《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《メンタル》速い種目が苦手な人はやらない動作を決める 【優先順位を決めて、意識を集中しよう】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Aswathy Nが撮影した写真

 

クイックステップを踊る時に

ステップや動作が追いつかない人はいませんか?

 

ゆっくりやればできるんだけど、音楽に合わせると

間に合わないと言った感じです。

 

いずれできるようにはなると思いますが、

なるべく早く楽しく踊りたいでしょう。

 

今日は速い種目やフィガーを踊る時の考え方を

僕なりにお話しします。

 

クイックステップとワルツの違い


Unsplash
Jonathan Cosens Photographyが撮影した写真

 

クイックステップやウィンナーワルツと

ワルツやスローフォックストロットは

同じスイングダンスの仲間です。

 

タンゴも速いですが、踊り方が大きく違うので

今回はちょっと脇に置いておきます。

 

さてこのスイングダンスにおいてライズ&フォールや

フットワークの基本的な決まり事は割と同じです。

 

ですが、クイックやウィンナーワルツになると

動作が追いつかないことも多いでしょう。

 

これは下手だからとかではないと思います。

 

人間の脳で考えられる量は有限です。

 

例えば10秒の間に最大で5個のことを考えられるとしましょう。

 

1.右足を出す 2.つま先から出る 3.姿勢を保つ 4.ロアする 5.左を向く

 

みたいな感じです。

 

もしこの人が5秒の間に考えられることは

何個でしょうか?

 

計算上は2.5個です。

 

つまり2、3個ということです。

 

もし5個のことを考えようとすれば

脳のキャパシティを超えてしまうため

混乱してしまうでしょう。

 

これは筋肉の能力などに関しても同じだと思います。

 

10秒で最大10cmロアできる人は、

5秒では5cmしかロアできないという感じです。

 

このように速くなると当然時間も短くなるため

こなすことができる動作の数も少なくなるということです。

 

まああくまでもイメージ的にですが

 

全ての動作を速くすることは無理


Unsplash
Elisa Venturが撮影した写真

 

これをクイックステップなどの速いダンにおいて

ワルツやスローなどのゆっくりな種目でやっている動作を

全て同じレベルで速く行うことは無理だということになります。

 

ではどうすればいいかというと

大きく分けて2つの選択肢があるでしょう。

 

(1)動作の量を少なくする

(2)動作の数を少なくする

 

順番にお話しします。

 

(1)動作の量を少なくする

まず動作の量です。

 

これは歩幅やライズ&フォール、回転などの量が考えられます。

 

つまり体の筋力や足捌き、体幹の強さなど

身体能力による部分が大きい事柄です。

 

ワルツのナチュラルターンとウィンナーワルツのナチュラルターンでは

時間が半分しかないので歩幅も半分くらいのイメージになります。

 

現実には定規で測ったことがないのでわかりませんが

ある程度小さくなることは待ちがないと思います。

 

上手な人はウィンナワルツでもめっちゃ大きくステップしてると

思う方もいるかもしれません。

 

それは自分と比べて大きいだけで

あの方々はゆっくりなワルツの時ももっと大きな歩幅で踊っていると思います。

 

時間が半分になれば歩幅も半分、上下動も半分になるのが基本です。

 

ただ回転量など譲れない部分もあると思うので

動作ごとに微調整が必要になります。

 

 

(2)動作の数を少なくする

もうひとつは動作の数です。

 

正確にいうと意識して行う動作の数といえます。

 

踊る時は少なからず脳で考えて体の各部分に指令を出しながら踊ります。

 

そのため脳が考えられること以上には

動作することはできません。

 

脳の処理速度は音楽に合わせて速くなるわけではないです。

 

そのためもし速さに追いつかない場合は

考える個数を減らすという手もあるということです。

 

たとえばロアする動作を考えてみましょう。

 

ワルツやスローなどゆっくりなダンスでは

ロアをするときにある程度ゆっくりと踵を下ろします。

 

そのためにはふくらはぎの筋肉の力を微調整する必要があります。

 

ところがウィンナーワルツやクイックでは

時間がありません。

 

かと言ってロア自体をしないのはまずいです。

 

そこでロアする時の微調整を省き

つま先をついたらそのままかかとをぺっとついてしまいましょう。

 

それでも結構音楽に合うと思います。

 

このように省略してもいい動作や意識は

意外とあると思います。

 

何が必要で何が省略できるかを見極めるのは

なかなか難し部分があります。

 

そこは先生などわかる人に聞いてみるのもいいでしょう。

 

その省略してもいい部分を知ることで

他の動作の精度も上がりうまく踊れると思います。

 

だんだん色々できるようになる


Unsplash
Mahdi Dastmardが撮影した写真

 

この省略できることはしなくていいわけではない時もあります。

 

それでも優先順位を考えてまずやることを絞っていくのも

悪いことではないと思います。

 

何回も練習することでだんだん考えなくても

できるようになってくると思います。

 

そうしたら次のことをプラスしていくようにしても

いいのではないかということです。

 

二兎追うものは一兎を得ず

 

これは欲張って2匹同時にうさぎを追いかけて

結局どちらも手に入らないことを示す言葉です。

 

ダンスの時も同じですが、僕は少し解釈が違います。

 

二兎追うけど、一匹ずつ捕まえようというように考えています。

 

同時ではないけどまず手近なやつを捕まえて

そのままそれを離さずに次のやつを追いかけようということです。

 

そうすればどちらも手に入れることができて

楽しく踊れると思います。

 

〜まとめ〜『二兎追う時は計画的に』

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