こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでもラテンでも
社交ダンスを踊る時は綺麗な姿勢で立つことが大事です。
何をもって綺麗とするかは種目やひとによって
違う部分もあります。
ただまず自分の足の上にまっすぐに立つことは
機能的にも見た目的にも大切なことです。
今日はまっすぐに立つための最初のコツ3選を
僕なりにお話しします。
まっすぐ1→体の中心をつなげる
UnsplashのAnastase Maragosが撮影した写真
まっすぐに立つためにはまず自分の中心を
直線に繋げることが大切です。
このとき左右に対してと前後に対してのまっすぐがあると思います。
左右は比較的わかりやすく、鏡などでもチェックしやすいでしょう。
しかし前後のまっすぐは意外とわかりにくく
ここでミスをしてしまうことはよくあります。
猫背になったりお腹がでたりするのは
前後のまっすぐをうまく作れていない状態ということです。
左右における中心は鼻、みぞおち、おへそなど
比較的わかりやすい目印があります。
これらが両足の間にすべてあれば
まっすぐに立っていると言えるでしょう。
同様に前後における体の中心はどこにあるかを考えることが
どこからみてもまっすぐに立っていることにつながるでしょう。
前後における中心のポイントは
・耳の後ろ(頭の中心)
・肩(上半身の中心)
・股関節(腰の中心)
です。
この3か所を意識すると割とまっすぐに立てると思います。
本来人間の背骨にはS字カーブがあり
すこし前に頭がある状態が普通です。
そのため頭の中心をまっすぐな位置にすると
結構頭を引いた感じなると思います。
まずはここを気をつけていくといいでしょう。
まっすぐ2→→胴体を縦に伸ばす
UnsplashのChristopher Campbellが撮影した写真
綺麗な姿勢で立とうとした時に
体の前側を伸ばしてしまい全体に後ろに傾いている人が多いと思います。
とくにスタンダードの女性は後ろに反っている形を作るため
この失敗に陥りやすい傾向があります。
これはなかなか難しく、本当にまっすぐ直線では
それはそれでイマイチな見た目になるからです。
ただまっすぐ立った状態からカーブを作るのが
大切なのでまずはまっすぐに立ちましょう。
このとき胴体自体を縦に伸ばして
肋骨と骨盤の間を縦に広げるような感覚がいいと思います。
ボディを伸ばすとか言ったりもしますが、
どうしても皮膚、つまり表面が伸びた状態を作ってしまうため
前が伸びれば後ろが縮むという状態になりやすいです。
僕がイメージするのはきついデニムパンツを
脱ごうとしている感じです。
腰は下に置いて体(上半身)を上に抜こうとする感じです。
こうすると腰と肋骨が離れる感じを
掴めるかもしれません。
似た感覚では鉄棒に腕の突っ張りだけで
乗っかっている感じという人もいます。
何か自分でイメージを作ることで
わかると思います。
まっすぐ3→→→床に体重を乗せる
最後は足の裏です。
いろんなことがありますが、
やはり体重が床に乗っていないと体を上に伸ばせません。
実際には何かしらの形で体重は乗っていると思いますが、
意識することが大切です。
足の裏全体が体重で潰れている状態を感じると
体重がしっかりと乗ることができます。
このように体重を利用して床を押すことで
床からの反発を利用することができます。
体を伸ばしたい気持ちがありますが、
床を押し下げるように思うといいかもしれません。
まっすぐ立てれば、なんでもできる
UnsplashのVictor Rodriguezが撮影した写真
まっすぐ立っても面白みもなければ
踊れるわけでもありません。
しかしまっすぐ立つことは全ての動きの
スタート地点でもあります。
まずはまっすぐに立ってそこからさらに立体的な姿勢を作ることが
ダンスを楽しく自由に踊る近道だと思います。
〜まとめ〜『まっすぐ立つということをもう一度考えてみた。』
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