言って腹腔内の圧力を高めることで

腹腔を丈夫にする必要があります。

 

これはゴムボールに空気をいっぱいに入れると硬くなるのと同じです。

 

普段のボディは空気が中途半端な状態です。

 

このボディを堅くする、つまり腹圧を高めるためには

2つの方法が考えられます。

 

(1)腹腔内に空気を追加する

(2)腹腔を縮めて圧力を高める

 

横隔膜の上には肺があり、息を吸うと空気が入ります。

 

しかし腹腔、つまりお腹の中には空気は入りません。

 

そのため(1)の方法は使うことができないと思います。

 

そこで(2)腹腔自体を縮めることで

圧力を増すということになるでしょう。

 

そのためには腹筋全体に力を入れて

エストを細くするように力を入れます。

 

これはいわゆる腹筋(腹直筋)だけでなく

腹斜筋や腹横筋という普段あまり意識しない筋肉にも

力を入れる必要があります。

 

イメージはコルセットをグッと締める感じです。

 

お腹を引っ込めるだけだと

逆に腹筋全体は緩んでしまうためうまくいきません。

 

これは少し難しいですが、

何度も試して、身につけましょう。

 

体幹が安定するとダンスは軽くなる


Unsplash
Spencer Davisが撮影した写真

 

ボディが揺れてしまうとそれを止めるために

余計な力が必要になります。

 

そのため動きがスムーズにならなくなり結果として

踊りも多くなります。

 

力を入れると動きが悪くなりそうですが、

これはどこになんのために入れるかによります。

 

体幹が安定するように力を入れることで

ボディは足からの力を受けてすぐさま反応するでしょう。

 

結果的に踊りは軽くなり、機敏に踊ることができると思います。

 

〜まとめ〜『腹筋に力を入れたまま踊る』

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