こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのLucas Sankeyが撮影した写真

社交ダンスのレッスンを使うと
送り足が大事という話をよく聞きます。
この理由は大きく2つあります。
ひとつは多くの動作、多分90%を超えるくらいが
なんだかんだ言って送り足からの動作から始まること。
もうひとつは…とりあえずこう言っておけば
レッスンが進むから。
というのは冗談ですが、本当に大切なことのひとつです。
とはいえ「送り足」というのもわかるようでわからない
謎のものというか動作でしょう。
今日は「送り足」あるいは「送る」という動作について
僕なりに別の角度からお話しします。
英語だともっとわからん
UnsplashのTowfiqu barbhuiyaが撮影した写真

大学でダンスを始めた頃から
いろんな先生や先輩にも「送り足を使って」と
言われ続けてきました。
今思ってもそれは確かに大事で確かに正しい。
しかしわかりにくい。
送り足ってなんだ?
使ってってどうやって?
こんな疑問が常に頭にある人は
少なくないでしょう。
僕もその中の一人です。
これは今でも変わりません。
全くわからないとはいいませんが、
これでいいのかなぁ〜…
こんな感じかなぁ〜…
と日々模索中と言って差し支えないでしょう。
これはロンドン留学に行けるようになった時も
同じでした。
というかむしろ加速しました。
英語のレッスンでは
「Use your standing leg.」
などと言われます。
standing(スタンディング)は立っている→体重がある方という意味で
そのまま日本語に訳せば
「体重のある脚を使いなさい」
です。
supporting foot(サポーティングフット)という言い方もありますが、
僕は留学中にあまり聞いたことがありません。
もしかしたら意味が違うのかもしれませんが
とりあえず今回の話に関しては
雑に同じとしてしまっていいでしょう。
体重のある脚を使う。
感想としては「でしょーね」としかないです。
どうやって使うかを教えて欲しいじゃん。
もちろん細かく教えてくれることもたくさんありますが、
なかなか捉え所が難しい部分なのだと思います。
切り口を変えよう
UnsplashのAlonso Reyesが撮影した写真

その中でいろんな人にたくさんのレッスンを受けた結果
いくつかの切り口を教えてもらうことに成功しました。
その中で僕が割とわかりやすかったものを
3つご紹介します。
その1|床を押す
最初は「床を押す」です。
ダンスのレッスンで「床を”オス”」と言った時は
文脈によって2つの場合があります。
ひとつは体重をしっかりと狙った足にかけることで
何かしらの効果を狙う「床を圧す」
もうひとつは床を前後左右に押してその反対方向に移動する
「床を押す」です。
両方とも床を押し(圧し)た反作用で何かをしようとしていることは
共通です。
そのため全く違うことではないのですが、
「圧す」方はちょっとまた話が広がってしまうので
今回は「押す」つまり前後左右に押すこととしましょう。
足の裏(シューズの裏)はある程度滑らないようになっていると思います。
その摩擦を使って床を前後左右に押すことで
その反対に動くことが「送り足を使う」のひとつです。
前に進む時は後ろ方向に、後ろに進む時は前方向に
左右もそれぞれ進みたい方向と反対に押します。
ここで靴が滑らなければ体が押した方向の反対に
進んでいくことができるでしょう。
これが送り足のひとつの切り口です。
みなさんも経験があると思いますが、
靴が古かったり、床の素材などですごく滑る時は
非常に踊りにくいと思います
これは床を押して移動することができないため
そう感じるのです。
つまりあまりにも滑る床が躍りにくく感じるということは
それだけ普段送り足を使えている、
すくなくとも意識はできていると言えるでしょう。
その2|体重が出る
次は体重が足から出るです。
体重とは何かと言われれば
75kgある(←My 体重)や2kg増えたなど
数字で感じることが多いと思います。
ダンスでは何kgあるかは全く重要ではありません。
それよりもどっちの足にどれくらい乗っているかの方が
大切です。
ウォークにおける体重移動の考え方のひとつに
「in→on→out」というものがあります。
体重が足に入って(in)いき、全てが乗った状態(on)を経て
足から出ていく(out)というものです。
体重が乗るところまではわりと意識できると思いますが、
そのあとは次の足に乗ることに意識が向いて
今いる足から出るというoutという感覚は
なかなかない人もいると思います。
確かに今いる足から出る、outするということと
次の足に乗る、inすることは基本同時進行です
しかし今いる足からどの方向に、どれくらいの割合で
どんなスピードで体重を出すかで
動きをコントロールしているのです。
そのため片足にある程度乗れるようになったら
体重が乗った足からどのように体重が出ていくかを考えることが
送り足と捉えることができると思います。
その3|床を動かす
最後は少し難しいですが、床を動かすです。
例えば椅子に座って床にタオルやマットが敷いていあるとしましょう。
このマットを足でずるずると引き寄せたりすることは
そこまで難しいことではありません。
これと同じ感覚を立った状態で行うのです。
動作は全く同じですが、体重が乗っている足で
それを行うことは気持ち的に非常に難しいです。
送り足の「送る」は床を向こうに送り進めると捉えることも
ひとつのアイディアだと思います。
床を動かすについてはこちらで
お話ししていますので、よかったらどうぞ
ちなみにこの記事中の動画にはGっぽい何かが登場するので
苦手は人は文章だけでお楽しみください。
送り足は永遠の課題
UnsplashのAnte Hamersmitが撮影した写真

僕は自分の中でいつもこう考えています。
「足(脚)でできることは、足(脚)で行う」
これは進むことだけでなく、回転や体の傾きなど
全ての動作をまず足(脚)でできないかを常に考えるということです。
もし足(脚)でできるならそちらでやっていただいた方が
上半身をより綺麗な形で踊ることができます。
またどうしても上半身でしかできないことが出てきた時に
できるだけフリーな状態でいることでより自由に踊れる可能性を
とっておきたいというのもあります。
送り足というのはあまりにも広い意味をもっているため
その使い方動かし方も無数にあります。
どんな動作をしたいかを考えると
少し範囲が狭くなり考えやすくなるかもしれません。
〜まとめ〜『送り足を使うはまとめられない』
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