こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
3/2(土)、3/3(日)に幕張にてスーパージャパンカップダンス（以下スーパージャパン）という
大会があります。
この大会は全日本クラスの大きな大会で
日本全国から選手が集まってダンスの技を競い合います。
今日はこのスーパジャパンについて
徒然とお話しします。
スーパージャパンの特徴は？
Unsplashのcharlesdeluvioが撮影した写真
この大会は一年の最初にある大きな大会で
この一年を占う上で重要な大会だと思います。
特徴としてはおおきく２つあります。
ひとつは単科戦であること。
もうひとつはセグエ競技会というものがあることです。
どちらも通常の大会とは少し（あるいはだいぶ）違い
楽しめるポイントがあります。
ひとつずつ見てみましょう。
単科戦は波乱が起きやすい
UnsplashのTim Marshallが撮影した写真
まず通常のダンス競技会はどのように行われるかを
一度軽く復習しておきましょう。
ダンサーは４種目、あるいは５種目全てを踊り
そのすべてのダンスの成績を合計して次の予選や決勝に進んでいきます。
大学の受験に例えると国語、数学、理科、社会すべてのテストの合計点で
合否が決まる感じです。
それに対して単科戦とは国語だけ合格とかがあるということです。
大学受験だと扱いが難しいですが、
ダンスでは得意な種目で決勝に進むチャンスがあるということです。
このスーパージャパンでは準決勝に上がる時から
単科戦になります。
つまり準決勝に進むメンバーは種目によって変わる可能性があるということです…
これは選手にとっても観客にとても
エキサイティングな状態です。
上位２４組まで進めれば1種目でも得意なものがあれば
一点突破できるかもしれないからです。
実際に自分の得意な種目で上がって注目度が上がり
その後準決勝や決勝の常連になっていったくみもたくさんいます。
ただそれは逆に言えば通常の大会なら決勝に残っていた人でも
1種目だけ落ちることもあるということです。
これは上位の選手にとっては、デメリットしかありません。
しかしその緊張感がダンサーの踊りをよくすることもあるでしょう。
このように単科戦では新しいスターが誕生することが
多い感じがします。
セグエは違った側面が見える
UnsplashのMick Hauptが撮影した写真
ではセグエはどうでしょう。
セグエとはショーダンスなどと言われることもあります。
細かいルール等は違うこともありますが、
観客としては同じと思ってもらって間違いありません。
通常の競技会との大きな違いは音楽だと思います。
競技会でかかる音楽は大会の方で選びかけるので
選手は踊る寸前までどんな音楽がかかるかわかりません。
もちろんワルツやチャチャチャなど種目や曲の速さは決まっています。
ただ明るい曲か暗い曲か、歌が入っているかいないかなど
曲の雰囲気などは全くわかりません。
それに対してセグエでは自分で選曲し踊るので
音楽の展開などもあらかじめわかります。
またそれに合わせて振り付けもできるので
より深い表現ができると思います。
通常の競技会が即興の美しさとしたら
セグエは作り込まれた美しさということでしょう。
どちらが素晴らしいとかはないですが、
違う楽しみがあるということです。
そのため作り込みが得意な選手は
通常の競技会とは違う成績をとることもあり
そこがまた楽しみな部分だと思います。
より詳しく知りたい方は『観る専聴く専』
しかしそう入っても競技会ではたくさんの選手が踊るし
見どころもわからないという方もいるかもしれません。
そんな方には観る専や聴く専という解説がある企画をお勧めします。
これは2018年ころから始まった企画です。
観る専は主に社交ダンス初心者や大会観戦未経験者を対象として
会場への入り方から競技会の進み方、ダンスの種類など
０から楽しく観戦できるように説明いたします。
実際に解説者が隣で説明しながら案内しますので
会場内で迷子になることもありません。
途中で館内をめぐる裏方ツアーや
フロアサイドで間近にダンサーを見る時間も予定しています。
聴く専はご自分の席で観戦している間に無線イヤホンを使って
元有名選手の解説で楽しく観戦できる企画です。
今年は3/2プロスタンダードは橋本剛先生、
3/3プロラテンは森田銀河先生の解説を予定しています。
去年までこのフロアで踊っていた限りなく現役に近い方の解説で
いつもより楽しく観戦できること間違いないです。
くわしくは観る専聴く専特設ホームページをご覧ください。
また観る専聴く専公式SNSもあります。
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