《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《基本のテクニック》ライズをする時のコツ3選 【筋力だけじゃない ライズでより楽しく踊る方法をご紹介します】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Alexandre Tsuchiyaが撮影した写真

 

スタンダードのスイングダンスには

ライズと言ってつま先立ちになることがあります。

 

つま先立ちをするので当然立つことが難しくなる面もあります。

 

今日はライズをする時にバランスよく立てるコツ3選を

僕なりにお話しします。

 

 

ライズ1 下に押す


Unsplash
Alora Griffithsが撮影した写真

 

まず一番大事なことは床を下向きに押すことです。

 

ライズは上に上がることなので

上に行こうとしてしまうとうまくできません。

 

大体は肩が上がったり、ひざが伸び切ってしまうだけで

一向に上に上がることはできません。

 

私たちはダンスを踊る時に床の上に立っています。

 

天井から紐に吊るされているわけではないですし

横にハシゴもありません。

 

つまり何をするにも床を使うしかないということです。

 

上に行きたいのに下に押すというと

なんか逆に動いているような感じがするかもしれません。

 

何かを下向きに押すとその何かは

下に動きます。

 

ただもしその何かが固定されていて動かない時は

自分が上に動くのです。

 

これは横向きにして考えるとわかりやすいと思います。

 

たとえば軽い段ボールの箱が床に置いてあるとしましょう。

 

それを横から押すと、段ボールの箱は押した方向に動いていくでしょう。

 

しかし段ボールの代わりに壁だったらどうでしょう。

 

壁は当然固定されているので動きません。

 

そうすると自分が壁を押しても壁は動かないため

同じ力で反対に自分を押してくるような感じになります。

 

もし自分も固定されていればそこで押し合いになります。

 

逆にローラースケートを履いているような状態で

固定されていなければ押している方向の反対に動いていくでしょう。

 

これは作用反作用の法則と言って

物理法則のひとつです。

 

これを90度ぐるっと回すと

ライズになります。

 

床をした向きに押しますが、床は動きません。

 

そのため自分が上に上がるということです。

 

ライズ2 かかとを上げる


Unsplash
Benjamin Wedemeyerが撮影した写真

 

次にライズで上がる部分の話です。

 

結論から言えば全身が上がります。

 

ただ全部が上がると思うと

ライズ1でお話ししたように肩が上がったりしやすいです。

 

ライズで上がる部分はかかとです。

 

もちろんノーフットライズなど踵が上がらない場合もあります。

 

ただ基本的にはかかとが上がるのがライズです。

 

かかとが上がるとすねが上がり

ももが上がり腰が上がり…としたからどんどん押されていきます。

 

そこで最終的に全身が上がるというのがライズです。

 

ライズした時に肩が上がる人や

ひざが伸び切ってしまう人はかかとを上げることを意識するといいと思います。

 

ライズ3 ボディの片方だけを上げる


Unsplash
Christopher Campbellが撮影した写真

 

最後はボディです。

 

これまでの1、2ができた状態で

さらに伸びやかなライズをするためのコツと捉えてください。

 

ライズは通常片足で行います。

 

実際は多少反対の足で支えてしまったりもしますが、

一応書類上は右足か左足でライズすることになっています。

 

右足で床を押すと床から押し返される力は

右半身に伝わります。

 

そのため右足から右肩に向かって

体の右側を通るように力が伝わるのです。

 

そのため体の右側の方がより長く伸びるということになります。

 

ライズが弱い段階や姿勢が安定していない段階では

あまりこのようなことはしない方がいともいます。

 

ただある程度しっかりと立てて、ライズした時にもう少し何かしたいなぁと思ったら

これに挑戦してみるとさらに高く上がるフィーリングを得ることができます。

 

またホールドの傾きも出るので

踊り自体も華やかになると思います。

 

ライズは浮遊感が楽しい


Unsplash
Chermiti Mohamedが撮影した写真

 

ライズがうまくできると

一瞬く宇宙に浮くような感覚を得ることができます。

 

僕も数えるほどしかありませんが

浮いていると感じたことはあります。

 

今でも覚えている一番浮遊感を感じたのは

リチャード・グリーブ先生に習った時のことです。

 

スローのフェザーステップをリチャード先生が女性役で

踊ってもらいました。

 

女性役と言ってもしっかり組むのではなく

僕の両方を掴んでぐい〜って軽く引っ張ってくれただけです。

 

しかしステップやひざの動き、そしてボディの動きのタイミングを押してくれながらなので

自分の体ではないような感覚で空中に離陸していくような感じがしました。

 

 

気持ちのいい風を感じて本当に一瞬空を感じました。

 

しかし次の瞬間薄暗い(すいません)キングストンダンススタジオにいましたが…

 

あの時にフェザーステップを身につけようと

いろいろ試していますが、いまだにできません。

 

一度でもできてその記憶があるということは

諦めなければ出来るかもしれません。

 

可能性は…まあいいでしょう。

 

でもこうやって追い求めることができるのも

リチャード先生のあのフェザーステップがあったからです。

 

感謝しかありません。

 

〜まとめ〜『ライズがあるとより楽しいと考える』

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