こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスではウォークが大切と
よく言われます。
ウォークはwalkつまり歩くことです。
社交ダンスは歩く動作を基本に作られているということです。
ただ歩いているわけではありませんが、
歩く動作を拡張しているということです。
今日はこの歩くという動作について
ダンスになるとうまくいかないことがあるよねってことを
僕なりにお話しします。
歩くということ
僕たちは地球に来てから1年ほど経つと
自然に歩き始めます。
不思議です。
誰になら腕もなく歩き始めるので
逆に正しい歩き方を知らないまま
大人になってしまいます。
普段は良くてもどういう仕組みで歩いているかわからないので
ダンスに落とし込もうとするとうまくいかないのだと思います。
まず歩くという動作の特徴を
僕なりに考えてみました。
（特徴１）左右の足に交互に体重を乗せる
歩くためには左右の足に体重を乗せなければなりません。
両足に乗っているとどちらの足も出せないので
まず片足に乗る必要があると思います。
例えば右足に乗っているとしましょう。
そうすると左足が自由に動かせると思います。
その状態で左足を次に行きたい場所に
移動させて床に置きます。
次のその左足に体重を乗せることで
右足が自由になります。
そして右足を次の場所に動かす。
これを繰り返すことが
歩くということの特徴のひとつだとおもいます。
（特徴２）足が動いてから体が移動する
次は体重移動のタイミングです。
歩く時は足が先に出てそこに体が動いてきます。
そのため移動のタイミングは
足→体
の順になると思います。
これは前進後退、横全ての場合で同じです。
体が先に進むと倒れてしまうため
足が自由に動かせません。
また床に着くときにドスっと
乗ってしまうので滑らかな動きも作りにくくなります。
もちろんダンスなのでそうではない時もあるかもしれませんが、
歩くという動作の基本としてはこのような特徴があると思います。
（特徴３）足は動いたり止まったり、体はずっと動き続ける
次に体と足の進み具合の違いです。
ステップした足にしっかりと乗ろうとすると
体の動きが途切れてしまう人がいます。
これは意識としては間違っていませんが、
足と体の動き具合の違いを意識すると
より滑らかになると思います。
足は左右別々に動くので
動いたり止まったりします。
右足に立った状態から始めると
左足が動いて地面のつくとしばらくそこで動きません。
つぎに右足が地面についてから
また左足が動き始めます。
体は地面に置かれた左右の足の上に次々とのっていくので
動きは途切れないで進み続けます。
ただ足の移動するスピードより遅くなります。
足のスピードを２とすると、
体のスピードは１になります。
体もスピード２で進むと着地と同時に体が乗るので
反対の足が動くまで体は止まっていなければなりません。
そうなると体は動いたり止まったりを繰り返すため
ガクガクしてしまいます。
体はゆっくりと動き続けるイメージが
滑らかに踊るポイントだと思います。
あえて足の着地に合わせるのもあり
そのなかであえて着地と同時に乗ることで
体の動きを止めることもできます。
ロンデをする時や、タンゴで急に止まる時などは
ステップによっては着地と体重を乗せるのを同時にします。
そうするとズバッとそこに体重が乗るので
ロンデのときに安定したり
急に止まったときにバランスが良く経つことができます。
ダンスはウォークが基本と言っても
ウォークのみで構成されているわけではありません。
ただウォークがわかれば、ウォークでない部分もわかると思います。
〜まとめ〜『普通に歩くとはどういうことなんでしょうか？』
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