《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《テクニック》視覚と視線 【目で見る感覚に頼って踊るより、全身で色んな情報を感じよう】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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目、つまり視覚は人間の感覚の中でも

多くの情報を得ることができる器官です。

 

ある先生がレーシック(視力矯正手術)をしたら

匂いや音に鈍感になったと言っていたことがあります。

 

それくらい色んな意味で視覚は情報量が多いということです。

 

しかしそれが時にダンスの邪魔をしてしまう時があります。

 

今日は視覚がダンスの邪魔をする場合と

その解決方法をお話しします。

 

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ダンスは視覚だけで踊るわけではない

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ダンスを踊るときは

視覚だけで相手と通じ合うわけではありません。

 

ラテンならアイコンタクトも利用しますが、

スタンダードにおいては基本的に

視覚を利用してリードやフォローを

行うことはほとんどないと思います。

 

ホールドやボディのコンタクトや

フットワークや脚の動きで

様々な情報を伝え、受け取ります。

 

ところが視覚があるとどうしてもそれに頼るので

そこからの情報にたよって間違った動きをしやすいのです。

 

 

視覚に頼る弊害

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特に間違えやすいのは次の2つです。

 

(1)体の向きと目線の向きの違い

まずスタンダードでは(多くの場合ラテンでも)

体の向きと目線の向きは違うことが多いです。

 

そのため自分の体が向くべき方向に

顔が向いた時点で回転ができたとおもったり

足りないと思って回り過ぎたりしてしまうことがあります。

 

これは男女共通で起こるミスだと思います。

 

顔の向きは体に対して決まり

これから進む方向などとは

直接関係ありません。

 

なので体や足で自分の向いている向きを感じることが大切です。

 

(2)回転の方向や量について

次に回転です。

 

通常右に回転すると視界も右に回ります。

 

これは体と一緒に目線も回るからです。

 

右に向いたから右回転したとは限りません。

 

ここが大事です。

 

逆必ずしも真ならず。

 

体が回転すれば顔も回りますが、

顔が回っても体は回りません。

 

なので右回転しようとして右を向くのは

基本的には間違いです。

 

これは左回転も同様です。

 

また右回転しながら顔が左に回ると

見ている場所はあまり大きく変化しません。

 

これも体の使い方としては普通のことですが、

視覚に頼りすぎるとどちらに回っているかを

勘違いしやすいと思います。

 

視覚以外の感覚を磨く

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視覚に頼ってしまうのは

人間としてやむを得ないと思います。

 

これを改善するためにいい方法は

目を閉じて練習することです。

 

スタンダードでは挑戦するのに

そんなには難しくないと思います。

 

僕には信じられませんが、

ラテンでもできるらしいです。

 

以前かなり上手だと思われる人(名前は不明)が

二人で目を閉じてラテンを踊っていました。

 

理論的にはできると思いますが、

すげ〜のひとことです。

 

しかしスタンダードではホールドが変わらないので

わりとできると思います。

 

まず女性が目を閉じて男性は目を開けたまま

踊ってみてください。

 

女性は少し怖いと思いますが、

ホールドやボディなどを通して相手の動きを感じるしかないので

その部分に対する神経に集中できると思います。

 

男性にとってはかなり踊りやすいと思うので

おすすめです。

 

つぎに男性が目を閉じて女性は開けて踊ってみましょう。

 

男性も目を開けていると

周りの状況に意識が行きやすいので

女性に対するリードやフォローが

疎かになります。

 

男性も女性の動きを感じながら踊る必要があるので

視覚に頼らずにパートナーを感じて

踊ることは重要だと思います。

 

この時はあまり大きく動かずに

周りに人がいない状態で行ってください。

 

また女性は危ないと思ったら

声で知らせることをお勧めします。

 

もし安全ならふたりで目を閉じて踊るのも

いいと思います。

 

とても緊張感があり

ある意味踊りやすいと思います。

 

ただこれは周りに人がいない状態で

できれば友達なのにみてもらった状態で踊ることを

強くお勧めします。

 

視覚に頼らず、視線は活用

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ダンスにおいて視覚は少ない方がいいと思います。

 

それは視覚だけでなく触覚や聴覚、嗅覚…は使わないかもしれませんが

を駆使して踊るといいと思います。

 

そのかわり視線はどんどん活用しましょう。

 

ダンスは何かしらを表現することです。

 

そのために視線を使うことで

より魅力的なダンスになると思います。

 

僕は学生の時に先輩にこう習いました。

 

「目からビームを出せ!」

 

その時は何言ってんだこいつと思いましたが

いまになるととてもいい言葉だと思います。

 

通常目には光が入ることで

周りを見ることができます。

 

逆に目から光は出ません。

 

しかしそのままでは視覚を利用し

視線は利用していないことになると思います。

 

先輩の教えは目線を利用しろということだったのでしょう。

 

みなさんも目からビームを出してください。

 

〜まとめ〜『目からビームはジョビさんの教え。』

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