こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
コツ１ ４本の線で踊る
まず足が進んでいく位置についてです。
スタンダードは体がくっついていて
足の位置もすごく近いのにぶつからないのって
とても不思議だと思います。
これは足が通る道を決めることで
意外と簡単にぶつからなくなります。
向かい合った状態で下を見てみましょう。
この時自分から見て左から１２３４と
４本の道を想像してください。
４車線といったほうがいいかもしれません。
同じ方向で隣り合った４本の道があるイメージです。
１が自分の左足
２は相手の右足
３は自分の右足
４は相手の左足です。
自分は１と３、相手は２と４です。
通常４車線の道路は１２が自分で、３４が対向車となりますが、
ひとつおきになっているちょっと変わった道路です。
少し怖い感じもしますが、
みんながきちっと車線を守れば
じつはぶつからないで前進後退することができます。
アウトサイドやPPになるとこの車線も少し変わりますが、
まず４本の線で踊ることを覚えるといいと思います。
コツ２ いつもちょっとぶつかっている
足がぶつかる人の多くはぶつからないように
すごく気をつけている人が多い印象があります。
そんな方に多いのが
「相手の足に触れる＝足がぶつかる」
と思っている方です。
確かに場面によってはそういうときはあると思います。
ただダンスの時は足が触れていても
必ずしもぶつかっているわけではありません。
スタンダードでは相手の足や自分の足を見ながら
踊ることはできません。
そのため相手の足がどこにあるかを
何か別の方法で感じることが必要です。
鏡で見る？
誰かに見てもらう？
クラウドでなんとかする？
それは自分の足（脚）で触って感じます。
実際は靴同士が触れることは少ないですが、
脚つまりひざやふともものあたりを相手と触れ合うようにすることで
どこに相手の足（シューズ）があるかを推測します。
つまり触れていることはぶつかっているわけではないということです。
これは僕がレッスンをしてきた経験上の話ですが、
ほぼ100%の方が僕の脚と触れたらぶつかっていると思っていたと
言っていました。
僕も最初はそう思っていましたが
触れないようにスタンダードを踊ろうとすると
相手の足がどこにあるかわからないため
腰がひけてさらに相手の足を踏みやすくなります。
ぶつかるのと触れているのは何が違うの？
僕の答えはこれです。
「痛くなければOK」
どうでしょうか？
コツ３ 足を踏んでも死なない
社交ダンスを踊る上で
足がぶつかったり踏んだりしても死ぬことはありません。
大怪我になることも稀でしょう。
ただ自分のパートナーと踊っていても
たまに思いも寄らないくらい激しくぶつかることはあります。
まあそれはもう事故です。
諦めてください。
でもほとんどの場合ちょっとぶつかって痛いくらいで
怪我になることはありません。
また足を踏まれてもすごく痛かったり
シューズが壊れることもありません。
なのであまり気にしないで踊ることをお勧めします。
ぶつかった時は足の位置や出し方に気をつけることは大事です。
でも「やべ〜ぶつかったっ！とりあえずぶつからないように…」
みたいな気持ちで踊るのはあまりいい方法ではありません。
足の位置が遠くなり足同士が触れなくなるので
かえって位置がわからずにとんでもないぶつかり方をすると思います。
ぶつかったらすいませ〜んて言っておしまいでいいと思います。
ダンスの教師は足を踏まれても怒る人はいません。
もちろん踏まれたら痛い時もあるし
ぶつかれば青タンになる時もあります。
ぶつからないほうがいいです。
でもレッスンの中で足を踏まれたりぶつかってきても
怒るわけではありません。
みんな相手の足を踏みながら
少しずつ覚えてきたのです。
みなさんも習う時は踏むことを怖がらずに
また踏まれた時はおおらかな心で「大丈夫よ〜」ということで
みんなが気持ちよく上達していけると思います。
だからってわざと踏んじゃダメよ。
〜まとめ〜『ぶつかることを恐れるとぶつかる。』
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