《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》ゆっくりと踊るために 【ふわっとした感じをを出すためには、めっちゃ力を入れる】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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ワルツやスローフォックストロットなどのダンスは

ゆっくりと踊ることが大切です。

 

もちろん速いバリエーションもありますが、

基本的にゆったりとした滑らかな動きが

メインになると思います。

 

ただなんとなく速くなってしまう人も

多いと思います。

 

今日はクイックステップやタンゴは結構得意だけど

ワルツやスローが苦手な人に送る

ゆっくりとしたダンスを踊るコツ1つを

僕なりに考えてきたので聞いてください。

 

なんでゆっくりと踊れないのか?

 

タンゴやクイックは割とフィガー自体に

スピードの変化がついているように感じます。

 

例えばタンゴのウォークからリンクでは

ゆっくりなウォークと素早いリンクが

うまくセットになっていると思います。

 

クイックステップでもナチュラルスピンターンなどは

ゆっくりな入り口から素早く足を閉じて

またゆっくりなスピンに入るという流れが

あらかじめ仕込まれているように感じます。

 

ではワルツやスローはどうでしょうか?

 

ワルツは123 123 と同じ長さでおどります。

 

なのでそのまま踊ると単調になりやすいと思います。

 

またスローはSQQとカウントしますが

QQの部分を速く踊るかというとそうではない感じがします。

 

そう思っているうちに全体的にだらだらと

同じ感じで踊ってしまって単調になるのだと思います。

 

この単調な感じがゆっくりというより

ダラダラした感じになりよく踊っていない状態に

なってしまうのでしょう。

 

解決のために→スピードの変化をつける

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ではこの問題を解決するためには

どうしたらいいでしょうか?

 

それはスピードの変化に注目するのが

いいともいます。

 

タンゴやクイックはカウントの変化と

スピードの変化にある程度関連性があります。

 

カウントS(スロー)はゆっくりと踊り

カウントQ(クイック)は素早く踊ります。

 

これは速さが売りのダンス(あるいはフィガー)の場合は

この考え方でうまくいきます。

 

しかしワルツやスローフォックストロットでは

ちょっと考え方を帰ること必要があると思います。

 

それはこのふたつのダンスはゆっくりさが特徴のダンスだからです。

 

まずスローフォックストロットを見てみましょう。

 

カウントはSQQが基本です。

 

しかし動きの特徴としては全体にゆっくりと

とくに後半のQQはゆっくりと踊ることが大事です。

 

これはライズ&フォールによる影響を強く受けるからだと思います。

 

Sの勢いを使ってQQでライズしていき

空中に漂うような感じを出すと

ゆったりとした雰囲気を楽しむことができると思います。

 

ワルツの場合も同じです。

 

カウント的には123は全て同じ長さです。

 

しかしライズ&フォールに注目すれば

1は速く勢いがあり2から3にかけて

上にあがりながら徐々にスピードが落ちていきます。

 

ジェットコースターが線路の端っこまで行って

逆走する時みたいな感じです。

 

こんな感じ

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向こう側の坂で一旦ふわっと止まるところわかりますか。

 

ワルツもこんな感じをイメージすると

ゆったりとした感じを表現できると思います。

 

 

ライズでゆっくりと踊るために

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最後にゆっくりとライズしていくためのコツは

 

”足をゆっくりと寄せる”

 

です。

 

これだけでうまく踊れます。

 

たとえばワルツのナチュラルターンで考えてみましょう。

 

カウント2で足を横についたら

その足でライズをします。

 

そうすると反対の足が寄ってくると思います。

 

このときこの寄ってくる足に力を入れて

床を擦るようにします。

 

そうすると寄せにくくなると思います。

 

この寄せにくい足をカウント2の足がライズする力で

寄せてくる感じです。

 

片足は寄せようとする、反対の足は寄せないようにする。

 

これがゆっくりと寄せるコツです。

 

もし寄せてくる足、男性なら右足、女性なら左足を

寄せようと思っているとだいたい速くなってしまいます。

 

速く閉じてしまうと音楽より早くなるので

両足がそろった状態で待っていなければなりません。

 

そうするとぴょこっとライズして

止まって待つので結果的にゆったり感がなくなるのだと思います。

 

寄せてくる動作自体をゆっくりとすることで

見た目には力が抜けてふわっと上がっていくようになると思います。

 

実際はめっちゃ力入っているけど。

 

スローも同じです。

 

スローの場合は寄せて終わりではないので

タイミングは少し違うかもしれません。

 

でも寄せてくる部分をできるだけゆっくりと踊ることで

ゆったり感を出していくことが大事だと思います。

 

 

こちらのナチュラルターンは

寄せる部分を見るのにとてもいいと思います。

 

youtu.be

 

ドレスを着ているとどうしても華やかな部分に目がいってしまいますが、

このような練習着の動画はみやすくていいです。

 

皆さんもいろいろ探してみてください。

 

ワルツは一番最初に踊る

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スタンダードの競技では背の高い人が

有利な感じがあると思います。

 

それは競技の順番によるところが

ほとんどだと思います。

 

世界中どの競技会でもだいたいワルツから始まります。

 

なのでゆっくりな種目が得意な人が

全体にもいい印象を与えやすいのだと思います。

 

なのでタンゴやクイックが得意な人も

ゆっくりなダンス、特にワルツを磨いていくことで

競技の結果も変わってくると思います。

 

〜まとめ〜『ゆっくり踊るためには、足の引き寄せをゆっくりにする』

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